ラグビースクラムの掛け声は何と言っている?そもそもスクラムとは?

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スクラムを組む男達

ラグビーってスクラムを組む時に何か言っているけれど、いったいなんといっているのだろう?

そう思ったことはありませんか?

今回は、スクラムの際の掛け声の意味についてのみならず、2019年9月20日から開催されるラグビーW杯日本大会に向けて、ラグビーの簡単なルール、ラグビー観戦で応援するときのマナー、ラグビーでよく聞くハカについての詳しい説明などをご紹介していきます。

ぜひラグビー観戦の際に役立てて下さい!

もうすぐラグビーW杯日本開催!簡単ラグビールールとスクラムとは?

ラグビーの競技場

もうすぐラグビーW杯開催ですね。

実は日本開催は、アジア初の開催だったりするのです。

日程は、2019年9月20日(金)~2019年11月2日(火)と、一か月以上に渡り開催されます。

第一試合は日本対ロシアです。

ぜひ試合を見てみたいですよね。

ラグビーは、世界的に見るとメジャースポーツであり、ラグビーW杯は、サッカーW杯、夏季五輪に次ぎ、三番目に大きなスポーツイベントと言われています。

ただ、ラグビーの人気度は、日本においてはあまり高くありませんでした。

しかし、“世紀の番狂わせ”ともいわれた前回2015年のW杯によって、日本が南アフリカに勝利したことで、世界ではもちろん、日本での注目度も一気にあがりました。

ラグビーは、そのルールの特性上、奇跡的に勝つということは極めて難しく、そのため、日本代表はしっかりとしたチーム力と戦力を持っていることが証明されました。

選手たちがCMに出たりなんかもして、日本でも一躍大ブームとなりましたよね。

そんなラグビーW杯が日本で開催されます。

でも、ラグビーのルールがわからないから、見てもあまり楽しくないかも…と感じるかもしれません。

そんな方のために、簡単にルールをご紹介します。

まず、ラグビーは、人数によって様々な種類にわけられるのですが、今回はW杯において行われる15人制ラグビーのルールについてご紹介します。

試合時間は、前半40分後半40分の計80分で行われます。

ハーフタイムは10分です。

15人制ラグビーなので、15人対15人のド迫力の試合が行われます。

ラグビーのポジションは、大きく分類するとFW(フォワード)とBK(バックス)にわけられます。

FWは8人いて、前衛で相手チームと激しくぶつかりあいます。

BKは7人で、後衛でボールを繋ぐのが仕事です。

ラグビーは、試合が止まった時、スクラムで試合を再開します。

その時にスクラムを組むのがFWの8人で、BKの7人は次の攻撃や守備に備えています。

そのため、FWはパワーや体格が求められ、BKはスピードやテクニックが求められるポジションです。

それを知ってからラグビーの選手を見ると、この人は明らかにFWだ!!などとわかって面白いです。

そして、これだけ知っておけば楽しめる、ラグビーの3つのルールをご紹介します。

「スローフォワード」と「ノックオン」

このふたつは反則の一種です。

ラグビーでは、前にパスをだすことは禁止です。

これをスローフォワードと言います。

また、持っていたボールを前に落とすと、“ノックオン”という反則になってしまいます。

ボールを前に出すには、キックするか走って進むしかないのです。

「トライ」と「ゴールキック」

ラグビーコートには、インゴールというエリアがあります。

コートの両端にある、白い線のことです。

ここにボールを着地させると、5点入ります。

そしてトライを決めると“コンバージョンゴール”という、ゴールキックの権利が与えられます。

トライ地点によりキックができる場所は限られており、得点は2点です。

五郎丸選手が蹴っていたのが有名ですよね。

また、ワンバウンドさせたボールをキックするドロップキックによる得点は3点にとなります。

さらに、相手が反則したときに与えられる“ペナルティーゴール”というチャンスでは、キックしてゴールすると3点となります。

このように、ラグビーでの得点獲得の機会は一つではないのです。

「ハイタックル」と「あげて落とすタックル」

これらは反則の一種です。

ラグビーと言えばやたらとタックルしているようなイメージがあるかもしれませんが、それは間違いです。

タックルをしていいのは、ボールを持っている選手に対してだけとなります。

なので、人がもみくちゃでボールがどこに行ったのかわからなくなったら、まずタックルしている選手を見つけましょう。

そして、上記のような軽度の反則やボールが密集地から出ない場合に行われるのがスクラムです。

スクラムに参加するのは、基本はFWの選手8人です。

反則からのスクラムなので、相手ボールで始まります。

しかし、スクラムではボールを奪い返すこともできます。

スクラムはFWの強さを測るものでもあるため、スクラムが押されることは、FWが負けているといっても過言ではありません。

日本代表は、スクラムの低さで有名です。

また、テレビ観戦をしていると、各チームのスクラムを担っている選手の合計体重なども表示され、ものすごい力がかかっていることがよくわかります。

スクラム中の掛け声は何と言っている?意味は?

ラグビーの選手たち

そんな、試合中でよく見かけるスクラムですが、何か掛け声のようなものをかけていますよね。

いったいなんといっているのでしょうか?

あれは、レフェリー(審判)がかけているのです。

言っている言葉は、「クラウチ、バインド、セット」です。

両チームがしっかりとスクラムを組めるように、言葉の段階によって徐々にスクラムを組んでいくのです。

「クラウチ」でお互いが低くかがみます。

「バインド」で両チームの前線の両端二人が、自分の正面にいる相手チームとつかみ合います。

「セット」の声に合わせて当たり、スクラムが組まれます。

何度もスクラムをやり直している時は、この掛け声と合致していない時が多いです。

これは全世界共通で、安全にスクラムを組むための大切な掛け声です。

各々が好きな時に力を入れてしまうと、ケガや反則の危険が高まりますよね。

以前はこういった掛け声はなかったのですが、試合を円滑に進めるため、また選手の安全のために設定されました。

現在の掛け声は、2013-2014シーズンからのものです。

ラグビーの応援や、ラグビーに関する掛け声は?

応援している女性のシルエット

どうせなら現地に行って応援したい!となりますよね。

W杯の試合は、全国12都市で開催されます。

具体的には、札幌市、岩手県・釜石市、埼玉県・熊谷市、東京都、神奈川県・横浜市、静岡県、愛知県・豊田市、大阪府・東大阪市、神戸市、福岡県・福岡市、熊本県・熊本市、大分県となります。

日本代表の試合が見たい!や、強豪国同士の試合が見たい!、地元の近くの試合が見たいなど、色々な動機で応援に行かれると思います。

詳しい日程はこちらの公式ホームページの試合日程をご覧ください。

また、そうした時、ラグビー観戦におけるマナーなどが気になりますよね。

現地で目一杯楽しむためにも、ぜひ下記のマナーは覚えて行ってください。

応援する際のマナーは、まず、鳴物を持っていかないことです。

鳴物とは、ホイッスルなどの音の出るもの。

これは、選手に審判のホイッスルが聞こえなくなる可能性があるので禁止されています。

横断幕やのぼり等も、使用が許可されているもの以外は持ち込み禁止です。

メガホンなど、簡単なグッズを持っていくことをおすすめします。

また、会場には応援グッズも販売しているので、そこで記念として、また実用として買って使うのもおすすめです。

次に、キックの際は静かにすることです。

普通に試合している際は大きな声で応援して大丈夫ですが、キックなどの集中力が必要な場面では静かにし、うまくいったら拍手などをしましょう。

逆に、選手が良いプレーをしたら、敵味方関係なく拍手などでたたえましょう。

自分が応援しているチームでなくても拍手などでたたえるというのは、ラグビーの良い文化のひとつです。

ぜひ実践してみてください。

掛け声も、試合中は基本的にかけて大丈夫です。

ただ、ヤジや罵声を発することは絶対にやめてください

敵味方関係なく、楽しく皆で感染することが大切です。

また、ラグビーの各会場には、ファンゾーンというものがあります。

これは、いわゆるパブリックビューイングと言われるもので、大画面で試合を見ることができます。

また、入場無料なので、チケットが手に入らなかった…などという方も、ぜひ現地で応援してみて下さい。

ここでは、W杯グッズのお店やご当地飲食店、ラグビー体験イベントなども開催されており、チケットがとれた方もよってみてはいかかでしょうか。

ラグビーといったらハカ!どんな意味?

3人の「ハカ」男性のイラスト

ラグビーといえば、ハカというものを聞いたり見たことがある方も多いと思います。

ハカとはどういったもので、どの国が行い、なぜ行うのか、ご紹介していきます。

まず、ハカはニュージーランドの先住民であるマオリ族の伝統的な踊りであり、戦士が戦いに挑む際に士気を高めるために行います。

現在、ラグビーニュージーランド代表が試合前に行うことで有名です。

ニュージーランド代表のユニフォームは真っ黒で、通称“オールブラックス”と呼ばれています。

ハカにもその黒さを歌う部分が出てきます。

ニュージーランド代表が行うハカは二種類あります。

それぞれ動画とともに紹介していきます。

ひとつめの動画は、カマテと呼ばれ、普段の試合で踊られることの多いハカです。

ALL BLACKS !!! KA MATE "HAKA" – GOOD QUALITY –

ALL BLACKS !!! KA MATE “HAKA” – GOOD QUALITY

動画で、先住民族の言葉で叫んでいますが、要約すると、「死ぬかもしれない!生きるかもしれない!一歩上へ行こう!もう一歩!太陽は輝いている!」といっているそうです。

この言葉を大迫力で言うと、確かに士気が高まりそうですよね。

とても力強いです。

ふたつめの動画は、カパオパンゴと言い、大切な試合で負けられない時に踊られることが多いです。

All Blacks Haka (Kapa o Pango) vs France [EOYT17]

All Blacks Haka (Kapa o Pango) vs France [EOYT17]

こちらの言葉を要約すると、「お前の耳に聞かせてやれ!準備しろ!並べ!土地とひとつになる!ニュージーランドがここで戦おうとしている!黒に包まれたチームがここで戦おうとしている!恐怖に向かって立ち上がれ!空の上まで!どこで戦え!」と言っているそうです。

オールブラックスの名の通り、黒に包まれたチームという言葉が出てきますよね。

カメテハカより、一層戦いのムードの濃いハカになっています。

また、実は、ハカはニュージーランド代表だけがやるものではありません。

サモア、トンガ、フィジーの代表もそれぞれのハカを踊ります。

なぜなら、この三カ国は、ニュージーランドの先住民マオリと同じ先祖を持つ、ポリネシアの国々だからです。

そのため、日本など他の国にはハカはなく、この四か国のみが試合前にハカを行います

順番にご紹介していきます。

サモアのハカは、“シヴァタウ”といい、ニュージーランドのものよりテンポがはやく、リズミカルなのが特徴です。

Samoa Siva Tau 2011

Samoa Siva Tau 2011

トンガのハカは、“シピタウ”といい、踊りのスピードがはやく拳を地面に振り下ろす迫力は、ニュージーランドにも劣りません。

Tonga Canada RWC 2011 challenge Kailao Sipi Tau

Tonga Canada RWC 2011 challenge Kailao Sipi Tau

フィジーのハカは、“シビ”といい、ハカの中でも踊る時間が短いのが特徴です。

短くシンプルですが、一体感を感じることができる踊りです。

Fiji – Cibi

Fiji – Cibi

まとめ

ラグビーボール

ここまで、ラグビーのスクラムについてだけでなく、様々なことについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

以下に簡単にまとめておきます。

  • ラグビーW杯の日程と基礎的なルール。スクラムは反則などで試合が止まった時に行われる
  • スクラムは「クラウチ、バインド、セット」というかけごえで組むものである
  • ラグビー観戦、応援時のマナー。静かにしなくてはいけない時や、ヤジはとばしてはいけないなど
  • ラグビーでよく見かけるハカ。ニュージーランドはもちろん、他にもやっている国がある

ラグビーW杯をこんなに身近で体験できるのは今回の日本開催のW杯が最初で最後となるかもしれません。

今回のW杯の公式キャッチコピーを、

「4年に一度じゃない。一生に一度だ。- ONCE IN A LIFETIME -」

としています。

ラグビー伝統国以外での初の開催、その新しい歴史が刻まれる瞬間を、現地やテレビなどで、ぜひ目撃して下さい。

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