通知表は親としても緊張しながら確認するものですが、見るだけではなく同時に頭を悩ませるのが、保護者コメントを書かなければならない場合です。
小学校低学年の頃は保護者が関わることも多く書きやすかった場合も小学校4年生・5年生・6年生になると友達関係や学習内容も広がり、内容に悩む場合があります。
そこで今回は小学校4年生・5年生・6年生の子どもの通知表に対して書く保護者コメントはどんな内容が良いのか、書き方や例文などを紹介していきます。
小学校4年生・5年生・6年生の保護者コメントはどんなものが良いか悩んでいる方におすすめの内容となっているので、ぜひご確認ください!
通知表の保護者コメント例文!小学校4年生編
例文
いつもご指導ありがとうございます。
4年生ではじめてもらう通知表ということで本人も緊張していましたが、納得のいく成績だった、出来なかったところを次は頑張ると話していました。
夏休みは基本的に午前中を勉強の時間と本人が決めたおかげで宿題もスムーズに進み、宿題が早く終わったから苦手だった計算のドリルを買って欲しいと、前向きな意欲を見せていました。
この少しずつの積み重ねが来学期以降の成績に繋がれば良いと思っています。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
保護者コメントの場合「こういった内容でなければならない」というルールはありませんが、基本的に以下の内容を取り入れていくと良い保護者コメントになります。
- お礼
- 今学期の学習の様子
- 長期休暇の学習の様子
- 長期休暇の生活の様子
- 生徒に対する家庭での対応
- 2学期に向けてのコメント
基本的な内容や流れは上記の通りで、これらを踏まえてお子様の様子を見ながらコメントをまとめていくとやりやすく、先生にとっても知りたい家庭での様子を伝えることが出来ます。
小学校4年生は学習内容も難しくなっていくと同時に子どもが自主的に予定を考えられる場合も多くなるので、そういった変化も書いていけると良いですね。
通知表の保護者コメント例文!小学校5年生編
例文
いつもご指導ありがとうございます。
前学期より今学期は成績が上がったことを通知表と共に伝えてくれ、本人もとても喜んで「次も頑張ろう」と前向きな意思を示していました。
一方高学年になってから算数への苦手意識が少しずつ芽生えてきているようで、家庭学習でもつい後回しにしてしまっている姿も見られます。
算数は今のうちにしっかり理解していくことが大切だと思うので、家でも学習や声掛けなど、積極的に行っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
小学校5年生の保護者コメントでも「こういった内容でなければならない」というルールはありませんが、基本的に以下の内容を盛り込んでいきましょう。
- お礼
- 今学期の学習の様子
- 長期休暇の学習の様子
- 長期休暇の生活の様子
- 生徒に対する家庭での対応
- 来学期に向けてのコメント
基本的な内容や流れは上記の通りで、これらを踏まえてお子様の様子を見ながらコメントをまとめていくとやりやすく、先生にとっても知りたい家庭での様子を伝えることが出来ます。
通知表の保護者コメント例文!小学校6年生編
例文
いつもご指導ありがとうございます。
本人は今学期努力していたようですがなかなか結果に繋がらず、もっと勉強が難しくなると感じている中学生に向けて若干の焦りを持っているようです。
休みは自主学習はもちろん、塾に通ってみたいと本人から言いだすなど学習への意欲は高いので、より良い学習方法を家庭でもサポートし模索しながら学習を進められればと思います。
友達関係は幅広く仲良い子がいて、週末には近所の友達と楽しく遊んでいます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
今までと基本的な流れは同じように考えてOKですが、6年生となるといよいよ中学校への進学を踏まえてのコメントが自然と多くなります。
また受験を考えている子どもの場合は受験に向けての意欲や保護者としての受け取り方なども書いていくと、先生にとっても状況が分かりやすく嬉しい保護者コメントになります。
- お礼
- 今学期の学習の様子
- 長期休暇の学習の様子
- 長期休暇の生活の様子
- 生徒に対する家庭での対応
- 来学期に向けてのコメント
3学期は卒業となるので通知表を渡すだけで保護者コメントを書かない場合もありますが、もし保護者コメントを書く場合は今までのお礼なども盛り込んでいきましょう。
通知表保護者コメントに先生や友達へのクレームは書いていいの?
まず最初に大前提として、通知表の保護者コメントには基本的に先生や友達、通知表のクレームを書くことは避けましょう。
通知表は子どもの成長記録でもあり、ずっと残しておきたい大切なものなので、そこに親のクレームがずっと残されているというのは気持ちの良いものではありません。
どうしても通知表の内容に納得がいかない場合や先生へ伝えたいクレームがある場合、学校に電話する、手紙を書く、学校に直接向かうなど違う方法で学校・担任側に伝えるようにしてください。
またクレームについても感情に任せていきなりクレームをつけるのではなく、一度落ち着きそれが冷静に見ても正しいクレームなのかを確認しましょう。
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