今年は余裕のある夏休み後半を目指して、計画を立ててみませんか。
とは言っても、仕事はあるし、子どもの目標設定を一緒に頑張る時間はないしなぁ。と難しく考えてはいませんか?
1年生は初めての長期休暇。目標を大きく持ってもお子さんが困ってしまいます。夏休みの目標は「習慣」と「自立」がキーワードなんですよ。
今回は1年生の夏休みの目標設定について、勉強・運動・生活習慣・お手伝いで、どんな目標を設定して、お子さんを導けばいいかをまとめました!ぜひ参考にしてみてくださいね。
【夏休みの目標を1年生だからこそ設定しよう!】
はじめての小学校夏休みに1年生はどう思う?
初めての夏休みを迎える子どもたちは、開放感と同時に、宿題が出されていることで少し不安があるかもしれません。
夏休みの過ごし方をイメージする時間を親子で作ること、これがステキな夏休みのスタートを切る第一歩になります。
夏休みの過ごし方をどうするか
夏休みは時間がたっぷりありますから、遊ぶのも子どもには大切なことだけれども、毎日をダラダラと過ごしているのは非常にもったいない!
夏休みは日数が決まっていますので目標をやり遂げるには、もってこいです。目標に期日があるとこの日までにできるように頑張ろうという気持ちも強くなります。
何かを続けるという目標の場合も、終わりが見えるので、頑張ろうという気持ちが強くなります。やり遂げたという達成感を感じることは子どもにとって大きな財産になるでしょう。
目標はどうやって決める?
①子どもが苦手な事を把握する
お子さんが自分自身で苦手だなと思っていることは何でしょうか?
それをお子さんと一緒に紙に書いてみましょう。
その中から、「できるようになりたいこと」「できるようにしなければならないこと」をピックアップします。
②目標を具体的にたてる
目標は具体的に立てます。例えば「ドリルを〇ページやる」というのは「目標」ではなく「苦手を克服するための計画」です。
「1学期で習った漢字を全部書けるようになる」とか「逆上がりが1人でできるようになる」など苦手な事がどうなれば目標達成なのかわかるようにします。
③計画を立てる
目標を達成するために、いつまでに何をするのかということです。
「〇月〇日までに」という期限を設けます。
そして期限までに何をするか決め、いつやるのかということも決めましょう。
例えば「〇月〇日までに漢字ドリルをする。朝食後に15分間、夕食後に15分間を使って勉強する」など計画は具体的に立てましょう。
自主的に目標をたてさせるには?
一方的に押しつけられた目標や計画は「やらされている」と感じて達成度が低くなってしまいますね。
さらに目標を実現できなかったときには、「これは自分が立てた目標ではない」と親のせいにしてしまって、自分の責任を感じなくなります。
子どもたちに自主的に目標を立てさせるためには、親が道筋を示してあげることが大切です。特に低学年のうちは、自分でうまく目標を立てることができません。
「○○が苦手なんだね。でも○○は勉強したら出来るようになるんじゃないかな?」と目標を立てやすくアドバイスしてあげるようにしましょう。
目標はどこに貼る?
自分のお部屋や、学習机など、子ども専用の場所がなければ、「夏休みを過ごす場所」を作ります。そこに目標や計画表を貼り付けましょう。
そうすることで、子どもは「夏休みの目標」を意識して過ごすようになります。
【夏休みの目標をたてよう!1年生の勉強についての目標設定例!】
1年生の勉強についての目標設定
1年生では学習時間を増やすというよりも学習習慣をつけることの方が大事です。毎日少しの時間で良いので、勉強する時間を習慣付けていくようにしましょう。
夏休みには宿題がかならず出ると思います。宿題が終わらなくて夏休みの終わりに慌てるよりも計画を立てて進めたほうがいいので、「夏休みの宿題」を絡めた目標にすると子どもにもわかりやすいと思います。
「夏休みの宿題を〇月〇日までに終わらせる。
毎日、朝昼夕のご飯のあとに10分間は夏休みの宿題をする」
その時に宿題の量を親が把握して、作文や感想文、自由研究などの計画に余裕があるか確認してあげる事が絶対に必要です。
また文字が丁寧に書かれているかということもチェックしてあげてくださいね。遊びたくて急いで宿題をしたけれど、読めない文字を書いているというのは良くあることです。
また進行状況も確認してあげましょう。確認の日を設けて問題があれば軌道修正するよう促します。予備日を設けていれば、軌道修正もしやすいかなと思います。
本人と親で考える目標設定、いつ頃に話し合いをする?
目標は夏休み最初の日に立てましょう。
夏休みの宿題は夏休み前日に配布されることが多いと思います。
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