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防火ポスターの書き方小学生編!コンクールに入選するには?標語はどうする?

画用紙と絵の具

学校の宿題で「防火ポスター」がでた。

いきなり描けっていわれてもわからないことが多すぎる。

ぼくは図工が苦手だし絵を描くのは大きらい。

でも宿題だからやらなきゃいけないし。

いやだなー。

これは小学生のころにぼくが思っていたことです。

これを読んでいるみなさんはこんな気持ちになったことないですか?

でもどうすればいいポスターになるんだろう?

描くときはそれが一番先に問題になります。

どうせ作るなら入選するようなポスターにしたいですよね?

ポスターの描き方は個性を出すのが大切ですがそれだけではありません。

前の作品を見たり、色の使い方や文字の工夫も必要です。

今回はそれをくわしく説明します。

これでいいポスターがつくれますよ!

 

防火ポスターの書き方!小学生らしい書き方とは?

絵を描くこども

防火ポスターの書き方1(題材・構図)

1.ポスターをつくるときのルールをかくにんします

ルールを守って書かないと見てもらえません。

ルールのなかにはポスターの内容や画用紙の大きさが書いてありますからそれにあわせて用意します。

2.ポスターのテーマ「防火」について思いつくことをノートなどに書いてみます

時間がかかってもいいので自分が思いつくことをノートに文字で書いてみます。

このときに標語もひつようならいっしょに考えます。

標語はポスターのなかでは大きく目立ちますから家族で話し合いながら考えるのがいいでしょう。

それがポスターに書く内容になります。

標語はテーマからはずれていなければことばは自由です。

アイデアの出し方はこんな方法があります。

防火標語に関するキーワード、関連語を書きだしてみましたので参考にしてください。

  • 火/始末/用心/火災/火事/防火/火の用心
  • つなぐ/つもり/わすれ/確かめる/気をつけて/広がる/つもり/はず/消す/
  • 消える/消えた/忘れる/守る/再確認/確認/油断
  • ゼロ/安心/意識/危ない/怖さ/幸せ/災害/財産/始末/笑顔/心がけ/生命/責任/注意/点検/努力/備え/暮らし/未来/夢/明日/輪/家族

これらの言葉を組み合わせて

  • 消したはず 消したつもりに 再確認
  • 火の用心 明日の幸せ みんなの笑顔
  • 幸せを あしたにつなぐ 火の用心

などと、七五調になるように組み立てればOKです。

とりあえずこれで提出するには十分ですが、入選を狙いたいのならば、もう一工夫必要です。

例えば、市町村、都道府県と主催者の規模に併せて、地名を入れるのもいいでしょう。

 

防火ポスターの書き方2(下書き)

1.ノートに書いたことを絵にしてみる(ここからは家族ではなしながら書きましょう)

ノートに書いたらおなじノートでもいらない紙のうらでもいいので書いたことを絵にしてみます。

たとえば、「マッチやライターの火遊びはあぶない」を書いたとしたら紙に「マッチとライターと火」の絵を描いてみます。

ここでコツとしてはノートでもいらない紙でもそれを画用紙とおもって描くことです。

そして描きながらでもまた別の紙でもいいのでマッチとライターと火の場所をかんたんでいいので決めていきます。

下書きですから色もいりません。

文字の場所はつぎに考えます。

なかなか決められないときは何枚か描いて家族に見せてみるのもいいでしょう。

2.文字の配置を決める

ここで文字の配置を決めましょう。

紙に文字を書いてみてそれを切り取って描いた絵に乗せてみます。

ここでのコツは全体をみてバランスを考えて配置するのですが、少しむずかしいので家族にそうだんしながらやりましょう。

3.画用紙に全体的な下書きする

いよいよ画用紙をつかいますが、まだ下書きをします。

ここまでで絵の全体が見えてきてたので文字や絵の場所にえんぴつでおおまかにマルをします。

マルのなかにこれもえんぴつで下書きで描いた絵や文字を描いていきます。

 

防火ポスターの書き方3(本番)

いままで紙とえんぴつだったのですが、これからは画材が必要になります。

ポスターはいろいろな道具で書けますが、このポスターはクレヨンと水彩絵の具が一番使いやすいのでこれをつかいましょう。

描き方は

  1. えんぴつで書いた下絵をクレヨンでなぞります。そうすると絵のりんかくがはっきりしますよね?
  2. りんかくがはっきりしたのであとは塗り絵とおなじように中をぬればいいのです。

 

塗ればいいのですがそれがむずかしいんですよね。

何色にすればいいんだろう。

そうですね。

色の使い方はポスターの大切な部分ですからね。

それでは色のつかいかたの見本として前の防火ポスターをみてみましょう。

こうみると黒をバックに黄色か白をつかっていたり、全体を黄色と赤で火を表現しています。

見る人に火災の怖さをしってもらうことが目的なので黒と赤はそれの代表的な色です。

これはひとつの方法ですが、背景を黒にするとほとんどの色が使えるようになるのでおすすめです。

 

防火ポスターコンクールに入選したい!

防火ポスターコンクールは日本消防協会が全国の小学校4年生以上から中学生を対象に毎年開催しているコンクールです。

募集要項には審査員が明記されていませんが、消防協会の理事会の方々ですね。

各都道府県ごとの応募になるので地方ならではの審査員(美術館の館長など)が審査することもあります。

 

評価基準はこうなっています

テーマに沿っていること

あたりまえですが、題にそってないと評価できません。

テーマをわかって描いているかも評価されます。

ダイナミックに大きく描く

ポスターなので人の目にとまることが大切です。

文字でもモノでも細かく描いても伝わらないと意味がありません。

不自然にならないようにする

人をかくときは顔だけがおおきくなったり、手足がおおげさに長いなど見ている人が不自然に思わないように描くことです。

 

入選するコツとしては小学生はおもいきり描くことがいいでしょう。

文字の場所や色のつかいかたも考えることも大切ですが、おもいついた色やかたちをおもいきり描くほうが審査員にもいい印象をあたえます。

ぼくが審査員ならルールが守られていれば防火ポスターだからといって赤や黄色ばかりの配色よりもちがう色をつかっているポスターのほうを選びますね。

 

ポスターだけじゃない!絵を上手に書くコツは?

キャンバスの描く絵

うまく描きたい。

字を上手に書くとおなじくらいにあこがれますよね。

どうすればいいんだろう?

うまく描くには「観察」することですが、コツをつかむにはやっぱり描かないとつかめません。

そこでどうすればうまくなる方法をいくつかあげてみました。

大きく描く

さきほども書きましたが、最初はなんでも大きく描くことです。

とくに小学生で描くなら画用紙からはみ出るくらいに描くのです。

直線と曲線をフリーハンドでひたすら描く

絵を描く基本です。

立体的なモノを平面に描くのですから直線と曲線は必ず必要になります。

模写をする(マネをする)

文字を練習するときはキレイな文字をなぞって書きます。

これは絵にもいえることで自分が好きな絵でもいいのでなるべく正確にマネして描くのです。

見本と間違えるくらいにマネしてみてください。

何枚も描く

絵に限らずなんでもそうなんですが、描くことが嫌になるくらい描くことです。

描いていくうちに自分なりの方法や形がみえてきます。

それまではとにかく描きましょう。

 

描いていくうちにこうすれば、ああすればがでてきます、それを自分で引き出せるかも才能です。

あせらずコツコツとやることが大切です。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

防火ポスターをどう描くか

  • 描く前にルールを確認。下書きはおおまかに本番で個性をだす
  • コンクールに入選するなら前の作品を参考にしながら自分の感覚をたいせつに
  • 標語はリズムを大切にしてテーマにそってかんがえる
  • 絵がうまくなりたいなら真似る・とにかく描く

ポスターは伝えることが目的です。

そして見てもらわないと描いている意味がありません。

自分が下手だと思っても伝わるときは伝わります。

絵は色のつけかた文字のならべかたでもおおきくかわります。

悩んだら家族に聞いたり見せたりして意見を聞けばいいのです。

下手でもなんでも自分の感覚をつきとおしてください。

それがあなたの個性です。

これを読んで少しでもポスター作成の参考になれば幸いです。

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