運動会の時期が近づくと、
「あれ、かわいいよね~」
「子どもが小学校卒業したら見られなくなっちゃうのが残念」
と、ママ友たちと話題になるのが「チェッコリ玉入れ」。
おもに小学校低学年が行う、ダンスを取り入れた玉入れで、地域によっては「ダンシング玉入れ」とよびます。
使用する曲は、マルモリダンスやようかい体操、DA PUMPのU.S.A.などさまざまですが、一番多く使われているのが「チェッコリ」という曲。
この曲が使われている玉入れを特に「チェッコリ玉入れ」とよんでいます。
「チェッコリ」という曲の歌に合わせて踊り、間奏になったら玉入れ、また歌が始まったら玉入れをやめ、踊ります。
これを3回くらい繰り返します。
とにかくこのダンスがかわいいのです。
ピョンピョン跳びはねたり、お尻をフリフリしたり。
ところで、「チェッコリ」って何でしょう?
チェッコリ玉入れは知っていても、チェッコリが何なのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで、この記事では
- チェッコリ玉入れに使われている曲は?
- 音源はどこで手に入れられる?
- ダンスの振り付けは?
- チェッコリ玉入れって誰が考えたの?
などを紹介しています。
曲やチェッコリ玉入れの動画も掲載しています。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
チェッコリ玉入れに使われている曲と歌詞は?
まずは、チェッコリ玉入れの曲『チェッチェッコリ』を聞いてください。
どうですか?
歌詞はよくわからないけど、一度聞くと簡単に覚えられ、つい口ずさんでしまいますね。
「チェッチェッコリ」の歌詞を紹介します。
チェッチェッコリ チェッコリサ
リサンサ マンガン
サンサ マンガン
ホンマン チェチェッ
簡単ですね。
すぐに覚えられます。
日本では「リサンサ マンガン サンサ マンガン」が「二酸化マンガン 酸化マンガン」と聞こえ、「化学の歌!?」と勘違いする人も。
実は私もそうでした。
ちなみに主人は麻雀の歌だと思ったらしい。(マンガンを満貫と勘違い)
ではこの歌詞は、一体どんな意味なのでしょう。
実は、特に意味はないそうです。
日本の「せっせっせーのよいよいよい」と同じで、調子をとるためのもの。
この曲は、アフリカ・ガーナの民謡『Che Che Kule』で、ガーナでは子どもの遊び歌として親しまれているそうです。
輪唱しながら、肩や腰を叩く簡単なダンスをして楽しみます。
ガールスカウト世界大会で披露されたのを、日本からの参加者が覚え、持ち帰ったことで知られるようになりました。
十数年前にはお茶のCMでも使われていました。
印象的なCMだったので、チェッコリ玉入れは知らなくても、この曲は聞いたことがある人は多いと思います。
いま見ても、おもしろいCMですね。
チェッコリ玉入れを運動会でやりたい!音源CDはどこで買える?
小学校の運動会ではもう定番になっているチェッコリ玉入れ。
調べてみると、高校や町内会の運動会でも行っているところがあります。
高校生にとっては懐かしく、キレッキレなダンスで盛り上がるようです。
「うちの高校もやってみたい!」「町内会で楽しみたい!」
そんな時、気になるのが、音源。
「チェッチェッコリ」の音源はどう手に入れればいいでしょう?
「ヒットヒットマーチ2014」というCDに、玉入れ用に編曲された「チェッチェッコリ」が収録されています。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入できます。
ぜひチェックしてください。
チェッコリ玉入れのダンス振り付け方法とコツ!
チェッコリ玉入れのダンスはとても簡単なので、ぜひ覚えてください。
リズムに合わせて腰をふりながら、頭→肩→胸→腰の順番に手を当てる。
最後のチェチェッに合わせて、腿の前面をパンパンと叩く。
これを繰り返す。
胸に手を当てる時は、胸前でクロスさせます。
学校によって、少しずつ振り付けも違うようです。
私の娘の通っていた小学校では、左右にジャンプしながらリズムをとり、最後のチェチェッの時に腰をクイクイッとふっていました。
試しに私も踊ってみました。
繰り返して踊っていると、なんだか楽しくなってきます。
ダンスのコツは、恥ずかしがらずに、リズムに合わせてしっかりと腰をふること。
とても簡単な振り付けなので、お年寄りにもできますね。
デイサービスで取り入れるのもいいかも。
チェッコリ玉入れの発祥は?誰が発明した?
ところで、チェッコリダンスの由来は分かったけど、このダンスと玉入れがどうして結びついたのか疑問ですね。
どうやら、「始めや終わりの合図の音が聞こえにくいため、ダンス音楽と組み合わせた」のが理由と言われています。
たしかに、夢中で玉を投げ入れてて、ホイッスルが鳴っても気づかない子どもが多かったように思います。
発祥は福岡県のあたりと言われています。
埼玉県との説も。
メディアに取り上げられたことをきっかけに、現在では全国的に広まっているようです。
誰が考えて、どこの学校で最初に行われたのかは分かっていません。
たぶん、小学校の先生が考えたのでしょう。
こんなに広まるなんて、今頃は驚いているのかも知れませんね。
まとめ
ダンスと玉入れを組み合わせた「チェッコリ玉入れ」について、調べたことを紹介してきました。
- 「チェッチェッコリ」はガーナ民謡で、歌詞には特に意味はない。
- CD「ヒットヒットマーチ2014」に、玉入れ用の「チェッチェッコリ」が収録されている。
- チェッコリダンスのコツは、恥ずかしがらずにしっかりと腰をふること。
- 玉入れの始めと終わりの合図の代わりに、ダンス音楽を取り入れたのが始まり。
以上のことがわかりました。
チェッコリダンスは、歌詞も振り付けもとても簡単です。
ぜひ一度、踊ってみることをおすすめします。
単純なダンスだけど、踊ると気分があがり、楽しくなります。
娘の通っていた小学校では、1年生がチェッコリ玉入れで踊ると、応援席の他学年の児童たちも一緒に踊っていました。
6年生になっても、このダンスは忘れないようです。
次回、小学校の運動会を観戦するときは、私も一緒に踊ってしまうかも。
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