学生生活の中でも重要度の高い『部活動』
運動部だけでなく、文化部であっても団結力を高めるために、スローガンを掲げるところは多いと思います。
先生にスローガンを考えてこいとはいわれたけど、どんなものがいいのかイマイチわからない!
四字熟語の数が多すぎて絞り切れない!
そもそもスローガンってなんなの?
わかります。
私も学生時代に吹奏楽部の部長をしていたのですが、スローガンといわれてもなかなかピンときませんでした。
というわけで今回ご紹介するのは、部活で使えるおすすめのスローガンを、四字熟語を使って表現してみようのコーナーです!
そもそもスローガンとはどうして決めるのか、団結力を高める方法などを、自分の経験を交えてご紹介します。
四字熟語は部活だけでなく、クラスや会社でスローガンを決めるとき、お手紙を書くときなどにも役立つので、ぜひ覚えていってくださいね。
部活で使えるスローン!ジャンル別の四字熟語! 1:チームワーク編
四字熟語 | 意味 |
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一蓮托生(いちれんたくしょう) | 結果に関わらず、最後まで行動・運命を共にすること。 |
七転八起(しちてんはっき) | 何度失敗しても負けずに立ち上がり、何度も挑戦すること。 |
一味同心(いちみどうしん) | 同じ目標や目的をもって、心をひとつにすること。 |
上下一心(しょうかいっしん) | 立場の上下に関係なく、心をひとつにすること。 |
チームワーク力をもっとつけたい!
今以上にチームワークをよくしたい!という部活におすすめです。
ラグビー選手の五郎丸さんが、
と言っていました。
仲間思いでまとまりのあるチームは本当に強いですし、なにかに躓いた時にも、仲間の支えが大きな力となってくれますよ。
団体競技を行う上で、チームワークは必須だと私は思います!
部活で使えるスローガン!ジャンル別の四字熟語! 2:元気編
四字熟語 | 意味 |
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意気衝天(いきしょうてん) | 意気込みや元気が、天を突きあげるほど盛んなこと。 |
旭日昇天(きょくじつしょうてん) | とんでもなく勢いがあり、その様は朝日が勢いよくあがるようであること。 |
震天動地(しんてんどうち) | 勢いや音が驚くほど大きく、天地を振動させる意。 |
新進気鋭(しんしんきえい) | 新しい分野に現れ、勢いが鋭く将来有望な人、様子のこと。 |
活気のある部活におすすめな四字熟語です。
意味がわからずとも、文字を見ているだけでなんだか高まってくるのを感じますね。
元気や勢いというのは、ここぞという時だけでなく、日頃からモチベーションを保つのに必要です。
自分の気持ちがあまり乗っていないときでも、仲間が元気な姿をみると、やる気がでてきますよね。
逆に自分が元気に頑張る姿で、仲間に元気をあげることもできます。
それって、すごく誇らしいことだと思います。
部活で使えるスローガン!ジャンル別の四字熟語! 3:かっこいい動物編
四字熟語 | 意味 |
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虎視眈々(こしたんたん) | 目標のために鋭い眼光でチャンスを伺う様子。そのチャンスがきたら勝負をしかけること。 |
竜驤虎視(りょうじょうこし) | 活気があり勢いがある様子を世間に示し、威圧すること。 |
鷹視狼歩(ようしろうほ) | 鷹のように鋭く、狼のように貪欲で隙がない人のたとえ。 |
虎・竜・鷹・狼を想像してみてください。(竜は想像しづらいかもなのでドラゴンとか)
どの生物も眼光が鋭く、獲物を貪欲に狩りにいくハンターです!
「狙った獲物は逃がさない!」というワードをよく聞くと思いますが、まさにその言葉通りの隙を狙い、ここぞというところで一気に勝負をかけてきます。
そういうイメージを持つことで、気持ちの面でも強くなってきますよね。
同じように、勝負をかけなければならない場面が多い部活、ワイルドにいくんだぜ俺らは!という部活におすすめですね。
部活で使えるスローガン!ジャンル別の四字熟語! 4:努力編
四字熟語 | 意味 |
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一念発起(いちねんほっき) | 今までの考えを改めて、目標を成し遂げようと強く決意すること。 |
切磋琢磨(せっさたくま) | たくさん努力すること。仲間と励ましあいながら向上すること。 |
一意奮闘(いちいふんとう) | 目標に向かって一点に集中して精一杯頑張ること。 |
水滴石穿(すいてきせきせん) | 小さな力でも努力を積み重ねれば強大な力になること。 |
これもどの部活であっても必要になってきます。
一部の突飛な人を除いて、誰であっても努力は必要ですよね。
プロ野球選手のイチローさんが、
という名言を残していますが、その通りだなぁと感じます。
特別なことをポンっとするんじゃなく、毎日の積み重ねが大切です。
運動部でも文化部でもです!
部活で使えるスローガン!ジャンル別の四字熟語! 5:決意編
四字熟語 | 意味 |
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初志貫徹(しょしかんてつ) | 最初に決めた志、目的を最後まで貫き通すこと。 |
背水之陣(はいすいのじん) | ギリギリの状況に身を置いて、目標に向かって必死に取り組むこと。 |
不撓不屈(ふとうふくつ) | 強い意思を持ち、どんな困難や苦労にも負けないこと。 |
熱烈峻厳(ねつれつしゅんげん) | 何があっても絶対に譲らないという厳しさ、情熱をもつこと。 |
決意って「絶対にやってやる!」「絶対にこうする!」っていう強い意志のことですよね。
いうなれば、覚悟が決まっているってことなのかなぁと私は感じました。
覚悟が決まっている人間ってすごく強いんですよ。
アニメとかでも、それまで弱かったキャラが、覚悟が決まった瞬間に覚醒したりしますよね。
あんな感じで、リアルの世界でも同じように人は強くなります。
アニメのような特殊能力はでないにしても、目標に向かって一生懸命になることができたり、練習を積み重ねった結果、いままでできなかったことができるようになったり。
なので、決意を抱くことはとても重要なんですね。
そもそもスローガンってなに?決めるメリットは?
ここまでお話しておいて今更感はありますが、そもそもスローガンとはなんでしょうか?
ということです。
『私たちの目指すところはこれ!』『俺たちはこういう人間になるぞ!』
という意思をチーム内で統一したり、公表することができます。
なぜスローガンが必要なのか?メリットは?
最初にも少しお話しましたが、私は学生の頃吹奏楽部の部長でした。
入部当初は先輩たちのやる気がまったくなく、団結の「だ」の字もない状態。
そんな環境でまとまるはずもなく、辞めていく人が続出、裏では悪口大会、練習も塾を理由にしてサボる人がいたりで、肝心の演奏もそれはそれは散々な状況。
そんな先輩方が引退して私が部長になったわけですが、いままでなかった目標として「県コンクールの本選出場」一緒に決めたスローガンに先ほどもご紹介した「上下一心」を掲げました。
先輩後輩関係なく、みんなで意見を出し合って、みんなで心をひとつにできるような環境にしたくてこのスローガンを掲げました。
最初こそいままでの流れでの、だんだんと部員同士が仲良くなって、練習も頑張ってくれたことで演奏が揃いはじめ、部員のやる気がグングン上がっていくのを感じることができました。
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