小学校の修学旅行は小学生にとってはじめての修学旅行でもあるので、出発日が楽しみですよね。
しかし出発日には修学旅行の出発式があり、そこで挨拶をすることになったら、どのような挨拶をすれば良いのか分からない、挨拶例文を知りたいとなる場合も多いです。
そこで今回は小学生の修学旅行で行われる出発式で挨拶をする場合に知っておきたい挨拶例文、また出発式とは何かについてをまとめています。
楽しい修学旅行の始まりとなる出発式の挨拶で失敗はしたくないもの、ぜひ様々な立場からの挨拶例文をチェックしておきましょう!
小学校の修学旅行出発式の目的と進行とは?
小学校の修学旅行では多くの場合まず最初に出発式を行いますが、「出発」とは目的地に向かってでかけることや物事を始めることであり、修学旅行の始まりとして行うのが目的です。
多くの場合
- はじめの言葉
- 校長先生のお話
- 児童代表挨拶
- 先生から一言
- 終わりの言葉(出発)
のような流れで進みます。
全体的な時間はさほど長くなくそれぞれの話を聞いて終わりという簡単なスケジュールであることが多く、出発地(集合場所)、例えば小学校の校門前などで行うことが多いです。
万が一の雨天時などはホールや昇降口など屋根のあるところ、すぐに出発できるところに移動する場合もあるので、事前に雨天時の場所なども確認しておきましょう。
修学旅行出発式の挨拶例文!小学校の校長先生編
ではいよいよ小学校の修学旅行、まず最初に校長先生の挨拶で抑えておきたいポイントや挨拶例文をチェックしていきましょう。
挨拶例文
みなさん、おはようございます。
いよいよ修学旅行の日がやってきました。
今日はお天気にも恵まれ絶好の修学旅行の出発日和となり、みなさんも修学旅行に早く行きたいとワクワクしていることでしょう。
修学旅行のためにみなさんは早くから準備をすすめ、クラスで協力しあい、今日いよいよ出発の日を迎えました。
みなさんの頑張りを無駄にしないためにも全員が自分が受け持った役割をしっかり果たすこと、そして決められたルールを守りましょう。
全員が笑顔で修学旅行を過ごし、ルールを守り、役割を果たして有意義な修学旅行になるよう、協力しあい、全員で○○小に帰ってきましょう。
校長先生の挨拶の基本はこのような流れで、修学旅行がはじまること、そして全員で楽しく過ごし帰るまでが大切であることを伝えましょう。
修学旅行出発式の挨拶例文!引率の先生代表編
次に引率の先生の代表として行う挨拶の例文、また盛り込んでおきたいポイントをチェックしましょう。
例文
いよいよ修学旅行がやってきました。
みなさんがこれまでに行ってきた平和学習、今日は現地でみなさんの目で直接見て学ぶ貴重な機会でもあります。
修学旅行は思いっきり楽しみつつ、平和学習など学ぶべき場所での学習も目的のひとつ、しっかり学ぶことを忘れないでください。
もちろん遊ぶ時間は思いっきり遊んで楽しい思い出を作ることも修学旅行の目的です、ぜひ思い出に残る、楽しい時間を過ごしてください。
これからみなさんは学校の外へ出て公共交通機関を利用し、多くの施設を利用することになります。
修学旅行で誰か一人が迷惑行為やマナー違反をしてしまうとその人だけではなく学校全体の評価にも影響を及ぼしてしまうので、事前に確認しあったルールやマナーをしっかり守ってください。
○○小学校の名前に恥じない行動、来年からも後輩達が喜んで迎えてもらえるような、分別ある行動を心がけましょう。
もし体調が悪くなったら我々担任の先生、また養護の先生もいらっしゃるので、無理をせずすぐに言うようにしてください。
2日間健康に気をつけて楽しく遊び、しっかり学ぶ、実りある修学旅行にしていきましょう!
担任の先生からの挨拶では修学旅行での生活面だけではなく学習面やマナー面からも一言あると、生徒にも「遊ぶだけの修学旅行ではない」ことが伝わるので大切です。
また体調についても無理をしないこと、何かあったらすぐに先生に知らせることを改めて伝えておくと安心ですね。
修学旅行出発式の挨拶例文!児童(生徒)代表編
最後に修学旅行の出発式で児童(生徒)代表で挨拶を行うことになった場合の挨拶例文を確認していきましょう。
例文
楽しみにしていた修学旅行の日が、いよいよやってきました。
私達はこの修学旅行に向けて平和学習で戦争の経緯や戦時中の人々の暮らしについて学び、修学旅行で広島でしか感じることの出来ない現地での学習をしていきたいと思っています。
修学旅行のスローガン「○○○○」はみんなで話し合って決めました。
このスローガンの元、お互い協力しあい、また仲間との友情やクラスの絆を深められる修学旅行にしていきましょう。
旅行を楽しむ時間はしっかり楽しみ、学習する時間はしっかり学び、ルールを守って楽しく有意義な修学旅行になるよう、協力してください。
またこれから○○(バスや電車など)に乗りますが、その際は冊子にも書いている通り、ゴミを散らかさないこと、騒ぎすぎないことを忘れないようにしましょう。
公共交通機関や施設の方に迷惑がかからないよう、一人ひとりがしっかりルールを確認しておいてください。
それではいよいよ出発します。
事故や健康に注意してみんなで楽しく有意義な修学旅行にし、必ず全員笑顔でまた明日、この場所に帰ってきましょう!
児童(生徒)代表の挨拶は生徒の代表となるのでこの修学旅行で学びたいこと、楽しみたいことなどを話し、スローガンがある場合はスローガンについても触れておきます。
また先生と話す内容がかぶる可能性もあるので事前に相談しておくと安心ですが、公共交通機関のマナーやルールの確認は改めてしておくのも良いですね。
解散式の目的と進行は?
修学旅行の締めとなる解散式は、旅行の行程をすべて終え最後の解散場所である学校などに帰ってきてから行います。
修学旅行最後の締めくくりとして行うのが解散式で、修学旅行の終わりを告げる、無事を喜ぶなどの目的があります。
解散式は
- はじめの言葉
- 校長先生のお話
- 児童代表挨拶
- 先生から一言
- 終わりの言葉(解散)
と、ほぼ出発式と同じ流れになります。
多くの場合は挨拶なども出発式よりは簡単で短く、解散式自体も短めになることが多いですが、学校や修学旅行の成功や失敗、問題点の有無などでも変わります。
基本的に解散式を行う場所は出発式と同様校門前などですが、こちらも雨天の場合は解散しやすいホールや昇降口に移動する場合もあります。
まとめ
小学校の修学旅行で行う出発式で使える挨拶例文や出発式、解散式の目的、流れなどまとめ!
1:出発式とは修学旅行のはじまりを告げる最初の集まりであり、目的やルールの再確認などを行う、すぐに出発できる校庭や校門前で行うことが多い
2:校長先生の出発式での挨拶では全員が頑張って修学旅行を成功させることとはじまること、そして全員揃って帰ってくることを話そう
3:引率の先生の挨拶の場合は修学旅行についてはもちろん、学習面で確認しておきたいことや移動の際のルールなども話しておくと良い
4:児童(生徒)代表の出発式の挨拶では今まで学んだことから修学旅行に繋げられる学習内容について、またスローガンについてなどを話しておこう
5:修学旅行最後に行う解散式は修学旅行最後のスケジュールで、無事全員帰ってこれたこと、修学旅行の終わりを告げることを目的として行われる
小学校の修学旅行は生徒にとってもはじめての修学旅行であり、学習や生活、準備などもかなり早くからしっかり進めていることが多いです。
そんな修学旅行の最初に行う予定が出発式になるので、挨拶を担当する場合もしっかりどのような挨拶にするかを事前にまとめ、楽しい修学旅行の始まりにしていきましょう!
【こちらも読まれています】