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中間テストの成績表に書く保護者感想コメント・実例!学年別の書き方

通知表

子どもはテストが終わると、勉強の重圧から解放感されて喜びを表しますが、保護者はテスト点数の結果について、学校側に感想コメントで悩むことをよく聞きます。

学校生活の子どもの様子を知りたいけど、コメントを書く内容から学校側に思われる憶測が左右し、書くことをためらってしまうといいます。

そこで、中間テストの成績表に書く保護者のコメントについて、まとめさせていただきました。

これをご参考にしていただいたら、コメントを書くことをためらわずに記載できると思います。

ぜひ、今回の内容をご覧になってください。

中間テストの成績表に書く保護者感想コメントの必要性

中間テストの成績表を確認すればよいだけなので、印鑑だけで済ましてほしいと思う保護者さんが多いと思います。

私もそうでした。

しかし、学校側は、この中間テストの成績表を作成し、保護者さんに渡すのには、意味があったのです。

学校側と家庭でやりとりする手段として作成されたもの

学校の様子を家庭に伝え、家庭の様子を学校で伝えることができるのは、家庭訪問や二者或いは、三者面談ぐらいしかありません。

そのため、学校側と家庭でやりとりする機会を増やすために、中間テストの成績表に保護者のコメントを設けています。

学校側としては、保護者の子どもの学力に対して認識する大きな材料

親は子どものテスト成績を見て、どのように感じているのかをコメントから知るためです。

家庭学習の様子について知りたい

学校側は家庭での学習状況がわかりません。

家庭学習の状況がわかれば、それを認識したうえでの学習指導が学校でできるので、それを求めています。

成績がよかった場合とよくなかった場合での保護者感想コメントの書き方は?

保護者

中間テストの成績がよかった場合

中間テストの成績がよかった場合は、いろんな実例集をみると、主に以下の3点がコメントで多く書かれています。

先生へのご指導の感謝

実例:

テストの成績がよくて、本人も家族も喜んでいます。
ご指導ありがとうございます。

今後の子どもの期待

実例:

次のテストは更に集中して勉強すると目標に立てていました。
この調子でがんばってほしいです。

先生に向けての今後の挨拶

実例:

本人もやる気になっていますので、引き続きご指導をよろしくお願いします。

中間テストの成績がよくなかった場合

中間テストの成績がよくなかった場合は、いろんな実例集をみると、主に以下の3点がコメントで多く書かれています。

子どもに確認をとり、今回のテストの反省

実例:

自分の苦手なところを勉強し続けていれば、きっと結果もついてくると話をしていました。

反省を受けての今後のテストへの期待

実例:

次のテストはきっと頑張ってくれると思います。
しっかり応援していきたいと思います。

先生に向けての今後の挨拶

実例:

今後もご指導お願いします。
或いは、
これからもよろしくお願いします。

各学年のとらえるポイント

中間テストの成績がよかった場合とよくなかった場合のコメントの違いは、概ねコメントの最初だけでした。

次に各学年で、コメントのとらえるポイントが違っていきます。

  • 中1:中学生の学校生活に慣れはじめたころ、はじめての中学のテスト等。
  • 中2:中学1年間を体験し、中学校の生活に慣れ、生活と気持ちがマンネリ化等。
  • 中3:受験生になり、勉強に対しての子どもへの期待と先生にむけての挨拶等。

私の子どもの学校では、中間テスト成績表の保護者のコメントを提出したら、終わりとなってしまいます。

私としては、そのコメントをみて、学校の先生はどう思われているのか知りたいと思ってしまいます。

コメントに対して、コメント内容をみたご意見をいただけませんか?と書くのもどうかと思い、難しいところですね。

中間テストの成績表に書く保護者感想コメントの注意点

コメント

中間テストの成績表に書く保護者のコメントは、担任の先生が読むだけでなく、実は、学校に提出する前に、必ず子ども自身も読んでいます。

そのため、お子さんにむけてメッセージを書くことをおすすめします。

テストをするのは先生ではなく、お子さんだからです。

コメントの書き方で、お子さんを嬉しい気持ち、または悲しい気持ちにしてしまいます。

コメントで褒められたら嬉しいですが、改善点ばかりだと悲しい気持ちになり、やる気もなくなります。

そこで、ポジティブな言葉や褒め言葉を7~8割、できていないことや改善してほしいことを2~3割でコメントを書くことをおすすめします。

また、下記の3点を書くことで、お子さんにとっても、やる気を出すコメントになるかと思います。

①今回のテストで褒めるべきポイントを書く

例)文句を言わずに勉強していた。

②まだ解決できていない部分を書く

例)計算ミスが多いので、改善してがんばってほしい。

③応援メッセージを書く

例)やれば出来る子だから、きっとがんばってくれると思います。

 

私が学生のとき、成績表など親のコメントがあるものは、必ず学校に提出する前に書いてある内容を確認していました。

親が自分のことをどう思っているのだろうとすごく気になっていたからです。

母親は、特に私のことに対して、勉強に対してうるさく言わない人でした。

どう思っているのか不思議でたまりませんでした。

親のコメントをみたら、

『テストの成績が悪いことは、本人もつらいと思います。そのつらさをバネに、頑張って勉強してくれると思います。』

とコメントされていました。

普段、積極的に勉強しない私に対して、責めることもなく、逆に応援してくれることは、すごく嬉しかったです。

それ以来、自分から進んで勉強するようになりました。

まとめ

手をつなぐ親子

 

  • 中間テストの成績表に保護者のコメント欄があるのは、学校側で必要性がある。
  • 成績がよかった場合とよくない場合のコメントの違いは、概ね最初だけである。
  • 学年別でコメントのとらえどころが異なる。
  • 保護者のコメントは、お子さんに向けたメッセージがおすすめである。

今回、実例集を交え、中間テストの成績表に保護者のコメントについて記載させていただきました。

このなかで実は、先生と親とのやりとりではなく、お子さんと親とのやりとりであることを忘れないでいただきたいです。

そのため、保護者のコメントで、お子さんがやる気を出すコメントをかけば、お子さんは勉強を頑張ってくれると思います。

大変だと思いますが、今回提供した保護者のコメントでの注意点を意識していただき、お子さんのやる気を出していきましょう。

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