秋も深まる季節になると森や山は色んな木の実がたくさんなりますね。その中でも「どんぐり」は私たちにとっては秋を感じることをできる身近な小さな秋の便りです。
どんぐりは夏前から秋にかけて実が成長していきますので、時期としては秋頃、10月前後がベストな季節となります。子どもたちと「どんぐり拾い」をして遊びたいけれど、おススメのスポットがわからないなんて人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は福岡でどんぐり拾いができるスポットをご紹介します!その他にもどんぐりで作るおススメ工作や、集めたどんぐりの保管方法なども調べましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
【どんぐり拾いスポット福岡でおすすめの場所3選! その1:宝満山】
九州で最も登山者が多いといわれている宝満山は学問の神様で有名な太宰府天満宮に近い場所にある山です。場所的にも、高さ的にもちょうどいい山で、福岡県内でも大人気の山で、登山口は竈門神社から登るコースが一般的です。
標高829.6m、山頂には竈門(かまど)神社上宮があり、360度の眺望を楽しむことができます。地元の小中学生が遠足で登る山なので子どもたちにも安心ですね。
どんぐりもたくさん落ちていて、松ぼっくりや、野の花もたくさんあって自然を満喫できます。
交通アクセス:西鉄太宰府駅から徒歩で150分
【動画】太宰府天満宮 Dazaifu tenmangu宝満山 登山 紅葉の竈門神社(かまど) SONY a6500
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【どんぐり拾いスポット福岡でおすすめの場所3選! その2:宗像ユリックス】
宗像ユリックスは、福岡県宗像市久原にある総合複合施設で、福岡県内外から年間100万人を超える人々が利用しています。
トラックの駐車場側にはアラカシ・マテバシイと交代で植えられています。いっぱいどんぐりが実っているので、時期が来ると沢山落ちてきそうです。
トラックのところから、芝生広場の木々が植えられているところを通って、わんぱく広場へ向かうまでに、シラカシ、クヌギ、コナラがあり、プレイ広場の横の駐車場側にはスダジイの木々が並んでいます。
レアなどんぐりは、実は、トラック側の駐車場の中にあるウバメガシという木のどんぐりです。たくさんの種類のどんぐりを見つける事ができますよ!
アクセス:JR東郷駅からタクシーで約5分
市内循環のふれあいバス②③系統で
「宗像ユリックス」バス停下車
宗像ユリックスHP
【動画】宗像ユリックス 福岡県宗像市 Integrated complex MUNAKATA YURIX

【どんぐり拾いスポット福岡でおすすめの場所3選! その3:春日公園】
芝生とたくさんの種類の樹木に囲まれた広大な園内には、野球場・球技場・テニスコートを持つスポーツゾーンをはじめ、家族みんなで楽しめる、大噴水・自然風庭園・野外音楽堂・児童コーナーなど、充実した施設が整っています。
園内を周回する1.6キロメートルの散策道は、市内でも多くの人が集まる人気のジョギングコースとなっています。
春日公園周回コース沿いに春日公園の樹木からたくさんのどんぐりが落ちて、子供たちが夢中になっています。いろいろな種類のどんぐりがありますよ。
電話:092-573-4200(春日公園管理事務所)
施設利用時間: 09:00 〜 21:00
公式HP

【動画】飛鳥企画-公園 181613 春日公園 3
【そもそも「どんぐり」って何?木の実?種?】
♦どんぐりの正体
どんぐりとはブナ科の植物の実のことで、日本には約20種のどんぐりがあります。どんぐりは果実で、種子ではありません。
日本に自生するドングリの木は、23種1亜種4変種とされ、コナラ・クリ・マテバシイ・シイ・ブナの5グループに分けられます。
♦どんぐりの傘は?
どんぐりのぼうしは殻斗(かくと)と言います。この部分は、成長途中のどんぐりを守る働きがあります。成長した実は、殻斗から外れます。
♦どんぐりの名前の由来は?
どんぐりをコマにして遊んでいたので、コマの古い名前の「ツムグリ」が「ヅムグリ」となり、最終的に「ドングリ」になったといわれています。
ツムグリの「ツム」は「回転する」といった意味があり、「クリ」は「石」を意味する古い言葉です。
【大量に拾ったどんぐり、どうやって保管をする?】
♦虫がいた時の対処法
(1)拾ってきたどんぐりを選別する
②ヒビが入っている
③芽が出ている、
④水に浮く
①から④にあてはまるものは先に廃棄しましょう。
(2)煮沸処理をする。
①鍋にどんぐりが浸る位に水を入れ、沸騰したらどんぐりを入れる
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