長く頑張ってきた部活もいよいよ引退、3年間の活動を思い出して懐かしく、またもう終わってしまうのかとしんみりしてしまうかもしれません。
しかししんみりしているだけでは終われず、部活を引退するときは引退式などがあり、後輩や顧問の先生、同期などに感謝のメッセージを伝える必要があります。
そんな部活の引退時のメッセージ、顧問の先生へのメッセージは比較的思いつきやすいものの、後輩へのメッセージとなると、ちょっと悩んでしまいますね。
そこで今回は部活を引退する際のメッセージを、特に「後輩へ向けたメッセージ」を中心に文例などを紹介していきます。
せっかく頑張ってきた部活動、最後の引退式までしっかりこなすためにも、顧問だけではなく後輩へ向けたメッセージも事前にチェックしておきましょう!
主将から後輩全体に感謝を伝えるメッセージ
まず最初に一番に知っておきたい部活引退のメッセージ、後輩へ主将から伝えるメッセージの内容をチェックしてみましょう。
メッセージの例①
部活動の活動は楽しく、また悔し涙を流しながら次への意欲に繋げ、頑張ってきましたね。
このメンバーで部活動ができたこと、本当に嬉しく思います。仲間たちを大切に、これからも○○部のメンバーとして頑張ってください。
今日で引退ですが、○○部はずっと応援しています。
メッセージの例②
3年間いろいろあったし厳しく言ったこともあるけれど、ずっとついてきてくれたこと、みんなで目標に向かって努力してきたことは本当に嬉しいです。
このメンバーで部活動ができたこと、本当に嬉しく思います。仲間たちを大切に、これからも○○部のメンバーとして頑張ってください。
今日で引退ですが、○○部はずっと応援しています。
メッセージの例③
今日までこのメンバーで頑張ってこれたこと、これが何よりも嬉しく、これからもずっと宝物になります。
このメンバーで部活動ができたこと、本当に嬉しく思います。仲間たちを大切に、これからも○○部のメンバーとして頑張ってください。
今日で引退ですが、○○部はずっと応援しています。
主将はやっぱりまとめ役の発言になるので引退生代表としてしっかり感謝の気持ちを後輩に伝えること、そして「これからも頑張れ」と応援することが主将らしい、嬉しい言葉になります。
今までの感謝、これからも頑張れという応援があれば問題なく、具体的な目標をクリアしたようなエピソードがあれば入れていきましょう。
またこれから指導する立場になる2年生には「これからしっかり部活を引っ張って言って欲しい」と伝える、1年生には「これからも大変だけど頑張れ」と応援すると良いですね!
主将から次期主将へ励ましを伝えるメッセージ
全体的な後輩へ向けた引退のメッセージはわかったので、次に主将から次期主将に向けたメッセージをチェックしていきましょう。
メッセージの例①
次期主将に君を選んだのはリーダーとして活躍できると確信したし、君にならみんなついてくると判断したからだ。
とはいえ一人で頑張ろうとしても限度があるから、次期主将だからといって一人で頑張るのではなく、同期のメンバーと相談しながら、部活を導いて行って欲しい。
これからも応援しているよ。
メッセージの例②
このメンバーは今までずっとついてきてくれた安心・信頼出来るメンバーで、君がリーダーに相応しいと思ったから次期主将になってもらった。
気を張らず周囲に協力もしてもらいながら、更に○○部をより良く導いていってほしい。
これからも応援しているよ。
メッセージの例③
私達が成し遂げられなかったことを君たちならきっとできると信じているから、頑張って欲しい。
これからも応援しているよ。
今まで主将として頑張ってきたからこそ時期主将が今持っている不安なども分かるもの、その気持を和らげる方法、しかし「信じている」ということを伝えるのが大切です。
「信じている」「君なら出来る」という言葉は必ず伝えたい信頼のメッセージなので、応援とともに入れていきましょう。
その他のメッセージの例
部活動を引退する部員から後輩へ向けたメッセージ、他にもいろいろあるのでチェックし、雰囲気に合わせて伝えていきましょう!
感謝・励ましを伝えたいときの文例
・今日まで頑張ってついてきてくれた後輩達なら、これからの部活動も安心して任せることが出来るよ。
・次の大会に向けて、君たちなら絶対やってくれる、出来ると信じている。頑張ってください。
あいうえお作文で伝えてみる例
あ りがとう
い っしょに練習できて楽しかった
う るっと思わず涙が
え がおのほうがいいね
お うえんしているぞ!
あっさりした短文メッセージの例
・やればできる! がんばれ!
・君たちが主役!
・今日までありがとう!
先輩からのサプライズで後輩を驚かせる
部活引退式はどうしてもしんみりしたり寂しい気持ちが勝ってしまうもの、先輩から後輩へのサプライズで驚かせて、楽しい雰囲気にしてみてはいかがでしょうか!
サプライズムービーを作ってみる
引退する先輩に向けて今までの思い出を寄せ書きにしたりフォトブックを用意したりすることはあっても逆はあまりないもの、後輩に向けたメッセージなどを入れたムービーはいかがでしょうか。
友人結婚!!iphoneを利用したメッセージビデオ!!!
スマホでも簡単に動画が作れるので、メッセージや歌、また今後の部活動への期待などをムービーにまとめ、サプライズするのも良いですね。
フラッシュモブをやってみる
フラッシュモブというのは道行く人々が急に踊り出す、元は海外で評判となっていたサプライズで、大人数の部活動の場合は特にびっくりするサプライズになりますね。
一気に引退式を盛り上げるサプライズになることは間違い無しで、明るい雰囲気になるのでおすすめです!
替え歌
部活動ならではの中身に変えた替え歌を事前に告げずに引退する3年生で歌い出す、事前の打ち合わせや練習は必要ですがこれもおもしろいサプライズになりますね。
替え歌の中で後輩へのメッセージを込める、これからの部活動への期待などを合わせると、後輩にとっても感動する、嬉しいサプライズになります!
ちなみに後輩の他にも、顧問の先生や同期へのメッセージについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
【引退する部員から顧問へのメッセージ】
【引退時の同期へのメッセージ】
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
- 主将から後輩へのメッセージは今までの感謝と後輩の努力へのねぎらい、今後の応援を伝えるようにしよう
- 時期主将に主将からメッセージを贈る場合、信じている、やれるという期待、そして周囲との協力も忘れないことを伝えよう
- 部員から後輩へ伝えるメッセージ、堅苦しいだけではなく「あいうえお作文」を使ったおもしろメッセージなどもおすすめ
- しんみりしがちな引退式、先輩から後輩へムービーやフラッシュモブなどのサプライズで空気を盛り上げていく方法も
部活の引退メッセージ、後輩へ伝える場合は今までの感謝と努力の成果など、そして今後の期待と応援を含めることが大切です。
堅苦しいだけの引退式ではなくおもしろメッセージやサプライズも計画し、楽しく後輩へ引き継ぎができるようにしていきましょう!