園生活のなかでも子供たちが楽しみしている親子遠足。
大好きな親、先生、お友達と一緒にいられる楽しいイベントです。
ですが、園側は準備に大忙し!
遠足前後の挨拶は、保護者もいらっしゃるだけに、どんな内容にするか悩んでしまいます。
せっかく子供たちがワクワクしてくれている遠足なので、そんなお悩みも解消して楽しくいきましょう!
というわけで今回は、挨拶の例文や、気を付けるべきこと、子供も保護者も楽しめるバスレクなどをご紹介していきます。
とはいっても、私は保育士経験がないので、保護者目線になってしまいます。
それはそれで新発見があるかもしれませんので、自分が感じたことを織り交ぜながらお話しますね。
親子遠足での挨拶例文!はじめの挨拶と終わりの挨拶!
はじめの挨拶
みなさん、おはようございまーす!上手にご挨拶ができましたね。
今日は、みんながとーっても楽しみにしていた親子遠足の日です。
背中にある大きなリュックの中にはなにがはいってるのかなー?
そうだね、お弁当だよね。
先生も大きなお弁当を持ってきました(笑)
お友達、お父さんお母さんと食べるのが楽しみですね。
今日は、いつもと違った場所でワクワクしながら、お外でたくさん遊んでいきましょう。
保護者の皆様。
本日はお忙しい中、お時間を作ってくださりありがとうございます。
お天気にも恵まれて、遠足日和となりました。
子供たちも、ずっと楽しみにしてきた行事です。
普段なかなか保護者様同士でお話する機会もとれないかと思いますので、交流のきっかけになればと思っております。
どうぞ、事故や怪我にはくれぐれも気を付けて、子供たちの思い出に残る一日になるように一緒に遊んで、会話して楽しんでいってくださいね。
おわりの挨拶
みなさん、今日は楽しかったですか?楽しかったひとー?
先生もとっても楽しかったです。
みんながニコニコ笑顔になっているところをたくさん見られました。
お父さんやお母さんと一緒にいられて嬉しかったですよね。
みんなのカラフルでかわいいお弁当もとっても素敵でしたね。
今日は、おうちに帰ったら、おふろにはいって、ゆっくり休んでくださいね。
また園で元気なみんなに会えるのを楽しみにしています。
保護者の皆様、本日はありがとうございました。
たくさんご協力いただいたことで、無事に親子遠足を終えることができました。
子供たちが遊んでいる姿が本当に嬉しそうで、やはりお父様お母様に勝るものはないんだなと、改めて思いました。
今後も保育園での生活がよりよいものになるよう、保育士一同、精進してまいりますのでご協力のほど、よろしくお願いいたします。
長くなりましたが、終わりの挨拶とさせていただきます。
本日は本当にありがとうございました。
どうか、お気をつけてお帰りください。
POINT
はじめの挨拶、おわりの挨拶のどちらも、長すぎると子供たちが飽きてしまうので子供に話しかけるときは「質問を投げかけるように」したり「楽しいこと」を連想させるようにしましょう。
そのテクニックは私がお話するまでもなく、プロである保育士さんのほうがわかっていらっしゃることと思いますので、普段のように子供たちを惹きつけてあげてくださいね。
保護者の方への挨拶は、難しく考えてしまいがちですが、せっかく楽しい気持ちでいらっしゃっているので、堅苦しいものではなく、手短にラフなものでいいかと思います。
私も子供が3人いて、親子遠足は2回経験していますが、先生の挨拶が長いのも、堅苦しいのも正直苦手です(笑)
フレンドリーな雰囲気で楽しく話したほうが、保護者は意外とウケがいいですし、子供たちもそのほうが飽きないですよ!
親子遠足の目的は?気を付けるべきことは?当日の対応と必須の持ち物!
親子遠足の目的ってなに?
子供たちにとっては、ご褒美のようなイベントですよね。
遠足というだけでも嬉しいのに、大好きなパパやママ、お友達と一緒!という特別感があります。
ですが、親子遠足の主な目的は、保護者のためでもあるのかなと思うんです。
普段は、忙しくてなかなか他の保護者と交流を図る機会がありません。
送りの時間は仕事前でバタバタしますし、お迎えも夕飯やお風呂の支度が迫っていていつも時間との戦い。
そんな保護者の方々が親子遠足を通して、自分の子供はもちろんのこと、他の保護者、クラスの子供たちと交流できる絶好の機会です。
私も保護者参加型のイベントがすごく楽しみでした。
人見知りなので、他のママたちとお話するのは苦手ではありましたが(笑)
それでも楽しみだと思えたのは、子供がお友達とどんな風に遊んでいるのか。
先生とどんな風に接していて、安心して通えているのか。
クラスの子たちはどんな子たちなのか。などなど、いろんな面を見ることができるからです。
かわいい園児たちとお話しするのはなかなか楽しいですし、癒されます!
特に先生が子供たちに話しかけている姿は、すごく勉強になるんです。
なので、親子遠足もとても大事な行事のひとつなんですね。
気を付けるべきこと
楽しい遠足ですが、保育士さんは子供たちを見ながら普段とは違う環境にいくので、なかなか大変かと思います。
なかでも気を付けなければいけないのは「子供たちのテンションがいつもとは違う」ということです。
いつもはいないパパやママがいる!お友達とちょっと遠出ができる!お弁当!
いろんな条件が合わさって、子供たちはうれしい!たのしい!が入り混じったハイテンションになりますよね。
普段きちんと先生の話を聞いてくれるような子でも、聞けなくなったりもしますので注意が必要です。
保護者も、保護者同士の会話で盛り上がって、子供たちに目が届かずに迷子になってしまった!という例もあります。
「保護者がいるから大丈夫」という認識は捨てましょう。
必ず人数確認をする。
子供たちから目を離さないようにする。
など、保育士同士で徹底していきましょう。
当日に持っていくべき持ち物
- 救急セット
- 子供の名簿 (人数確認)
- 保護者の連絡先 (緊急時にすぐ連絡できるように)
- 子供の着替え
最低限これだけは用意するべきです。
そのほかにも学年によって必要なものがあるかと思いますので、しっかり話し合っておくと安心です。
バス内でレクリエーションをする目的は?保護者と一緒に楽しめるものは?
遠足に向かう際の定番、レクリエーション。
そもそもなぜレクリエーションが必要なのかをいま一度把握しておきましょう。
- 現地まで安全に移動するため
- 子供たちが楽しく過ごすため
- 保護者が子供たち、他の保護者達と交流する機会を作るため
主な目的はこの3つです。
子供たちは遠足というだけでもワクワクしているのに、バス!ママパパと一緒!というトリプルワクワクなわけです。
やんちゃな子はもちろん、普段はおとなしい子であっても、ちょっと羽目を外してしまうことが想定されます。
また、目的地が近ければまだいいのですが、少し距離がある場合は、長時間おりこうに座っていることが難しいお年頃。
そんな子供たちがきちんと座っていられるように、楽しいレクをしましょう。
保護者の方々も、子供たちと接する機会が多ければ嬉しいですし、退屈しないですものね。
というわけで、おすすめのバスレクをご紹介しますね。
私が「これはたのしかったなぁ」と感じたものメインでご紹介するので、偏ってしまうかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。
①この子はだーれだ?
先生がクラスの子の中から一人選びます。
名前は言わずに、その子の特徴をひとつずつあげていきます。
数個あげたら「だれかわかるかなー?」と子供たちに答えてもらうゲームです。
このゲームのいいところは、子供たちが楽しいのはもちろん、保護者の方もクラスの子の ことが知れることです。
普段、少し接しただけでは見えなかった一面が見られるので、すごく有難い企画でした!
②うちの家族を紹介します!
保護者がひとりひとり自己紹介をする園もあるかと思うのですが、私の園では「子供が親を」「親が子供を」一言で紹介するコーナーがありました。
子供に何をいわれるんだろうというヒヤヒヤしながら(笑)
子供に紹介してもらえる嬉しさをかみしめることができる、親子で楽しめるレクでしたね。
保育士さんからみても、親子関係を垣間見ることができるいい内容なのではないかなーと感じました!
(例)
「私のママはすごく優しいけど、おっちょこちょいなママです」
「うちの〇〇ちゃんは、実はバトミントンがとっても上手です。」
③手遊びができる歌
子供たちも、保護者の方でも簡単にできそうな手遊び歌は定番ですよね。
みんなで楽しくできるのがいいです!
子供たちの中では定番でも、保護者は意外と知らないものもあるかもしれません。
そういった歌を知れるのも、保護者参加型の醍醐味!
保育園で覚えた歌を家でも導入すると、子供たちが喜ぶので本当に助かるんですよ~。
最後に
では、最後に今回の内容を振り返っていきましょう。
- 遠足の挨拶は手短でラフなものがいい
- 子供たちには楽しいことを連想させるような問いかけをする
- 保護者への挨拶も堅苦しすぎないように
- 親子遠足は子供はもちろん、保護者のためのイベントでもある
- 楽しいイベントなだけに、子供たちが暴走しないように注意!
- バスの中でも危険のないよう、レクリエーションで楽しませる!
- おうちに帰るまでが遠足!親子で一日ニコニコ過ごせるように、準備はしっかりしていきましょう!
偉そうにつらつらと書いてきましたが、園の行事というのは、先生方にとってはとても大変なことのひとつかと思います。
いつも本当にありがとうございます。
先生の頑張りのおかげで、親子で楽しい過ごすことができるんですよね。
子供たちの笑顔は、家族の笑顔に繋がります。
そんな笑顔の源のひとつが、保育園です。
どうか、親子遠足が楽しい思い出のひとつとなりますよう祈っております。
参加される方、先生方が、素敵な時間を過ごせますように
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