夫婦喧嘩がヒートアップしてしまい、ついに警察まで呼ばれてしまった!
なんとか夫婦喧嘩は収まったが、児童相談所にも連絡がいくと言われてしまった。
児童相談所に連絡が行くと子どもはどうなってしまうのか?
強制的に連れて行かれることもあるって聞くけど、実際はどうなの?
警察や児童相談所はどこまで介入するのか?
分からないことだらけで不安に襲われていませんか?
そんなあなたのために、この記事では夫婦喧嘩で警察沙汰になってしまい、児童相談所に連絡が言ってしまった場合についてまとめました。
この記事を読んで、あなたの不安を解消しませんか?
子どもの目の前で夫婦喧嘩をすることは精神的な虐待にあたるとされています。
そのため、夫婦喧嘩に警察が介入した場合は児童相談所に連絡することになっているのです。
では、詳しく説明していきますね。
夫婦喧嘩で警察沙汰に!児童相談所も呼ばれてしまった!なぜ?
日本には児童虐待防止法という法律があり、これによると子どもの面前で夫婦喧嘩をすることは心理的虐待に当たるとされています。
子どもの面前で夫婦喧嘩をすることは、それを見た子どもが精神的に萎縮してしまい、脳にもダメージを与えてしまうと言われているからです。
そのため、激しい夫婦喧嘩をして警察沙汰になってしまった場合、それが子どものいる家庭であれば警察は児童相談書に通告する義務があるのです。
警察沙汰にならなくても、激しい夫婦喧嘩をしているとの通報が直接児童相談所に来ることもあります。
児童相談所に通報があれば、児童相談所の職員は48時間以内に子どもの安全確認を行わなければいけないことになっています。
夫婦喧嘩で警察や児童児童相談所がかかわるケースは?
言い争う程度の夫婦喧嘩であれば警察がかかわることはもちろんありませんが、明らかに異常な夫婦喧嘩の場合は警察が介入するケースもあります。
それは、夫婦喧嘩で暴力などの被害がある場合です。
DV防止法という法律ができ、被害があれば警察が介入できるようになったのです。
夫婦であっても、凶器を持って脅したり、怪我を負わせることは犯罪です。
夫婦喧嘩をしてどちらかに怪我を負わせてしまった場合に、被害を受けたほうが被害届を出せば加害者は逮捕されてしまうこともあります。
また、被害届を出さなくても、逮捕されるケースもあります。
これはどちらか一方だけでなく、二人とも逮捕されることもあります。
警察から児童相談所に通告されると、児童相談所が子どもの安全確認にくるか、児童相談所に出向くように言われ、話を聞かれます。
その際に子どもの身体に虐待の後などがなければ、すぐに保護されることはほとんどありません。
ただし、何度も警察沙汰になる夫婦喧嘩をしていたり、子どもの面前でDVが繰り返されている場合は、一時保護される可能性もあります。
しかし、どの段階で保護するかは自治体によって大きく差があり、子どもの保護はせず、親身になって相談にのってくれるところもあれば、わりと早い段階で保護するところもあるようです。
児童相談所と警察は、以前はあまり連携が取れていないケースが多かったが、最近では児童相談所と警察の連携が重要視されるようになり、連携を強化が進められています。
夫婦喧嘩で警察沙汰になった子どもへの影響は?
子どもの目の前で夫婦喧嘩をすることは、子どもにとってとても大きなダメージを与えます。
最近では、まだ言葉の分からない赤ちゃんでも、その影響は大きいことが分かっています。
具体的に、夫婦喧嘩が子どもに与える影響はこの5つです。
- 心を閉ざし、感情表現が乏しくなる
- 自己否定をする
- 乱暴な性格になりやすい
- トラウマなど、精神疾患になる可能性がある
- ホルモンバランスが崩れ、身体の成長が阻害される
実際に両親が夫婦喧嘩を繰り返す家庭で育った子どもは、夫婦喧嘩がとても怖かったと話しています。
怖くて泣くと余計に不機嫌になり、怒鳴られることもあったそうです。
他にも、両親の夫婦喧嘩を聞くと気分が悪くなったり、体調にも影響が出たという子どももいます。
警察沙汰になる前に夫婦喧嘩をしないためには?
では、夫婦喧嘩をしないためにはどうしたらいいのでしょうか。
夫婦喧嘩を減らすためにオススメなのは、この3つです。
- ルールを決める
- ヒートアップする前に一旦距離を置く
- ストレスを溜めずに適度にストレス発散をする
ケンカをしないように一緒に生活をするためのルールを決めたり、ケンカになりそうなときは一旦距離を置き冷静になる時間を作りましょう。
不満に思っていることを紙にまとめると客観的になり、冷静になれますよ。
ストレス発散も重要です。
ストレスが溜まると、些細なことでイライラしてしまいます。
なるべくお互いに一人になる時間を作って、こまめにストレス発散をするように心がけてください。
夫婦喧嘩語に子どもへのフォローはどうする?
子どもの前で夫婦喧嘩をしてはいけない、と分かってはいるものの、相手に対する不満が我慢できなくなり子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまった場合は、どのようにフォローすればいいのでしょうか。
大切なのは、この4つです。
- なぜケンカをしてしまったのかを説明する(言葉が分かる年齢であれば)
- 子どものせいではないと伝える
- 仲直りした姿を見せる
- 不穏な空気を残さず、子どもに笑顔で接する
重要なのは、子どもを安心させてあげることです。
目の前で大好きな両親の怒鳴りあいを見てしまった子どもは、とても強い恐怖心に襲われています。
しっかりフォローして、安心させてあげてください。
まとめ
- 子どもの面前で夫婦喧嘩をすることは心理的虐待になる
- 激しい夫婦喧嘩で警察沙汰になった場合、警察は児童相談所に通告する義務がある
- 夫婦喧嘩でも被害届を出すと逮捕されることもある
- 子どもに虐待の後がなければすぐに保護されることは少ないが、子どもに危害が及ぶ可能性があると判断されれば早い段階で一時保護されることもある
- 夫婦喧嘩を減らすために
- ルールを決める
- 一旦距離を置く
- ストレスを溜めない
- 子どもの目の前で夫婦喧嘩をしてしまったときは、必ずフォローして、子どもを安心させてあげる
いかがでしたでしょうか。
あなたの不安を少しでも解消できたでしょうか。
大事な子どものためにも、夫婦喧嘩をしないように心がけてくださいね。
【こちらも読まれています】