ちょっと気がゆるんだ、目を離したタイミングで子供が怪我をしてしまったなど、自分の不注意で子供が怪我をしてしまうと罪悪感に苛まれ、どうしても落ち込んでしまいます。
しっかり見ておけば、怪我をさせずにフォロー出来る方法もあったのになど、子供の怪我を見るたびに思ってしまうんですね。
そこで今回は自分のせいで子供が怪我をしてしまい罪悪感に苛まれている、気持ちがどうしても整理できない場合の向き合い方、解決方法を紹介しています。
どれだけ気をつけていても子供が怪我をしてしまう可能性はあるので、そういった場合に気持ちの整理をつけるためにもぜひご確認ください!
子供が自分のせいで怪我をしてしまった!
子供が自分のせいで怪我をしてしまうのは様々なパターンがありますが、具体的にはどのようなシーンで起こっているのかをまずチェックしてみましょう。
- ベビーベッドの柵を乗り越える
- おむつ台から落ちてしまう
- 子供が姿見を倒してしまう
- 目を離した一瞬で階段から落ちる
もちろんわざと怪我をさせてしまったわけではなく、ほんの一瞬気が逸れた、上の子に呼ばれて目を離した一瞬で起こってしまうなどが多いです。
当然赤ちゃんや子供は何が危険なのか分からないので、せまいおむつ台の上にいても寝返りをうってしまう、家の中で走り回って階段から落ちてしまう可能性などがあります。
このように、基本的には「赤ちゃんや子供の予測していなかった行動」と「一瞬の隙間」があわさって怪我をしてしまうことが多く、親は当然気をつけているもののいつだって起こり得る事態です。
気をつけていて子供が道路に飛び出しかけ、慌てて腕を掴んだ結果脱臼してしまったなどもあり、日常生活のどこでも怪我をさせてしまう可能性は0ではないんですね。
子供の怪我に対する罪悪感との向き合い方は?
子供は怪我をすると痛くて泣きますし、その傷を見るたびに「自分がしっかりしていれば」と罪悪感を感じてしまい、思い出すたびに罪悪感が積み重なってしまいます。
万が一その傷がずっと残ってしまうとこの罪悪感の積み重ねはさらに大きくなってしまい、そればかりを考えてしまうようになるので、向き合い方をしっかり考えておくことは大切です。
「自分がもっとしっかりしていれば」「もっと良いフォローがあったのに」などの気持ちが罪悪感となりますが、これは当時の自分の行動を悔いているからこそ感じるんです。
ですから子供の怪我に対する罪悪感と向き合う場合は、どうすれば防げたか、次にどう活かせば良いかをしっかり考え、前向きに行動することで対処しましょう。
そして開き直るのではなく反省したポイント、例えば階段から転げ落ちてしまった場合は柵を付ける、おむつ台から落ちてしまった場合は終わるまで目を離さない、など対策します。
また今回の失敗を踏まえて起こるかもしれない可能性を考えて事前に対策を練るのも、今後同じように怪我をさせてしまう可能性を減らせますね。
起こってしまった過去を変えることは絶対にできないので、罪悪感と向き合う、罪悪感を感じないようにするためにも、その経験を今後に活かすという思考が大切になります。
また子供は「怪我して痛い」と思ってはいてもそれを親のせい、不注意のせいだとは思っていないので、ずっと「ごめんね」と言われ続けると逆にそれが辛くなる場合もあります。
「自分の怪我のせいでずっとつらい思いをさせている」と感じられてしまうと罪悪感から出る「ごめんね」を聞くことが辛くなってしまうので、罪悪感を子供にぶつけることは避けてください。
子供へのフォロー方法は「ごめんね」を繰り返すことではなく、反省を活かし次は同じ失敗をしない、怪我をさせないようにすることです。
自分の不注意で怪我をした場合は母の責任になる?
例えば公園でちょっと目を離したタイミングですべり台から落ちて怪我をしてしまった、こういう場合はもちろん自分が目を離したことを悔いますし、自分の責任のように感じてしまいます。
また周囲からも「しっかり見ておかなかったの」「怪我は一緒についていたあなたの責任」など責められることがあり、自分を責めてしまうんですね。
法律的な考え方で責任はどこにあるかを考えると、子供本人や親の不注意による転落などは自己責任であり、この場合は親の責任になります。
(遊具に不具合があった場合や他の子供が原因だった場合は公園の管理者や怪我をさせた子供の親の責任になりますが、今回は別問題とします。)
この場合の罪悪感との向き合い方も基本的に何も変わらず、どこを反省したか、次にどう活かせば良いかをしっかり考え、前向きに行動する気持ちが大切です。
起こってしまった過去は変えることは絶対にできないので、罪悪感と向き合う、罪悪感を感じないようにするためにもその経験を今後に活かすという考え方にしていきましょう。
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