バレーボール大会で選手宣誓をすることになったけど、どうしよう。と、いきなり選手宣誓をすることになったら、お困りですよね。わたしも過去に、とても困った経験があります。
その時、
・選手宣誓って、なにを言えばいいの
・選手宣誓を失敗したらどうしよう
・なぜ選手宣誓をするの
と、必死で調べました。
また、オリジナルで選手宣誓文を考えるコツや、失敗しないコツ、選手宣誓の由来や宣誓する理由もお伝えしたいです。
これを読めば、選手宣誓の重圧が、きっと軽くなるでしょう。
どれもすぐに使えますので、ご一読していただき、気に入った例文をぜひともご使用ください。
選手宣誓の例文【バレーボール大会編】10選
選手宣誓の例文には、「名のる部分」を省略しています。最後に選手宣誓する日の日付、チーム名や役職、お名前などをつけ足して、完成させてください。
例:「令和〇年〇月〇日 ○○○(チーム名)キャプテン ○○○(名前)」
選手宣誓【基本】の例文3選
きちんとした選手宣誓をすることが目的であれば、こちらの例文で充分です。すべてのスポーツに共通で使える、基本的な選手宣誓になります。
われわれ選手一同は、これまでの練習の成果を発揮し、日ごろご指導くださっているコーチや、支えてくれている家族に感謝し、正々堂々と、全力で戦うことを誓います
われわれは、今日ここで戦えることに感謝し、正々堂々と、競技に挑むことをここに誓います
わたしたちは、日ごろ励まし、支えてくださる全ての方に感謝するとともに、スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓います
選手宣誓【ママさん・社会人のバレーボール大会】の例文2選
選手宣誓で使える、ママさんや、社会人ならではの言葉としては、「お酒」「運動不足」「筋肉痛」「ケガが無い=毛が無い」などが挙げられます。
これらを入れると、クスっと笑ってもらえて、きっと場が和みますよ。
わたしたち選手一同は、今日ここで戦えることに感謝するとともに、日ごろため込んでいる、ストレスと脂肪を、少しでも減らすことを目標とし、大会後の打ち上げで、ビールがおいしく飲めるように、ケガに気をつけつつ、全力で戦うことを誓います
われわれは、仕事の合間の少ない練習時間に、一緒に練習をしてきた仲間に感謝し、仲間とのきずなを胸に、ケガなく…、ケガ、なく…(この辺りで頭をなでつつ)毛が無くなっても、正々堂々と戦うことを誓います
選手宣誓【地区のバレーボール大会】の例文2選
地区のバレーボール大会での選手宣誓は、地元の話題や、交流や親睦という言葉を取り入れると、きっとみなさんに共感していただけますよ。
われわれ選手一同は、スポーツマンシップにのっとり、山の上の○○地区は、坂道が多く、日ごろから足腰が鍛えられていて、毎年強いことは致し方ないとしても、これまで一緒に、それほど厳しくない練習をしてきた仲間とのチームワークを信じ、正々堂々と戦うことを誓います
われわれは、この大会をとおして、各チームとの交流を深めつつ、今までの練習の成果を、十二分に発揮できるよう、正々堂々戦うことを誓います
選手宣誓【中学生・高校生のバレーボール大会】例文3選
選手宣誓で、学生らしいと感じるのは、仲間とのきずなを感じさせ、バレーボールならではの言葉を取り入れた文章でしょう。
われわれは、この大会の、このコートで、大好きなバレーボールができることに感謝し、ともに汗を流した仲間とのきずなを胸に、最後まで、ボールをつなげ、全力でプレーすることを誓います
わたしたち選手一同は、これまで支え合い、一緒に厳しい練習をしてきた仲間に感謝し、その仲間とのきずなを胸に、日ごろの練習の成果を、このコートで発揮できるよう、一戦一戦全力で戦い抜くことを誓います
われわれ選手一同は、仲間ともに、これまでの厳しい練習の成果を発揮し、日ごろご指導くださっているコーチや、支えてくれている家族に感謝し、最後のボールが落ちるまで、正々堂々と、全力で戦うことを誓います
選手宣誓の文を考えるコツ4つ
選手宣誓には、「宣誓」で始まり、「感謝」し、最後に「誓う」という基本があります。
「感謝」と「誓い」の言葉の部分で、自分の思いや、考えなどを入れれば、オリジナルの選手宣誓がかんたんに完成します。
ただし、長くなり過ぎないことに注意。おぼえることが大変になりますし、聞いている方も飽きるので、適度な長さに仕上げましょう。
選手宣誓には感謝の言葉を入れよう
宣誓文の中に、だれかに、あるいは何かに感謝する言葉を入れましょう。
だれに感謝するのかは、例えば、
・指導者(監督やコーチ)
・仲間
・家族(お父さんやお母さんなど)
などです。
何に感謝するのかは、例えば、
・ご指導くださっていること
・励ましてくれていること
・応援してくれていること
などです。
バレーボールをやっているあなたのために、だれが頑張ってくれていますか。思い浮かんだ人を入れるといいでしょう。
選手宣誓は「誓います」で終わります
選手宣誓は、誓いの言葉ですので、かならず何かを誓います。
何を誓うかは、例えば、
・正々堂々と全力で挑むこと
・全力を尽くすこと
・全力で楽しむこと
などです。
そして、どのように誓うのかを決めましょう。
例えば、
・練習の成果を十二分に発揮できるよう
・ボールに全力で食らいつき
・一戦一戦全力で
などです。
あなたが「いいな」と思う言葉を、「すてきだな」と感じるように組み合わせて文章を作ってみましょう。
選手宣誓は最後に名のります
選手宣誓の最後は、自分の名前を言って終わります。
名前だけでなく、日付やチーム名、キャプテンなどの役職名を入れるといいでしょう。
令和○○年〇月〇日 ○○(チーム名)キャプテン ○○(名前)
上記の順番で、当てはめてみてください。
選手宣誓に入れたい言葉
オリジナルの選手宣誓を考えるのであれば、必ず入れたい言葉として、
・正々堂々
・全力で
の2つがあります。バレーボールだけでなく、全てのスポーツで大切なことです。
また、せっかくなので、バレーボールならではの言葉として、
・コート
・ボールをつなげる
のなども入れたいですね。
選手宣誓を失敗しないコツ3つ
せっかく選手宣誓をすることになったのであれば、失敗したくないですよね。
2. 言葉をしっかりと伝える
3. 緊張しない
の3つのコツができたのなら、かっこよくできるでしょう。
姿勢で気をつけるコツ
選手宣誓をする、あなた自身の姿勢に気をつけましょう。緊張するあまり、小さく縮こまってしまうと、かっこ悪く見えてしまいます。
そのポイントは、
・背筋を伸ばして、胸を張る
・右手をしっかりとあげる
・まじめな表情
これらに気をつけ、実行すれば、とてもかっこよくなります。
言葉をしっかりと伝えるコツ
せっかく選手宣誓をしても、だれも聞き取れないようだとがっかりです。
選手宣誓の言葉を話すときのポイントは、
・単語1つ1つをていねいに言うくらい、ゆっくり、はっきりと元気よく言う
・100mほど離れた人に聞こえるように、お腹から声を出す
このことを実行すると、伝わりやすくなります。
緊張しないコツ
選手宣誓のときに、緊張しないようにするには、選手宣誓の時に立つ位置、観客や保護者の位置などを確認して、イメージしておくといいでしょう。
選手宣誓の練習中も、体育館に立っていることをイメージして練習すると、当日も緊張しにくくなります。
また、どうしても緊張がほぐれないのであれば、緊張していることをかくさず、アピールするくらいの方が、好感が持てます。
選手宣誓の前には、大きく深呼吸して、緊張していることをアピールするとともに、自分自身の緊張をほぐしましょう。
「失敗したくない」と思うから緊張するのですが、じつは失敗しても大丈夫なのです。もし、失敗して笑われてしまっても、会場にいる人たちを笑わせられたことを誇りに思ってしまいましょう。
選手宣誓の起源と宣誓をする理由
選手宣誓の起源は、古代ギリシャで行われていた「オリンピア祭典競技」で、全能の神ゼウスに、選手たちが誓いを立てたことが始まりと言われています。
現在のオリンピックに選手宣誓が取り入れられたのは、1920年のベルギーで行われた、アントワープオリンピックでのことです。
現在のスポーツ大会などで行われる選手宣誓は、この現在のオリンピックをまねたものとされています。
オリンピック憲章の中には、選手宣誓のやり方と、宣誓文も書かれています。
「私は、すべての選手の名において、われわれがこの大会を律するルールを尊重し、これを守り、真の意味でのスポーツマンシップにおいて、スポーツの栄光とチームの名誉のためにこのオリンピック競技大会に参加することを宣誓いたします」
引用 オリンピック憲章(1996年版) 69.開会式および閉会式規則
https://www.joc.or.jp/olympism/charter/chapter5/69.html
つまり、選手宣誓とは「みんなでルールを守り、ずるいことをせずに、正々堂々と試合をします」ということを、代表して約束しているのです。
まとめ
バレーボール大会で使える、選手宣誓を10個ご紹介しました。どれもすぐに使えるので、気に入ったものを探してください。いずれも最後の名のる部分は省略しているので、必ずつけたしてご使用ください。
選手宣誓は、「宣誓」で始まり、「感謝」し、最後に「誓う」という基本があります。選手宣誓には、感謝の言葉を入れ、きちんと何かを誓えば出来上がります。
さらに、バレーボールならではの言葉も入れられると、完成度が増しますよ。
どの例文も、そのまますぐに使えますので、ぜひ気に入った例文を見つけて、あなたの選手宣誓にご使用ください。
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