保育園行事の中でも重要なイベントの一つである、卒園式。
小さかった我が子が大きく成長した姿を見ることが出来る大事なイベントです。
子どもだけでなく、親にとっても一大イベントですよね。
そんな卒園式で保護者代表として挨拶をすることになったが、どのようなことを話せばいいのか。
コツや内容のポイントはあるのか?どのくらいの長さがベストなのか?台本を見ながらでもいいのか?など、分からないことばかりでお困りではないですか?
そんなあなたのために、この記事では保育園の卒園式の保護者代表挨拶のコツやポイント、ベストな長さなどについてまとめました。
一緒に、疑問を解決しませんか?
難しく考えなくて大丈夫です。
保護者代表の挨拶には盛り込むべき内容がある程度決まっています。
その内容を含めて、後はあなたが読みやすい内容で具体的なエピソードを入れると、感動されるあなたらしい挨拶になりますよ。
では、具体的に説明していきますね。
保育園の卒園式に保護者会会長からの挨拶のコツとは?盛り込む内容やNGワードは?
保育園の卒園式で保護者代表として挨拶をする場合、「謝辞」になります。
「謝辞」は、「感謝を伝える言葉」と言う意味なので、卒園式の場合、
です。
間違えて含めてしまいがちな内容である卒園児へのお祝いは「祝辞」にあたりますし、個人的過ぎる思い出話は保護者代表からズレてしまうので、「謝辞」には含めないのが妥当です。
保育園の卒園式で保護者代表として挨拶をするときのポイントは主に7つです。
- 時候の挨拶
- 卒園式開催と参列への感謝
- 自分が誰なのかについて一言
- 具体的な思い出のエピソード
- 園に対するお礼
- 園児たちの今後
- 締めの言葉
順番は多少前後しても問題ありません。
この7つが保護者からの謝辞の基本になるので、あとは内容にあなたが読みやすいように作っていけばOKです。
挨拶の長さは、5分以内に収まるようにしましょう。
ゆっくりと子どもたちにも聞きやすい速度で、短くても3分くらいはあると良いですが、式の中であなたが挨拶する順番が後のほうなら、子ども達の集中力がなくなってくるころなので、短めにまとめたほうが良いです。
挨拶をするときは、メモや台本を見ながらでも良いのか、と疑問に思うこともありますよね。
メモや台本を見ながらで問題ありませんが、謝辞文は次年度以降の参考に園に渡す場合もあるので、式辞用紙などに手書きやプリントすることをオススメします。
保護者代表挨拶で言ってはいけないNGワードなどはあるのかも気になりますよね。
卒園式の挨拶において、決まったNGワードは特にありません。
ただし、これから小学校に入学する子どもたちに対して、「大丈夫かな」と不安になるような事は言わないほうが良いです。
保育園保護者会長の卒園式挨拶例文5選! その1
桜のつぼみも膨らんで春の訪れを告げている今日のよき日、本日はこのような盛大な卒園式を催して頂き、誠にありがとうございます。
また、ご来賓の皆様に置かれましても、お忙しい中ご臨席を賜り誠にありがとうございます。
僭越ながら、保護者を代表いたしまして、一言お礼の言葉を述べさせて頂きます。
初めて○○園に登園した日のことを、今でもハッキリと覚えています。
初めて集団生活を送ることになり、不安でいっぱいの子どもたちは、つないだ手をなかなか離すことが出来ずに、泣いてばかりでした。
いつまでも泣いている我が子に後ろ髪を引かれる思いで園を後にした親御さんも多いと思います。
私もその一人です。
そんな子どもたちも、優しい先生やたくさんのお友達と過ごす中で保育園が好きになり、登園するのを楽しみにするようになっていきました。
運動会では、かけっこやダンスの練習を頑張り、日々の練習の成果を存分に発揮していましたね。
お遊戯会では可愛いダンスやオペレッタを披露してくれました。
あんなに小さかった我が子が舞台の上でしっかりを自分の役を演じている姿にとても感動したことを覚えています。
子どもたちがここまでたくましく成長し、本日無事に卒園式を迎えることが出来ましたのは、園長先生をはじめとする先生方、そして園の運営に携わるすべての方々のおかげであると深く感謝申し上げます。
子どもたちはこれから、新たな場所で新たな友達との生活を始めることになります。
大変なこともあるかもしれませんが、○○園で教えて頂いたことは、きっと小学校でも役に立つでしょう。
最後になりますが、○○園の益々のご発展を祈念申し上げますとともに、園長先生をはじめとするご関係者の皆様そして本日ご参列くださいました皆様のご健康とご活躍をお祈りし、保護者を代表いたしまして、お礼の言葉とさせて頂きます。
令和○年○月○日
保護者代表 ○○
保育園保護者会長の卒園式挨拶例文5選! その2
ただいまご紹介預かりました○○と申します。
大変僭越ではございますが、本日卒園式を迎えた園児たちの保護者を代表いたしまして、一言ご挨拶をさせて頂きます。
穏やかな春の訪れが感じられる季節になり、今日のこのよき日に子どもたちが無事卒園式を迎えられることに、保護者一同心より感謝しております。
園長先生をはじめ、先生方ならびにご来賓の皆様にも、心よりお礼申し上げます。
初めて保育園に登園した日、大泣きする我が子に胸を締め付けられる思いで園を後にしたことを思い出します。
泣きじゃくる子どもを優しく抱きかかえ、明るい笑顔で受け入れてくれた先生方にとても心強さを感じました。
保育園での生活は、子どもたちだけでなく私たち親にとってもたくさんの思い出があります。
運動会やお遊戯会では、上手にダンスをする姿や一生懸命かけっこをする姿に毎年驚かされました。
餅つきや節分、七夕や夏祭りなど、家庭ではなかなか経験させることの出来ないような行事もたくさん体験させて頂きました。
毎日の忙しい業務の中で、行事ごとの準備をするのはとても大変だったことと思います。
先生方がいつも子どもたちのことを第一に考えて接してくださったおかげで、子どもたちはそれぞれの特徴を発揮しながら成長することが出来ました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
個性豊かな子どもたちを、それぞれにあわせてご指導してくださる先生方の姿を見て、それぞれの個性は、どれもかけがえのないものであることを強く感じるようになりました。
保護者として、とても大事なことを教えて頂きました。
子どもたちは、たくさんの思い出が詰まった○○園を巣立ち、これからは新たな環境での生活が始まります。
ここで培われたものを大切に、子どもたちだけでなく、我々保護者も一緒に、成長していきたいと思っております。
最後になりましたが、これからも○○園の益々のご発展と先生方、ご来賓の皆様方のご健勝を祈念いたしまして、お礼の言葉とさせて頂きます。
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