「こんな家出てってやる!」一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
親とうまくいっていなかったり、毎日の生活に疲れてしまったり。
若くたって、悩みや不満はあります!
むしろ若いからこその悩みもたくさんです!
私も若い頃は何度も家出をしましたし、大人になってからもあります。
「家出したい」という気持ちがあっても、いざ飛び出すとなると、不安や心配事がたくさんでてくるんですよね。
何より必要になってくるのがお金。
でもお金がない!
学生さんであれば、お金を用意するのも一苦労です。
そんな方のために、今回は学生、未成年の方におすすめの家出場所や、必要な持ち物、私の家出経験を踏まえた情報をご紹介いたします。
家出をして泊まる場所は?お金無しの場合はどうする? その1:親戚の家
「お爺ちゃん・お婆ちゃん」「叔母さん・叔父さん」「社会人のいとこ」など、信頼できる親戚の家があるならば、泊めてもらえないか相談してみましょう。
社会人のいとこは、個人的におすすめしたいところです!
私は、いとこのお姉ちゃんに、何度かお世話になっていました。
親身に話を聞いてくれるし、間違っていること対して、親にも私にも怒ってくれました。
怒ってくれる人、というのは、ありがたい存在ですよね。
その意味も含めて未成年の方には、一番頼ってもらいたい場所でもあります。
他にも理由があるのでお話しますね。
メリット
安心・安全なところが最大のメリットです。
夜に外に居座るのはとても危険なので、それを踏まえても、親戚の家にいくのはいい作戦かと思います。
デメリット
親戚の家が遠い場合は、交通費がかかってしまいます。
ですが、電話で相談すれば、迎えに来てもらえるかもしれません。
言うのはタダです。
まずは連絡をしてみましょう。
家出をして泊まる場所は?お金無しの場合はどうする? その2:友達の家
親戚の家がダメだった場合、友達の家を頼ってみましょう。
同級生の家や、卒業した先輩でも構いません。
親しい友達に状況を説明して、友達の許可が取れたら、次に友達のご両親に相談しにいきましょう。
- ご両親がお仕事であまり家にいない場合。
- フランクなご両親の場合。
- 親身に相談に乗ってくれそうなご両親の場合。
この3パターンだと、泊めてくれる確率が高いです。
あとは、幼馴染がいるならば、頼りやすいかもしれませんね。
まずは電話をかけてみましょう。
ちなみに、私のところにも「家出してきた」と、息子の友達が尋ねてきます。
その子のところも、親御さんとの関係性がうまくいってないようで、いつも話を聞いたり、泊めてあげたり、ご両親との仲介に入ったりしています。
それぞれ家庭によって、大変なことがあるんですよね。
自分が大変な思いをしてきただけに、力になりたいと思っています。
同じように思っている人は、他にもたくさんいますので、声をかけてみましょう。
自分と違った意見を聞けたり、サポートしてもらえることもありますよ!
メリット
親戚の家のように、安心で安全です。
そして、相談にも乗ってくれるでしょう。
自分と歳が近いだけに、親身に話を聞いてくれます。
デメリット
これは、メリットでもあり、デメリットでもあるのですが「友達・友達のご両親」は、家出をしたあなたの気持ちも、心配する家族の気持ちもわかる立場です。
家出をした理由があまり深刻でない場合「そろそろ帰ってみたらどう?」などの、声をかけてくれることもあるかもしれませんね。
最初は「なんて冷たいんだ」と思うかもしれません。
でも家出中って、意地を張りすぎて帰るタイミングを失うときもあるので、実はありがたい一言だったりするんですよ。
とくにご両親の意見は、よく聞いてみてくださいね。
家出をして泊まる場所は?お金無しの場合はどうする? その3:お店
多少のお小遣いがあるのであれば、コンビニやファーストフード店などで、飲み物の一本でもいいので買ってから、使わせてもらいましょう。
全くお金をもっていない場合でも、スーパーのイートインコーナーや、ショッピングモールのフードコートなら、お水やお茶も置いてあるので、利用しやすいです。
イートインコーナーで飲食する際は、消費税が10%になりますので、気をつけてくださいね。
※令和元年以降、消費税のシステムが変わりました。
メリット
最近では、コンセントが備え付けてあったりするので、携帯の充電ができます。
これは本当に助かります!
Wi-Fiが使えるところも増えてきましたしね。
そして、冬であれば寒さが。夏であれば暑さ。雨や風も凌げます。
デメリット
正直、寝ることは難しいです。
やはりお店側も、寝泊りされては困るので、寝ているのを発見されたら起こされます。
なにより、22時以降は18歳未満だけでの入店ができないお店があります。
ファミレスやファーストフード店は、あきらめた方がいいでしょう。
22時までのあいだに、時間つぶしで利用するくらいに思ってください。
家出をする理由とは?家出中の心理は?
家出を考えている方、現在進行形でしている方。
その理由は様々です。
- 家族との喧嘩や関係性に疲れてしまった。
- 家の空気が悪すぎてストレスの限界だった。
- 家族に暴力を振るわれた。
- 家族からの言葉に深く傷ついた。
他にもたくさんあると思います。
理由もなしに家出をするということはありません。
なにかしらの理由を抱えているんです。
家を飛び出すなんて、よっぽどのことがあったのかもしれませんね。
では、どんな心境で出て行ったのでしょうか?
理解してもらいたい
本当は家出なんてしたくなかったし、家出した今も、探してほしいと思っています。
それなのに、家を飛び出したのは
と、わかってもらいたい場合です。
これを、心理学では「反動形式」といいます。
感情的な家出はこのパターンが多いです。
(未成年の非行・夫婦喧嘩など)
逃げなければならない
これは、自分の環境から逃げたい場合です。
計画的に家を出ることが多いです。
- 学校でいじめにあっていて、だれにも理解されなかった。または、相談できなかった。
- 虐待されていた。
などの、深刻な理由です。
このような状況まで追い込まれていると、とにかくみつかりたくないはずです。
みつかれば、また元の生活に戻ってしまう。
それは恐怖でしかないからです。
刺激がほしかった
学生って、毎日が同じルーティンで、やりたくもない勉強を頑張ってこなしています。
大人でも嫌になるときありますよね。
学校に行って、部活があればそれもこなし、高校生ならアルバイトもしているかも。
自分の時間を作ることもなかなか難しい日々です。
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