体調不良は予測できないもの。どんなに気を付けていても突然体調が悪くなることってありますよね。
自分だけならず、家族が体調不良になり看病が必要になることも。遊ぶ予定をキャンセルしたり、仕事を休まなければならなかったり、調整しなければならないことも出てきます。
約束していた相手から体調不良だと連絡がきたときは、どのように返信するのがよいのでしょうか?体調不良になった本人が1番自分を責めているはず。
- 仕事を休んでしまった罪悪感で気が休まらない
- 代わりに仕事をしてもらっているけれど、ちゃんと進んでいるだろうか?
- クライアントとの打ち合わせだったのにもう会ってもらえないかも・・・
- せっかく好きな人とのデートだったのにドタキャンなんて嫌われたかも・・・
心も体も弱っている相手に安心して休息してもらえるように返信してあげたいものですよね。
そこで!相手を気遣う返信文を実例を交えてご紹介します。
返信のルールやマナーは?
相手から体調が悪いと連絡がきたらどのくらいのペースで返信するのがよいと思いますか?
1番よくないのは返信しないこと!
相手が体調不良でメールを見るのも辛いだろうから、そっとしておこう!優しさのつもりで何も返信せずに自己完結してしまっては、相手には伝わりません。
ちゃんと届いたのかな?怒っているのかな?とよけい気になってしまい休まりません。短文でもしっかり返信しましょう。
メールに気が付いたらなるべくすぐ返信するのがよいでしょう。確認したのに後回しにすることは避けましょう。体調が悪くて何度も携帯やパソコンを確認するのは辛いもの。返信を待つのも気が気ではありません。できるだけすぐ返信をして相手に安心して休んでもらえるよう努めましょう。
返信の際は、長文になりすぎないように注意が必要です。体調が悪く、読むのも辛いかもしれません。気にすることなく休んでもらえるような文面を心がけるとよいですね。
- 「こちらのことは任せて」
- 「また別の日に予定を合わせよう」
など、安心できるような言葉をかけてもらえると嬉しいですよね。
ここで注意したいのは「ゆっくり休んで」「のんびりして」などの言葉を使うのはなるべく避けましょう。休暇などで休む際に使用するにはよいですが、病気は早く治したいですよね。時間がかかる印象を持つ言葉はなるべく避け、早くよくなることを願う言葉がけをしましょう。
また、目上の方に対しては
- 「お大事になさってください」
- 「ご自愛ください」
など、丁寧な言葉を使うとよいでしょう。
体調不良を気遣うメール返信例文!上司宛
自分の上司がお休みすることもあるでしょう。それが、本人の体調不良だったり、ご家族の体調不良だったり、どなたが体調不良なのかで返信のしかたは変わってきますよね。
ここでは2通りの例文をご紹介します。
上司本人が体調不良な場合
仕事のことは心配なさらずお任せください。
急ぎ対応が必要なものがありましたら対応しますので、遠慮なさらずおっしゃってください。
元気に出社されるのをみんなでお待ちしております。
どうかお大事になってください。
上司の家族が体調不良の場合
ご家族が体調不良とのこと、承知いたしました。
仕事のことは心配なさらず、看病に専念ください。
急ぎ対応が必要なものがありましたら対応しますので、遠慮なさらずおっしゃってください。
○○さん(上司)も体調をくずされぬよう、どうかご自愛ください。
どちらの文章も上司に対して仕事の心配をさせないよう気遣う文章になっていますよね。また、体調がよくなるよう願う文も入っています。これなら、罪悪感もなく休むことができそうですね。
体調不良を気遣うメール返信例文!同僚宛
同僚が体調不良になることもあるでしょう。本人が体調不良なのか、家族が体調不良なのかで返信内容もかわってきます。ここでは2通りご紹介します。
同僚本人が体調不良の場合
仕事のことは心配せずにこちらに任せてください。
急ぎで対応が必要なものがあったら、遠慮せずに言ってね。
回復したら頼りにしているよ。
今はゆっくり休んでね。お大事に。
同僚の家族が体調不良の場合
今はそばにいてあげてね。
仕事のことはこちらに任せてください。
急ぎで対応が必要なものがあったら、遠慮せずに言ってね。
復帰したら頼りにしているよ。早くよくなるといいね。お大事に。
体調を気に掛ける文章の他にも、復帰後のことも触れていると、休んでも戻る場所があるのだと感じられ、同僚も安心するでしょう。
体調不良を気遣うメール返信例文!部下宛
自分の部下が体調不良になることもありますよね。若い人が休む時は特に休むことへの罪悪感を抱いたり、自己嫌悪に陥ったりしがち。そんな感情を拭ってあげられるような文章を送ってあげたいですよね。
本人が体調不良なのか、家族が体調不良なのかで返信内容もかわってきます。ここでは2通りご紹介します。
部下本人が体調不良の場合
今はゆっくり休むことが仕事だよ。
こちらのことは任せてね。
復帰したら期待しているよ。
早くよくなるといいですね。お大事に。
部下の家族が体調不良の場合
こちらのことは気にせずに看病してあげてください。
仕事のことは任せてね。
早くよくなるといいですね。お大事に。
「休むことが仕事」と言われると罪悪感が薄れますよね。復帰後も期待されていると分かると安心して休むことができるでしょう。
体調不良を気遣うメール返信例文!女性宛
遊ぶ約束をしていたり、食事の約束をしていた相手が体調不良になってしまうこともありますよね。次回の約束をするなど、フォローを入れて返信しましょう。
本人が体調不良なのか、家族が体調不良なのかで返信内容もかわってきます。ここでは2通りご紹介します。
本人が体調不良の場合
こちらのことは気にしないでくださいね。
体調がよくなったら、また予定を合わせて会えるといいですね。
くれぐれも、お体お大事になさってください。
家族が体調不良の場合
こちらのことは気にせず、そばにいてあげてください。
落ち着いたら、また予定を合わせて会えるといいですね。
早く回復されることを願っております。
相手を気遣う言葉、また次回があることを伝えると、相手も罪悪感が薄れ、安心できますよね。
体調不良を気遣うメール返信例文!社外(取引先など)宛て
社外の方と会う約束をしていても、体調不良になることも。
本人が体調不良なのか、家族が体調不良なのかで返信内容もかわってきます。ここでは2通りご紹介します。
本人が体調不良の場合
こちらのことはお気になさらず、休養なさってください。
回復してから改めてスケジュールを組みなおしましょう。
くれぐれもご自愛くださいませ。
家族が体調不良の場合
こちらのことはお気になさらず、看病に専念ください。
回復してから改めてスケジュールを組みなおしましょう。
○○(社外の方)さんも体調を崩されぬよう、ご自愛ください。
社内の人と違い、それほど連絡を取り合う機会もない相手だと、急な予定変更を申し出るのもためらわれますよね。
そんな時に気遣う言葉や今回の約束がダメになっても次回があることを伝えてもらえると、社外の方も安心することができるでしょう。
体調不良を気遣うメール返信例文!好きな人宛て
デートの約束をしていた相手から体調不良のメールが来ることもあるでしょう。取り乱すことなく、相手を気遣うことが重要です。
本人が体調不良なのか、家族が体調不良なのかで返信内容もかわってきます。ここでは2通りご紹介します。
本人が体調不良の場合
早くよくなるといいね。
体調がよくなったらまた会えるといいな。
お大事に。
ご家族が体調不良の場合
今はそばにいてあげて。
落ち着いたらまた会えるといいな。
○○さんも無理しないでね。
お大事に。
好きな人に嫌われたかも・・・と思ってしまうかもしれませんが、次回があることを伝えると相手も安心するのではないでしょうか。
体調不良を気遣うメール返信例文!コロナ関連
コロナの感染拡大がおさまらない昨今。今や誰がなってもおかしくない状況です。感染してしまったと連絡があった場合、落ち着いて、相手を気遣うような返信をこころがけましょう。本人が感染した場合、ご家族が感染した場合2通りご紹介します。
本人が感染した場合
お辛い状況とは思いますが、今はしっかり休息をとってお休みください。
回復したらまたお会いしましょう。
その日が来ることを心待ちにしております。
くれぐれもご自愛ください。
ご家族が感染した場合
今は看病に専念してください。
落ち着いたらまたお会いしましょう。
その日が来ることを心待ちにしております。
○○さんも大変かと思いますが、くれぐれもご自愛ください。
コロナに関してはいまだ不明なことが多いですよね。なぜ自分が、なぜ家族が感染してしまったのだろう・・・と罪悪感、不安感など、いろんな感情をいだくでしょう。
と思うと早く回復しなくてはと少し希望がもてるかもしれませんよね。
まとめ
- 体調不良を気遣うメール返信例文!上司宛
- 体調不良を気遣うメール返信例文!同僚宛
- 体調不良を気遣うメール返信例文!部下宛
- 体調不良を気遣うメール返信例文!女性宛
- 体調不良を気遣うメール返信例文!社外(取引先など)宛て
- 体調不良を気遣うメール返信例文!好きな人
- 体調不良を気遣うメール返信例文!コロナ関連
体調不良で連絡をするときに罪悪感を抱く人も多いですよね。
その気持ちを拭ってあげるためにも、相手を気遣う言葉や優しく返信することは大切なことです。何も気にせず休んでもらえるように相手の気にしていることを解消してあげることも重要です。
休んでいるのに休まらないようでは、回復が遅れてしまいますよね。誰も体調不良になりたくてなる人なんていません。
体調不良を責めるより、早く回復できるよう願うこと、回復してからのことを話す方が、よほど相手の為になります。
相手を気遣い、優しい言葉をかけられる、そんなメールが返信できる人になれるとよいですね。
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