ちょっとしたすれ違い、または意地を張ったために大切な友達と喧嘩してしまい、仲直りする事もなく関係はそのまま…。
何かあるとその友達の事をいつも思い出してしまう。
どうしてもこのままでは嫌だ!でも、今さらどうしたらいいのか分からない…。
直接会って話せたらいいけど、もう自分とは会ってくれないかもしれない。
自分と会うのを嫌がられるかもしれない。
もし友達とのことでそういった事に心悩ませているなら、手紙で気持ちを伝えてみるのはどうでしょうか?
直接は言いづらくても、文章でなら言える言葉もあります。
ここでは、喧嘩して疎遠になってしまった友達に送る手紙の書き方をご紹介します。
友達と仲直りするための手紙の例文は?書き方は?例文3つをご紹介!
はじめに言ってしまいますが、仲直りすることを“期待”はしない方がいいです。
期待とは、
です。
友達と喧嘩をして、自分は仲直りしたいと望むのは自由です。
仲直りをするために手紙を出すなどの行動をするのも自由です。
そしてその自分が行った事を、喧嘩した友達が受け取るか受け取らないか、仲直りを望むか望まないか、それを決めるのは友達で、そこには友達の自由があります。
友達とどうなるかというのは考えず、
そう心に決めて、行動しましょう。
さて、友達と仲直りをすると決めたなら、さっそく仲直りするための行動をしましょう。
ペンと紙を手元に用意してください。
まず、仲直りするための手紙の例文を3パターンご紹介します。
それを参考にして、自分なりの言葉で友達に対して手紙を書いてみましょう。
自分の“嫌い”や“苦手”を伝える
Aさんへ
Aさんにずっと黙っていたことがあります。
私は、実はAさんとしていた〇〇〇〇がとても苦手でした。
Aさんの事が嫌いという事ではないです。
でも、〇〇〇〇が、私はとても苦手です。
〇〇〇〇をするのが嫌いだから、それを一緒にするAさんの事も苦手と思っていました。私はこれからは、Aさんとは自分に無理することなく付き合っていきたいです。
今回喧嘩してしまったけれど、Aさんの事は友達だと思っています。
私はこれからは〇〇〇〇はしたいとは思いません。
でも、それをしなくてもAさんとはお友達でいたいと思っています。
とりあえず、今の私の正直な気持ちを伝えたいと思いました。
落ち着いた頃にまた連絡します。
怒りを表現する
怒ってる事なんて書いたら仲直りできないんじゃない…?と不安に思うかもしれませんが、怒りを伝えたいと思うなら、伝えましょう。
伝えたいと思う自分の気持ちを大切にしましょう。
Tさんへ
その後変わりなくお元気ですか。
あれからもう何年も話していませんね(笑)
Tさんは何も隠すことなく自分が思った事を言っただけだと思います。
率直に言うと、あの時のTさんの発言は、“親しき中に礼儀はない”と感じました。
友達だから何を言ってもいいと思っているのかな?と思いました。
長年付き合ってきた友達だから、公私混同して相手のプライベートに踏み入って良いと思っているのかな?と思いました。
あの時、私はびっくりしたし、がっかりしたし、怒りも感じたし、失礼だと思ったし、何より、話すたびに楽しくない想いをするのはお互いのためにならないと思いました。
だから、私は距離を置こうと思いました。
私達は、長年付き合っていたこともあり、私は今でも友達でいるのは当たり前だと思っています。
これからも、私は嫌な気分になったら距離をとると思います。
嫌な気分になる人とずっと一緒に居たいと思うほどマゾではありません。
私はTさんとは、無理なく付き合っていきたいです。
そして、会うとホッとして話すと喜びを感じられるような友達でいたいです。
とりあえず今回はここまで。また話しましょう。
怒っていることは、自分は怒りを感じましたというように、自分はこう感じたという表現の仕方をしましょう。
シンプルに謝る
あれから、あなたの事をたびたび思い返しています。
あのときは、言い過ぎました、ごめんなさい。
また、お話したいです。
文章で気持ちを伝えるときは、出来るだけ素直な気持ちを簡潔に伝える事がポイントです。
友達と仲直りするための手紙、いつ出す?
手紙を出すタイミングは“自分が出したいと思った時”です。
遅すぎだったり、早すぎたりすることはありません。
手紙を出したいと思った時が、ベストタイミングです。
もしも相手が亡くなっていた場合でも、遅すぎる事はありません。
相手を想い手紙を書いて、その人に聞いてもらうつもりで自分で声に出して読み上げてみましょう。
あなたの想いや気持ちは、きっと相手にも届いています。
もしよければこちらの動画も見てみて下さい。
喧嘩別れ【泣ける話】会えない友達
友達と仲直りするのにLINEやメールはアリ?手紙じゃないとダメ?
LINEやメールだと、返信が来ないと気になりませんか?
返事が来ない、既読スルーされている、相手はどう思っているんだろう…と、くよくよと気にするのなら手紙の方がいいです。
既読スルーも気にしない、私は私のやりたいことをやったから!
と、腹をくくれる人は連絡手段は何でも大丈夫です。
相手の出方や反応を気にして、良くないイメージを膨らませてしまう人は、出来るだけ気分が良い状態でいられる連絡手段を選びましょう。
友達と仲直りするために手紙を書いたけど返事がこない!どう対処したらいい?
手紙を出したけれど返事が来ない。
そうなると気にはなるかもしれませんが、最初に話した通り、相手にも自由があります。
もしかしたら、もうあなたとは一切かかわらないと決めているかもしれません。
または、返信できない状況なのかもしれません。
今はまだ連絡は取らないと決めているのかもしれません。
手紙を読むのも読まないのも、返事を書くのも書かないのも、友達としてまたお付き合いするのもしないのも、相手の自由です。
相手の自由意思を尊重しましょう。
そしてまた、自分も自由です。
どうしてもまた友達と仲直りすることを望むなら、また手紙を書いてみるなり、相手と仲直りするために行動しましょう。
まとめ
友達と仲直りするために出来る事はいくらでもあります。
でもまずは、心から“自分は友達と仲直りするために動く”と決める事です。
決めたなら、思いつく限りの行動をしましょう。
行動するときに、遅すぎる、早すぎるというものはありません。
今が、ベストタイミングです。
そして、行動した後相手がどうするかは相手の自由なので、期待しないでいましょう。
喧嘩の理由は様々ありますが、
- 誤解
- 許せない
- 素直になれない
だいたいこの3つが多く当てはまります。
今回ご紹介した友達と仲直りするための手紙の3つの例文
1:自分の“嫌い”や“苦手”を伝える
相手が嫌なのか、相手と行っている行動が嫌なのかを自分の中で区別しましょう。
そして、それを相手に伝える事。
そうすることで、相手は自分が嫌われているかもしれないという誤解に対して対応できます。
2:怒りを表現する
怒っているあなたの気持ちを知ってもらいましょう。
あなたの中の大切な何かに触れたり、誰かが自分の中の境界線を乗り越えてくるときに怒りを感じるときがあります。
ここからは自分のデリケートな場所、というのは表現しておきましょう。
3:シンプルに謝る
もし相手の境界線を越えたり、デリケートな部分に無暗に触れたりしたなら、相手は傷ついていたり怯えていたりしているかもしれません。
もうそんな思いをしないように、あなたと距離を取ろうとしているのかもしれません。
どこが相手の地雷なのか観察して知る努力をするか、どういう事をされると嫌に感じるのか、聞いて知っておくことは、相手を大切にする意志の表れにもなります。
喧嘩をしたことで得られる経験も感情もたくさんあります。
喧嘩をすることは悪い事ではありません。
この喧嘩を機に、自分の生き方を見直し、本当に望む友達との関係を手に入れるきっかけになるといいですね。
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