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新盆見舞いの書き方は?手紙は添える?知っておくべきマナーとは?!


お盆
には普通のお宅でもお墓参りのイベントがあると思いますが、最近身内や知人に不幸があった人は、「新盆」の法要がプラスされます。

とはいえ新盆といわれても「何のこと?どんな準備が必要なの?」としっくりこない人が多いのではないでしょうか?

新盆の法要に呼ばれていても仕事などで参加できない時には「新盆見舞い」を用意する必要があります。

どんなものを用意するのか、熨斗や手紙を添えるべきなのか、疑問点を詳しく解説していきます。

解決策提示

新盆の法要に出られない場合、新盆見舞いを送るべきなのですが、一体どんなものがいいのか、熨斗は付けるべきなのか、種類は?直接渡せない場合は手紙は必要か?

弔事はそう頻繁にあることではない上に、なかなか人に聞きづらい分野です。

しかしマナーを間違えると失礼になるので、気を付けなければいけません。

新盆見舞いの詳細について紹介いたします。

新盆見舞いの書き方は?手紙は添えた方が良い?書く時のポイントは?

新盆見舞いとして、箱やお金だけポンと送っては少し無作法です。

宅配便、郵送で送る場合には手紙を付けると丁寧です。

手紙の選び方、ペンの選び方

封筒は不幸が重ならないように必ず一重の無地のもの。

便箋は、縦書きで白、水色、薄いグレーの無地のもの。

親しい親類宛てであればシンプルな季節の花が描かれているものも可。

ペンは黒のボールペン、または万年筆を使用する。(地域によっては薄墨で書く場合もあります)

書き方のポイント

  • 法要に参列できないことの謝罪
  • 故人へのお悔みの言葉

可能であればプラスして

  • 遺族への気遣いの言葉

を簡潔に必ず便箋1枚でおさめます。(2枚目まで書いたり、白紙の便箋を重ねる必要はありません)

新盆の法要に参列できない場合、お金や仏前に備える供物新盆見舞いとして送ります。

遠方で行けない、または新盆の前後数日以内に直接伺える見込みがない場合、郵送や宅配便で送りましょう。

お悔み関係は、日にちがあくほど失礼になってしまいます。

現金のみを送る時

現金を送る時は、現金書留で送ります。

現金は御仏前の封筒に入れ、手紙はお金とは別の封筒に入れ、書留の封筒の中にまとめます。(現金書留の封筒は信書を同梱できます)

供物を送る場合

お供え物(お菓子や果物など)を送る場合、宅配便で送ると思います。

基本的に宅配便には信書は同封してはいけないことになっています。

手紙はお供え物が着く前か当日までに別便で郵送します。

その際に別便でお供え物が届く旨を伝えます。

新盆見舞いの書き方は?すぐに使える手紙の例文紹介!

お悔みの手紙を書く時には、基本的には時候の挨拶は省き、本文から書き始めます。

代わりに最後に「敬具」「合掌」などの言葉で締めます。

また、「度々」「追って」など繰り返しを連想させる言葉は使わないのがマナーです。

現金を送る場合

〇〇様の新盆(初盆)を迎え、改めてお悔みを申し上げます。
新盆当日に参加できず、申し訳ございません。
遠方よりご冥福をお祈りいたしております。  合掌
早いもので〇〇様の新盆を迎えるにあたり、ご家族様には悲しみを新たにされていることとお察しいたします。
法要に参列できませんが、当日は在りし日を偲び、香花を手向けたいと思います。  敬具

※合掌、冥福、供養は仏教用語なので、故人が神道、キリスト教など仏教以外の宗教の場合、使わないようにします。

<例文2>供物を送る場合

ご生前の面影をしのびつつ、故人の安らかなお眠りをお祈りいたします。
少しばかりではございますが、ご仏前(お写真のそば)にお供えいただければ幸いです。
新盆にあたり、心ばかりですがお花を送らせていただきます。
〇〇様のご仏前にお供えください。
暑さが厳しい折、ご家族様のご健康をお祈りいたします。

そもそも新盆見舞いとは?金額の相場は?いつ渡せば良い?

そもそも新盆見舞いとはどんな意味のものでしょうか?

包む金額の相場、いつどんなものを送るべきなのか、詳しく見ていきます。

新盆見舞いとは?

四十九日が過ぎて初めて迎えるお盆のことを新盆(にいぼん、あらぼん)といいます。

地域によっては初盆(はつぼん)とも呼びます。

そもそもお盆は亡くなった人が家に帰ってくると言われていて、その中でも故人が初めて帰ってくる新盆は特別な意味を持ちます。

新盆には僧侶を読んでお経を読んでもらったり、盆棚と呼ばれる祭壇を組み、親族や知人を集めて食事会などを開いたりして、故人を偲びます。

招待があった場合、新盆の法要には参加すべきですが、どうしても参加できない時には、代わりに新盆見舞いを送ります。

どんなものを送る?

基本的に盆棚にお供えするお菓子、果物、お花、線香、お酒などを送ります。

最近では現金のみを送ることも増えていますが、近親者や親しい友人などの場合は、お供え物も送った方がよいでしょう。

遠い親戚や、普段やり取りのない人には現金だけでも大丈夫です。

現金の相場としては下記を目安にしてください。

親兄弟などごく近い家族 10,000~30,000円
叔父叔母、その他親類 5,000~10,000円
知人 5,000円

親しい友人の法要だったとしてもあくまで知人としての参列ですから、あまり高額にならない方がいいです。

逆に親しくなくても親類の場合、ある程度の金額は出すべきです。

金額に迷ったら、自分と同等の関係性の親類や知人と金額を相談するのもアリだと思います。

 

いつ送る?

新盆の法要に間に合うように、前日までに到着するように送ります。

葬儀社で法要を行う場合、自宅、法要会場どちらに送るべきか喪主かその家族に確認してから送ります。

新盆見舞いの表書きの書き方は?のしや水引の種類は?

新盆見舞いを送る際、封筒や熨斗はどんなものを使うべきでしょうか?

選び方や書き方について解説します。

香典

現金を包む封筒は仏教の場合、御仏前(御佛前)の表書きのものを選びます。

黒白(地域によっては黄白)の結びきりの水引(結びきりなどよく分からなくても、市販のご仏前と書かれている封筒なら間違いありません。

最近ではパッケージに書き方が載っているものがあります)下部にはフルネームを記入します。

神道の場合 御神前」、キリスト教の場合そもそも新盆という概念自体がありません。

もし初盆の法要を行う場合、「お花料」と書きましょう。

封筒は十字かユリの花が描かれたもの。

お花料はカトリックでもプロテスタントでも使えます

お供え物

お供え物に付ける熨斗(のし)は香典と同じ黒白の結びきり、水引を使います。

表書きには「御供物」、下部にはフルネームを記入します。

最後に

新盆見舞いのマナー

  • 熨斗は黒白(黄白)の結びきり 水引
  • 現金の場合 近親者10,000~30,000円、親類5,000~10,000円、知人5,000円
  • お供え物 お菓子、花、果物、お酒、線香など
  • 添える手紙は、無地の縦書き、封筒は一重

前書き無しで、お悔みの言葉、欠席の謝罪、遺族への気遣いが入っている文章が◎

新盆は故人が初めて里帰りするとされている、ご遺族にとっては大切な日です。

失礼のないマナーで、故人へのお悔みの気持ちを伝えられる、新盆見舞いを送りましょう。

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