近年、錦織圭選手や大阪なおみ選手をはじめとした日本人選手がテニス界で大活躍をしていますよね。
それに伴い、テレビで試合を見かけることも増えました。
そんな時、テニスプレイヤーが「カモン!」などと掛け声を出したりしているのを聞いたことはありませんか?
この記事では、そんなカモン!の意味や、どういう場面で使うか、また、カモン以外の掛け声一覧、テニス観戦をする際のマナー、ショット時に特徴的な声を出す有名テニスプレイヤーの動画などをご紹介していきます。
テニスの掛け声の「カモン!」はいつ使う?どういう意味?
テニス選手がよく発する言葉、「カモン!」。
いったいいつ使うのでしょうか。
使われている場面は、ポイントを決めた時です。
意味としては、「よし!」や、そのままの意味で「(ポイントが)来い!」という意味です。
また、特に意味を込めていなくても、自分を鼓舞するためや、冷静にするために言葉を発するときがありますよね。
そういう時にも「カモン!」は使われています。
有名な大阪なおみ選手も、試合中に点が入った時に力強く「カモン!」と言っています。
【ハイライト】大坂なおみ vs ココ・ガウフ/全米オープンテニス2019 3回戦【WOWOW】
テニスの試合中、練習中、パートナーに使う掛け声一覧!
では、「カモン!」以外に、テニスではどんな掛け声があるのでしょうか。
ご紹介していきます。
味方への掛け声の場合
良いプレーをし、得点を入れた選手には、
- ナイッショー(ット)! =ナイスショット
- ナイッサー(ブ)! =ナイスサーブ
- ナイスボレー!
味方が見送った球がぎりぎりアウトだった時は、
- ナイスウォッチ!
到底捕れそうに無い球に追いつき、切り返した時は、
- ナイスキャー(ッチ)!=ナイスキャッチ
長く果てしないラリー戦を制した時は、
- ナイスラリー!
得点出来なかった場合でも、頭にドンマイをつけて使用したりもします
味方の打球が僅かにアウトだった時は、
- ジャスト、ジャスト!
- ワンボー(ル)、ワンボー(ル)!=ワンボール
ドンマイの類義語で、「惜しい惜しい、プレー自体は問題無いよ!」の意味で使われます。
先行した時は、
- 先リード!
- 先行―!
ダブルスで、味方選手が自分のプレーの失敗をカバーしてくれた時は、
- ナイスカバー!
選手を鼓舞し、点を入れていこうという時には、
- 1本先―!
- 1本集中―!
点を入れられてしまった後は、
- 1本挽回―!
- 1本ずつ挽回―!
- 挽回―!
色々な掛け声がありますね。
場面によってうまく使い分けて、味方選手を応援してあげて下さい。
テニスの応援は静かにするのがマナー?応援時の掛け声は?
テニスの応援というと、なんだか決まり事がたくさんありそうで、敷居が高いですよね。
でも、意外と声を出して応援のも、サンドイッチやアルコールなどを片手に観戦するのも大丈夫です。
ただし、最低限のマナーはありますので、ご紹介していきます。
まず、観戦時の応援の仕方についてです。
まず、ヤジなどは絶対にしてはいけません。
ナイスプレーには、応援している選手だなくても、拍手を送ってください。
上記で紹介したように、「ナイスショット!」「カモン!」など声をかけても大丈夫です。
また、負けている時こそ、ポジティブな応援をしてあげて下さい。
選手への応援したい気持ちが強いと、失点やミスに、ついタメ息がこぼれてしまうことがあります。
思わず出てしまうタメ息ですから、絶対にダメというわけではありませんが、そのタメ息は選手にも聞こえています。
そういった時こそ、
「次、次!」「挽回!」「ドンマイ!」
など、選手を鼓舞し、次のポイントをとれるような掛け声をしてあげて下さい。
また、マナーで心掛けたいのは、ラリー中の選手の集中を乱す行為をしないということです。
そのため、ラリー中は席の移動を控えましょう。
席を探したり、他のコートへ移動したりと動くのは、チェンジエンド時のゲーム間に行ってください。
自分の席へ向かっている間に、選手のプレーが始まってしまったときは、空いている近くの席に座って下さい。
審判が「お近くの席にお座りください」と促すこともあるので、急いで移動するのではなく、アナウンスに従いましょう。
また、カメラのフラッシュも選手のプレーの妨げになるのでしてはいけません。
プレー中の写真を撮影する場合は、シャッター音を消し、フラッシュ機能をオフにしましょう。
携帯電話もマナーモードにして、余計な音をたてないようにしましょう。
ちなみに、写真を撮影するのはOKですが、動画はNGなので注意して下さい。
また、三脚を持ち込むのは、通路を妨げるなどの理由もあり、禁止されています。
邪魔にならない一脚は持ち込めます。
また、自撮り棒は、テニス界では禁止の方向に着ているようなので、自粛しましょう。
テニスのショット時の声!特徴的な選手はこの選手!
テニスのショット時に声を出したりする選手がいますよね。
あれにはどんな意味があるのでしょうか。
力を込めてボールを打つときに、力みすぎないように声をだしたりします。
また、逆に力を込めるために声を出す選手もいます。
声を出し、自分のリズムを作り出す効果もあるそうです。
集中力を高めたり、勢いを作るためにも行います。
選手によって使い方は様々ですが、声を出すことにはしっかりとした意味があるのがわかります。
声を出すことで有名な選手は、男子選手では、
- ノバク・ジョコビッチ
- ラファエル・ナダル
女子選手では、
- マリア・シャラポワ
- セレナ・ウイリアムズ
- モニカ・ニクレスク
- ビクトリア・アザレンカ
- アリーナ・サバレンカ
などがいます。
ここで、有名な選手のショット時の声の動画を紹介します。
マリア・シャラポワ
シャラポワ 全仏オープン 絶叫 2014/6/1 ハイライト
ノバク・ジョコビッチvsラファエル・ナダル
【再出発の戦士!!】ナダル vs ジョコビッチ マドリードオープン2017 準決勝
セレナ・ウイリアムズ
セレナ・ウイリアムズ、絶対女王が魅せた技と力の2ショット/4回戦 全米オープンテニス2019【WOWOW】
想像しているよりも絶叫したりしていて、すごい気迫ですよね。
まとめ
ここまで、テニスの掛け声や観戦マナーについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
以下に簡単にまとめておきます。
- テニスの掛け声の「カモン!」は、ポイントを決めた時によく使われる
- テニスの試合中に使う掛け声一覧
- テニス観戦時の最低限のマナー
- ショット時に声が出る有名選手と、その意味
テニスを見ていると、こちらも力が入って声が出てしまいますよね。
ぜひ観戦などに行かれた際は、その声を大きく出したり、選手を応援する声を発したりして、選手を鼓舞してあげて下さい。
この選手はこういう状態の時に声を出しがちだ、などマニアックな見方をするのも面白いです。
テレビなどでぜひ試合を見て楽しんでください!
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