保育園や幼稚園の運動会は、保護者の方々も楽しみにしている行事の一つです。
そこで運動会を盛り上げ、うまく進行を行うために必要なのがアナウンス。
園の運動会では、その大役を任されるのは主に先生ではないでしょうか。
任命されたあなたは、「なにを言えばいいの?!」、「うまく言えるだろうか」と不安でいっぱいかもしれません。
たくさんの人の前で話すのは誰だって緊張するものです。
そこで、今回は保育園や幼稚園の運動会でのアナウンスのコツについてお伝えしたいと思います!
アドリブの例文もご紹介しますので、参考にしていただいて、ぜひ自分らしいオリジナルのアナウンスで運動会を盛り上げてくださいね!
保育園・幼稚園の運動会でアナウンス係をすることになった!気をつけることは?
アナウンス係に任命されたあなた。
初めての大役であっても、何度か行ったことがあったとしても、きっと緊張してしまうことでしょう。
上手く話そう、何を話そうか、と考えれば考えるほど、うまくはできないもの。
そこで、アナウンス係をする際にどのようなことに気を付ければよいかお伝えしたいと思います。
まずはこのポイントをしっかり押さえればきっと上手くいくはずです!
はっきりゆっくり話す
最も大切なのがこれです。
アナウンスは来賓や園児、運動会に参加している全ての人に伝えるべきものです。
早口やもごもごと話していては伝わりません。
まずははっきり、一言一言を丁寧に伝える、という気持ちで放送しましょう。
特に普段、活舌が悪いのであればこの点を注意するだけでずいぶんと聞き取りやすくなるはずです。
適度な声の大きさで話す
マイクを使ってアナウンスをすると思いますが、声の大きさは重要です。
もちろん小さい声ではいくらマイクを使っていてもきちんと聞き取れません。
だからといって大きすぎる声もNGですよ!
マイクを通してあまりに大きくなった声は、耳障りになってしまいます。
声の大きさには注意をしましょう。
わかりやすい言葉で伝える
保育園や幼稚園の運動会ですから、なるべく園児たちにもわかりやすい、簡単な言葉で伝えるようにしましょう。
台本を準備しておく
アナウンスでも緊張しない!という強者は置いておいて、大抵の方は少なからず緊張するものですよね。
焦ってパニックになって頭が真っ白!なんてことも。
そんなハプニングを避けるために、ある程度台本は用意しておきましょう。
台本があることで、安心材料となり、落ち着いて放送することができるのではないでしょうか。
ただし、台本があるからといって、本を読むようにペラペラと早口で読んでしまっては、聞いている方には伝わらないので、その点は注意しましょう!
保育園・幼稚園の運動会の乳児クラスの競技アナウンスコメントのコツは?
保育園や幼稚園で最年少さんの乳児クラス。
乳児たちの競技ではどのようなアナウンスが適しているでしょうか。
まず乳児クラスの競技の場合は、保護者の方と一緒に参加することが多いと思います。
また、普段見慣れていないものや、いつもと違った様子に泣き出してしまう子もいるものです。
そこで放送ではとにかく優しく明るい声をかけましょう。
順位は決めることが少ないと思うので、かわいらしい子供たちの様子を実況してあげると喜ばれるはずです。
今日はお母さん、お父さんと一緒に競技に挑戦です!
〇〇ちゃんのお母さん!
とっても上手に進んでいます!
〇〇ちゃんも一緒に頑張っていますよー!
乳児クラスの子は自分できることが少ないので、保護者の方の実況をするのも、聞いている方々は楽しまれるかもしれませんね。
【1歳3ヶ月保育園の運動会♥親子競技】
このようにゆっくりと、上手にできたことを褒めてあげるアナウンスが良いですね!
保育園・幼稚園の運動会の年少・年中クラスの競技アナウンスコメントのコツは?
年少・年中さんになってくると、自分たちだけで競技に参加する場合と、保護者の方と参加する場合があるでしょう。
どちらにしても、ある程度自分で行動できるようになってくる年齢ですから、頑張っている様子をしっかりと放送してあげましょう。
保護者の方が一緒にいないと、不安になってしまう子もいます。
そんな子のためにも、先生はしっかりと放送でも応援の声をかけてあげてくださいね!
去年まではお父さん、お母さんと一緒に走りましたが、今年は初めてゴールまで一人で走ります!
たくさん練習をしてきました。
みなさんしっかりと応援してあげてくださいね!
競技中は実況を盛り込むと良いでしょう。
ここは自分なりに、アドリブを入れる必要があります。
1番でゴールです!みんなも最後まで頑張れー!
などと、みんなを応援して盛り上げてくださいね。
保育園・幼稚園の運動会の年長クラスの競技アナウンスコメントのコツは?
年長さんは最後の園での運動会です。
来年は小学生ですから、随分としっかりとしてきている子もいるでしょう。
体力もついてきて、立派に競技に参加してくれるはず!
年長さんの運動会では、保護者の方々も特に感動されるのではないでしょうか。
感動を誘うアナウンスをするのもありですよね!
ついに保育園(幼稚園)での最後の運動会になりました!
みんな随分とおっきくなりましたね!
おにいちゃん、おねえちゃんになって自分でできることもたくさん増えました!
今日は立派な姿を運動会でお父さん、お母さんに披露します!
一生懸命練習しました!しっかりと応援してあげてくださいね!
などと言った言葉を盛り込むと良いのではないでしょうか。
このような競技前のアナウンスには、台本を用意しておくと良いかもしれませんね。
自分なりに普段の園児たちの様子も盛り込んで、保護者の方々を感動させるアナウンスをしてみてはいかがでしょうか!?
まとめ
運動会のアナウンスでは次の点に注意をしましょう!
- ゆっくり、はっきり、丁寧に伝える
- 適度な声の大きさで話す
- 活舌が悪くても、しっかりと伝えようという気持ちで放送すれば気にしすぎることはない
- 競技によってはアドリブも入れて運動会を盛り上げる
運動会のアナウンスは大変重要な役割です。
みんなが楽しめる運動会には、アナウンスは必要不可欠。
アナウンスで一番大切なことは、来賓の方々や園児たちに伝えるということですから、わかりやすく丁寧に伝えることを心がけましょう。
大役ですから緊張はしてしまうでしょうが、まずは落ち着いて深呼吸をしましょう。
あなたの素敵なアナウンスで、今年の運動会がさらに盛り上がることを期待しています!!