高校生になるとそれまで以上に勉強や部活が忙しくなり、バイトも始めてみたりで夜遅くまで起きていることが多くなってつい朝寝坊してしまうことが増えていませんか?
部活の朝練や試合で普段より早く起きないといけないとなれば、なおさらですよね。
寝坊をして「遅刻だ!」となったとき、まず頭に浮かんでくるのは「なんて言い訳しよう?」ではないでしょうか。
本当なら正直にいったほうがいいのですが、顧問や部員たちの目が気になって正直に「寝坊しました」とはいいづらいですよね。
そこで今回は、正直に寝坊したといいづらいときに使える遅刻の言い訳10選と、遅刻したときはどういう態度をとればいいか、そして、そもそも遅刻をしないためにはどうすればいいかということを紹介していきたいと思います。
部活の遅刻言い訳例文10選! その1:体調不良
言い訳として一番使いやすく、実際に一番よく使われる「体調不良」。
バリエーションもいろいろあって、「途中で吐き気がしてトイレで吐いてました」とか「急にめまいがして途中でしばらく休んでました」と、家を出るのが遅れてしまったり途中で休んでいたというのが言い訳になります。
ただ大げさすぎると、すぐに嘘だとバレたり心配されすぎるということもあるので、適度にリアリティのある体調不良にしておきましょう。
また試合に遅刻した時にこの言い訳してしまうと、心配されて試合に出られなくなってしまう可能性もあるので、試合に遅刻したときには使わないよう注意しましょう。
顧問の性格によっては心配して保護者に連絡を取ることも考えられるので、親にも同じ症状を伝えておくと、より嘘がバレることが少なくなります。
部活の遅刻言い訳例文10選! その2:家庭の事情
自分自身の問題ではなく、家族を遅刻した理由に使います。
家族ではなく、親戚が倒れたと電話がかかってきたので、というパターンもあります。
この言い訳も自分の体調理由と同じく、本当か嘘か顧問には確認できないので言い訳とはバレにくいです。
ただ、こちらも顧問が親や家族の人と連絡が取れる場合だと、何も知らない家族の人に連絡がいってバレるということも起こりうるので、使うときには気をつけましょう。
部活の遅刻言い訳例文10選! その3:交通手段の都合
電車やバスなど公共交通機関で通学している人は、その交通機関が遅れているといえば立派な言い訳になります。
寝坊してしまった日にたまたま通学用の路線が遅延している場合は、言い訳が本当のことになるのでかなりラッキーです。
自分が使用している路線以外が遅延しているときには、「今日は親戚の家から来たので」といえば普段使わない路線の遅延でも言い訳として使うことができます。
試合など大事なときに遅刻をしてしまったときは、この言い訳が一番使いやすい言い訳ですね。
ただ学校によっては遅延証明がないとダメというところもあるので、最寄り駅でもらえるならそれをもらうようにして、乗らない路線を理由にする場合は、ネットでも印刷できるのでそれを利用するようにしましょう。
学校によって遅延証明の必要、不要、ネットから印刷した遅延証明はダメなど、どんな遅延証明が必要か違ったりするので、自分の学校のパターンに合わない場合はあきらめてほかの言い訳を使うか、正直に話すようにしましょう。
また、自転車通学している人は自転車の故障を言い訳に使うことができます。
タイヤがパンクしたりチェーンがはずれたり、という感じですね。
ただしこの言い訳を使ってそのまま自転車で部活まで行く場合、タイヤの空気を抜いたりわざとブレーキを壊したりしておかないとすぐに嘘がバレてしまうので、それが面倒な人は、途中に自転車を置いていくか、家を出る時から徒歩か公共交通機関を使っていくようにしましょう。
部活の遅刻言い訳例文10選! その4:事故に遭遇した
部活に行く途中に事故が起きて、それを見てたとか事故った人を助けていたので遅れたというもの。
これもそこまで大きな事故を言い訳にしなければ、それが本当か嘘か判断できないのでバレにくいです。
ポイントは自分が事故に遭ったわけではなく、近くで事故が起きたからそれに対応していた、ということにしておくこと。
自分が巻き込まれたとなれば顧問がいろいろ連絡したり大ごとになってしまうこともあるので、かなり面倒なことになってしまいます。
実際に起きていない事故をでっちあげるのは気が引けるというのであれば、
と、日常的な小さな事故を言い訳にしましょう。
部活の遅刻言い訳例文10選! その5:警察関係
意外に普段の日常生活でも起こることがあるのが、この警察関係。
とか
など、警察に止められていたということを言い訳にします。
職務質問を受けることはめったにないかもしれませんが、以下のことをしているとタイミングによっては結構警察に止められて注意を受けることがあるので、言い訳としては使いやすいでしょう。
- 自転車に乗りながらイヤフォンをしている
- 信号無視をした
- 自転車に乗りながらスマホいじる
- 右側通行してない、車道を逆走した
- 歩道を走っている
- スピード出しすぎ
- 歩行者にベルを鳴らした
この言い訳も試合のときなんかには、かなり使えます。
電車で会場まで行く場合も、自宅から最寄り駅まで自転車で行ってそのあいだに注意を受けた、といえばばっちりです。
ただ遅刻とは別に、自転車にそんな乗り方をしていたことを怒られるかもしれないので、そこは覚悟しておいてください(笑)
部活の遅刻言い訳例文10選! その6:目覚ましの故障
この他にもスマホのアラームを目覚まし代わりにしている人であれば
という言い訳も使えます。
ただしこの言い訳の場合寝坊したことには変わりがないので、きちんと自分にも非があることを認めて、そこは正直に謝りつつ、それが原因で起きられなかったと伝えるようにしましょう。
多少怒られるかもしれませんが、単なる寝坊よりはマシとして許してくれるかもしれません。
部活の遅刻言い訳例文10選! その7:人助けをしていた
観光客が外国の方でがんばって英語で会話していた、というと、逆に褒められるかもしれません(笑)
ほかにも
など、困った人を助けていたという理由を使いましょう。
ただ、ふつうそう何度もそういう人に遭遇する機会もないので、ここぞ、というときの言い訳に使うようにしましょう。
部活の遅刻言い訳例文10選! その8:探し物をしていた
時間通りに出ようとしたけれど、出かけるのに必要なものが見つからなくて探していた、というものですね。
探すものとしては鍵のほかに、定期券や学校によってはスマホ、目が悪い人は眼鏡やコンタクトレンズなどがあります。
いずれにせよ、それがない状態で出かけるのは無理、とか、かなり困るというものを探していたことにしないと、「部活のほうを優先しろ」と怒られるので、探していたことにするものは注意して考えましょう。
部活の遅刻言い訳例文10選! その9:直接学校に連絡を入れる
これまでの言い訳との複合技で、遅刻してしまう連絡を先に直接学校に入れるというもの。
遅刻確定であれば、すぐに学校へ電話をして言い訳をしましょう。
そのほうが遅れていって直接言い訳をいうより、その言い訳を信じてもらいやすくなります。
また、試合などの大切な日に寝坊してしまい、そのことをどうしても顧問やほかの部員にバレないようにしたいときは、これまで紹介した言い訳を電話で親から学校に伝えてもらいましょう。
親には言い訳がバレてしまいますが、ほかの人に迷惑がかかったり部活の評価に関わることなので、と一生懸命頼み込めば、親も仕方なしで手伝ってくれるはずです。
親からの連絡であれば、たいていの場合、その言い訳を信じてもらえるでしょう。
部活の遅刻言い訳例文10選! その10:正直にいう
ここまでいろいろな言い訳を紹介してきましたが、やっぱり一番は正直に伝えること。
当然その時は怒られますが、正直にいったことに対しては、いい印象を持ってくれるはずです。
実際、どんなにいい言い訳をしても、顧問や教師にはほとんどバレていると考えていいでしょう。
だてに自分たちより社会経験を積んできたわけではありません。
嘘だとわかっていても、たまの遅刻ならわざわざ追及して怒るようなことはしないで、言い訳とわかりながらもそのまま受け入れてくれているんです。
ただ、そうすると「嘘をついた」という印象も残ってしまうことになるので、どうせバレている言い訳をするくらいなら、いっそ素直に謝ってしまいましょう。
正直にいっても普段めったに遅刻しないような人なら、きっとそれほど怒られることはないはずです。
遅刻に気づいたときに、まずあなたがすることは?
遅刻に気づいたとき
普段の練習で遅刻すると気づいたときは「急いで行く」というのでよいのですが、試合など大切な日の場合は、まずは連絡をとる方法がないか考えましょう。
現地集合であればまだいいですが、駅などに集合してみんなで移動する場合、一人の遅刻で全員に迷惑をかけることになります。
まだ友人や先輩、後輩たちが出かけていない時間であれば当人たちに、顧問に直接とることができるのであれば顧問に、ほかに連絡の手段がない場合は学校に連絡をとって顧問や部員たちに伝えてもらうよう頼みましょう。
遅刻したときの態度
寝坊して遅刻してきたのに悪びれもせずふつうに歩いていくと、まったく反省が見られず謝罪する気持ちもないように見られます。
せめて走って登場するようにしましょう。
家から学校や集合場所まで走るのがつらいのであれば、せめて近くからでもいいので走って到着するようにするといいでしょう。
そうして到着したあとは、誠心誠意しっかりと謝ります。
顧問やキャプテンはもちろん、部員全員にしっかり謝るようにしましょう。
事前の連絡で謝っていても、その場でもう一度きちんと謝ることが大切です。
言い訳を先に言いたくなってしまうと思いますが、まずは謝罪をするように!
伝えるときの態度
正直にいう場合でも言い訳する場合でも、遅刻理由は説明しすぎず簡潔に伝えるようにしましょう。
言い訳の場合は特にああだこうだ説明すると、より言い訳ぽくなってしまいます。
ただでさえ遅刻で開始が遅れているのですから、簡潔に伝えてさっさとみんなに合流できるようにしましょう。
遅刻をしないようにするには?
遅刻したときの言い訳を紹介してきましたが、本当であれば遅刻をしないのであればそれに越したことはありません。
とくに大切な試合の日は、絶対に遅刻したくないですよね?
そこで、ここでは自分も実践していたことなど、遅刻しないためにしておいたほうがいいことを紹介していきましょう。
早寝をする
昔は8時間の睡眠がいいといわれていましたが、最近では眠りの周期の3(1.5)の倍数にあわせたほうがいいといわれています。
なので、9時間ぐらい寝られる時間に寝るようにしましょう。
それくらい寝ていれば、目覚ましがなくても自然に目が覚めることもあります。
朝日が顔に当たるように寝る
普段から日の当たる場所を確認しておいて、起きたい時間の少し前に朝日が顔に当たるような場所に枕を持っていくようにします。
親に頼んで起こしてもらう
絶対に起きなければいけないので、と親に起こしてくれるよう頼んでおきましょう。
この場合もいちおうは自分でも起きられるように、ほかの対策はうっておくようにしましょうね。
アラームのスヌーズ機能を利用する
最近の目覚まし時計やスマホのアラームにはスヌーズ機能がついていて、一度止めても指定した時間後にもう一度鳴り出すように設定できます。
これを1分や2分の短い時間に設定しておくことで、二度寝を防げます。
もし何度も止めてしまっても、うるさすぎて家族の誰かが起こしにきてくれます(笑)
ハイテクな目覚まし時計を使う
今ではいろいろな目覚まし時計が売られています。
大音量のものや二度寝防止機能つきなど、おもしろい目覚まし時計もたくさんあるので、それらのどれかを購入してみてはどうでしょうか。
寝ない
もういっそ徹夜をして寝なければ遅刻しません。
ただ起きる時間の寸前で寝落ちしてしまったり、部活や試合で全力を出し切れないなどのデメリットがあるので、なるべくならこの方法は使わないほうがいいでしょう。
まとめ
部活で遅刻した時の言い訳と、遅刻しないための方法を紹介してきました。
部活の遅刻言い訳理由10選
- 体調不良
- 家庭の事情
- 交通機関の都合
- 事故に遭遇した
- 警察関係
- 目覚ましが故障した
- 人助けをしていた
- 探し物をしていた
- 直接学校に連絡を入れる
- 正直にいう
寝坊、二度寝をしないためにこんなことをやってみよう!
- 早寝をする
- 朝日が顔に当たるように寝る
- 親に頼んで起こしてもらう
- アラームのスヌーズ機能を利用する
- ハイテクな目覚ましを使う
- 寝ない
遅刻したときやるべきこと
- 試合などの大切な日の遅刻は、すぐに連絡をとるようにする。
- 登場する際には走って登場し、顧問やキャプテン、部員全員に謝る。
キャプテンや部員に言い訳する場合はまだしも、顧問に言い訳をするときはほとんどの場合嘘だとバレています。
わざわざ裏をとるのも面倒なので何も言わないだけです。
ただ、そうして許してくれるのも、そのときたまたま遅刻をしてしまったから。
常習犯だったら、素直に言おうが言い訳しようが結局怒られます。
そうならないためにも、何もいわず言い訳を受け入れて許してもらえるうちに遅刻癖がつかないように努力するようにしましょう。
それでもつい遅刻をしてしまったというときは、ここで紹介した言い訳を使って精いっぱいの反省と謝罪を伝えてみてください。
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