ムカデ競争のコツと必勝法は並び方に秘密が!?掛け声や練習方法も!

ムカデ競争を走る足

運動会で難しい競技といえば・・・そう、「ムカデ競争」です。

ちょっとしたきっかけで全員が転んでしまったり、息が合わず走りだせなかったり。

練習なしではゴールすることはできないかも。

逆にいえば、練習次第でよい成績をおさめることができる競技といえます。

私は中学生の時にムカデ競争をしたことがあります。

その時は5人のチームで、数回練習して本番に臨みました。

ゴール間近で足がもつれ転倒、悔し涙を流したことを覚えています。

ムカデ競争は、人数が多くなるほど難易度が上がります。

学校によっては、20人以上の人数で行うことも。

2018海さん運動会(ムカデ競走)

この動画のように、大人数が息を合わせて走る姿は壮観ですね。

この記事では、ムカデ競争のさまざまなコツを紹介します。

  1. 並び方のコツ
  2. 掛け声のコツ
  3. 走り方や姿勢のコツ
  4. 転んでしまったら? 転ばないためのコツ
  5. 練習のコツ

ぶっつけ本番でできる競技ではありません。

ぜひこの記事を参考に、コツをつかみ練習をして競技に臨んでください。

掛け声に合わせて、崩れることなく走れるようになった時の達成感はきっと大きいですよ。

ムカデ競争のコツと必勝法は並び方に秘密が!?

並んだカラフルなレゴのブロック

ムカデ競争には、並び順にもコツがあります。

基本は、前から後ろに向って身長の高い人から順に並びます。

これは前の人の肩や腰に手を掛けて列をつくるため、身長差が少ない方が良いためです。

ただし、ただ身長の順に並ぶだけではダメ。

特に先頭と最後尾の人選は重要です。

並び順のコツ

全 体 = 身長の高い人から順に

先 頭 = 背が高く体格がよい人、足が速い人、運動が得意な人

真ん中 = 運動が苦手な人

最後尾 = 声が大きく通る人

ムカデ競争は、前に行こうとしてしまい、どうしても後ろから押され気味になります。

そのため先頭は、体格がよく押されても大丈夫な人、また足が速くて全体のペースを引っ張れる人が最適です。

そして、足並みを揃えて進むために必要なのが、掛け声です。

この掛け声をかけるのに最適なのが最後尾の人。

「掛け声は先頭が掛けた方がリズムがとりやすいのでは?」と思えますが、これは間違い。

先頭の人が声を掛けるには、後ろを振り向かなくてはなりません。

これではバランスを崩してしまいます。

また、他のチームの掛け声や応援の声に掻き消されることも。

そのため、最後尾は声が大きく通りやすい人が最適です。

運動が得意じゃない、足が速くない人は真ん中あたりがいいでしょう。

前方のペースに引っ張られ、楽に進めるようになります。

身長差があまりないチームは、運動が得意な人から並ぶようにすると崩れにくくなります。

並び順が決まったら、次は掛け声を決めましょう。

ムカデ競争のコツと必勝法!掛け声はどうする?

メトロノーム

ムカデ競走になくてはならないもの、それは「掛け声」です。

走り出す時、走っている時、掛け声がなくては息を合わせられません。

まずはスタート。

どちらの足から踏み出すのか、あらかじめ決めておきます。

スタートの掛け声は、最後尾の人が気合いを入れて大きな声で。

「せーのっ!」

これが一番やりやすいでしょう。

そして走っている時、息を合わせるための掛け声。

「イチ、ニ! イチ、ニ!」

「ファイト、オー! ファイト、オー!」

こんな風に二拍子のリズムが一般的ですが、これはあまりお勧めしません。

二拍子では焦りを感じる人が多く、どうしても早くなりがちです。

「イチ、ニ、サン、シ!」

「イチ、ネン、イチ、クミ!」(一年一組)

このような四拍子がオススメ

他のチームと掛け声がかぶると、どれが自分のチームの掛け声かわからなくなり、リズムが崩れてしまう原因に。

よくある掛け声ではなく童謡やオリジナルのものにすれば、他のチームの掛け声に惑わされることもありません。

例えば、

「もしもし かめよー かめさんよー」

「きらきら ひかるー おそらの ほしよー」

誰でも知っている四拍子の童謡ならリズムがとりやすいでしょう。

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