通知表の所見文例集!小学校1年生向けの書き方ガイドと時短テク!

通知表

小学校の通知表で大変なもののひとつが所見欄であり、小学校1年生ならどんな所見が良いのか、文例などを探している先生も多いですよね。

うっかり言葉を間違えて保護者に誤解を受けるような所見を書くわけにはもちろんいかず、どんな所見が良いのか悩んでしまいます。

そこで今回は小学校1年生の通知表に書く所見について、書き方のポイントや文例、参考になる方法などをまとめて紹介していきます。

小学校1年生の通知表は親にとってもはじめての通知表で緊張するもの、しっかり所見を書いていくためにもぜひご確認ください!

通知表の所見文例集!小学校1年生向けの書き方のポイントとは?

最初に通知表での所見とは何かを簡単にまとめると、「文章で子どもの学校生活全般や学習、道徳などの様子を伝える文章」です。

所見を書くためにはそれぞれの学校や学年のルールを把握しておき書き方などを統一する必要もあるので、まずは以下のポイントを確認しましょう。

  1. 文字数
  2. 文末表現
  3. 半角・全角の扱い

文字数は多少前後は仕方ないもののあまりに少ない生徒と多い生徒がいては困りますし、クラスによって違いが出てもトラブルや問題に繋がる可能性があります。

文字数については通知表のデザインやそれぞれの学校によっても違うので全体的な目安も確認しておくと安心ですが、およそ80~90文字程度が多いようです。

また文末表現についても「~です」と「~である」などのように違いがあると保護者の間でも不安が広がってしまうので、通知表すべてが基本統一されるようにしておかなければなりません。

半角や全角については

  • 小学1年生
  • 小学1年生

というように僅かな違いなものの受ける印象が変わることもあり、やはり統一した文章を書いたほうが良いので必ず確認しましょう。

また所見を書く際に最も気をつけておきたいポイントとして「良いポイントを書く」というものがあり、通知表は子どもの成長記録でもある以上、良いポイントや成長したところを書きましょう。

どうしても伝えたい課題点がある場合は

「~のようになれると良いので、~のように関わっていきます」

など、子どもの成長に寄り添える文章を心がけるようにしてください。

所見は先生ならではの視点を伝えてもらえる嬉しい欄なので、行事で○○をやった、リレーの選手になったなどの「結果」は書かれてあっても保護者もすでに知っている内容です。

所見に書く場合は

「○○の練習のために休み時間も使って頑張っていました」

など、先生ならではの視点で「過程」を伝えられると良いですね。

文章を書く際にうっかりやってしまうこととして「長くなりすぎた」というものがあり、一度書き終わったら改めて読み直し、同じ語句を連続して使ってないか、同じことを書いてないかも確認しましょう。

所見の内容はまとめて全員を思い出しながら一気に書こうとしても難しいので、常日頃から生徒について以下のポイントをメモしておくと書きやすくなります。

  • 学級での様子
  • 授業の様子
  • 行事の準備期間の様子
  • 行事本番の様子
  • 友達とのかかわり
  • その他取り組みなど

こういったポイントを日頃からメモするようにしておけば所見を書く際にメモを確認しながら進められるので、ぜひ取り入れていきましょう。

また所見の内容が生徒が感じていた内容と全く違うのもトラブルに繋がるので、学期末に以下の内容で「○学期のまとめ」としてアンケートを取る方法をおすすめします。

  • 学習面
  • 生活面
  • 行事

それぞれの項目で頑張ったことや感じたこと、また次の学期や学年で頑張りたいことも書いてもらえばそれも所見を書く際の参考になるので、ぜひ取り入れてみてください。

ここまで進めておけば後はメモとアンケートをすり合わせながら所見を思いつくままに書いていき、終わってから文字数や文章などを整えて完成です。

以上のポイントを気をつけて書いていくと保護者にとっても学校生活を知れる、成長したポイントや良いところを知れる安心できる通知表の所見になります!

通知表の所見文例集!小学校1年生向けの書き方:1学期

桜の木

小学校1年生1学期の通知表は生徒にとってもはじめてもらう通知表であり、親や生徒も緊張して確認するところなのでとても大切です。

学習面はもちろん、それよりも学校生活や授業のルールに慣れたか、友達と仲良く学校生活が送れているかなど、生活面を重視して書いていきましょう。

文例

学習面

ひらがなの練習ではお手本を意識しながら何度も練習し、少しずつきれいな整った字がかけるようになっていくなど学習の成果が見られます。

授業では積極的に手を挙げて発表したり音読したりと積極的で、練習問題も一番に解き終わることができました。

体育の授業では「増やし鬼」などを楽しみ、友達と笑顔で協力し合いながら活躍していました。

音楽の授業では鍵盤ハーモニカに触れ、授業中だけではなく休み時間にも演奏するなど楽しんでいる姿が見られました。

生活面

給食当番という役割もしっかり覚え、みんなのために給食の準備を積極的に行ってくれました。

友達といつも楽しく過ごしていて、誰にでも優しく困っている友達に声をかけてあげたりしていました。

学校生活にも慣れ休み時間は友達と楽しく過ごし、チャイムが鳴る前にはしっかり席につけていました。

係活動

小学校に入ってはじめての係活動はプリントを職員室に取りに行く仕事になり、職員室に入る際も「失礼します」と大きな声で爽やかな挨拶をしっかりすることが出来ました。

通知表の所見文例集!小学校1年生向けの書き方:2学期

学校と校庭

2学期は学校生活面は慣れているので、学習面での1学期からよりよくなった変化や発表の内容を中心に、生活面では他者と積極的に関わっている姿など、成長を意識して書きましょう。

文例

学習面

授業中は真剣に先生の話を聞き、疑問点があった場合はすぐに手を挙げ積極的に発言するなど、高い意欲が見られます。

算数の足し算や引き算では積み木を使って計算していますが、1学期と比較すると早く取り組めるように変化し、学習の成果が見られます。

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