運動会で盛り上がる競技のひとつとして「保護者競技」があり、子どもが頑張る他の競技とは違った盛り上がりや楽しみがあります。
そんな保護者競技はどんどん盛り上げていきたいのが放送委員としての気持ちですが、一方で保護者競技のときはどんなアナウンスをすれば良いのか迷いますよね。
ここではこのように運動会での保護者競技の際のアナウンスで悩まれている放送委員の方に向けて、保護者競技のアナウンス原稿はどんなものが良いのかなどを紹介していきます。
知っておくと更に盛り上げられるアドリブのタイミングなども紹介していくので、ぜひ運動会の保護者競技をより盛り上げるため、チェックしていきましょう!
【運動会保護者競技のアナウンス原稿例!保護者競技とは?】
保護者競技と言われるとそもそもどんなものかイメージしにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、これは言葉の通り「保護者が行う競技」のことです。
定番で多く取り入れられているものとしては保護者リレー、また二人三脚や大綱引き、また玉入れなども多く採用されています。
保護者競技は子どもたちの休憩、そしてちょっと変わった盛り上がるイベントとして取り入れられることが多く、勝ち負けより楽しむ印象が強まっているのが特徴です。
もちろん勝負事である以上保護者もやるからには頑張りますが日頃運動していない方も多く、ちょっとしたアクシデントなどもむしろ楽しみのひとつなんですね。
【運動会保護者競技のアナウンス原稿例!入場時のアナウンス例!】
いよいよ保護者競技のアナウンス原稿例紹介、まずは入場時のアナウンスはどんなものにすればよいかをチェックしていきましょう。
とはいえ入場時のアナウンスは特に他の競技と変わりなく、基本的なアナウンスをすれば問題ありません。
例その1
「プログラム○番保護者競技、保護者による玉入れです」
保護者競技ならではのアナウンスをもっと考えたい、他学年では紹介もしているため保護者競技でもという場合は、以下の例も参考にしてみましょう。
例その2
「プログラム○番、保護者による大綱引き競技です。みんなのお父さん、お母さんが頑張って綱引きに取り組みますので、精一杯応援していきましょう」
入場時のアナウンスはプログラムのどの辺りであるか、どんな競技を行うのかを明確に伝えることが大切で、アドリブもあまり入る余地はありません。
言ってはいけない言葉というのも特にありませんので、きちんと必要事項を伝え、子ども達の目線を競技に集中してもらいましょう!
【運動会保護者競技のアナウンス原稿例!競技中に盛り上がるアナウンスは?アドリブのタイミングは?】
競技中のアナウンス原稿もいくつか用意しておきたいところ、いくつか原稿を用意しつつ目の前の競技をしっかり確認し、状況に合わせたアナウンスで盛り上げていきましょう!
例その1
「さあ玉入れ開始です。たくさんの玉が飛び交ってどんどんカゴに入っていきますが、どちらも同じくらい、互角の勝負です!」
「白多い、白のカゴがどんどん埋まっています! 他の色の保護者の方も諦めずに最後まで頑張ってください!」
「綱引きがはじまりましたが拮抗状態、スタート地点からほとんど動きません。この状況、どちらが先に打ち破るのか目が離せません!」
このように競技に合わせてリードしている・拮抗している状態などを想定して原稿を作り、状況に合わせてアナウンスしていきましょう。
アドリブを入れて盛り上がるタイミングとしては「変化があった頃」が最もおすすめで、例えばリレーでバトンを落としてしまった場合などは以下のアナウンスもあります。
例その2
「ああっ白組バトンを落としてしまいました! すばやく拾って渡したものの1位からは引き離されています、がんばれ!」
「白組が優勢です、このまま逃げ切れるか、……バトンタッチした赤組が早い! 一気に追い上げています!」
ラストが近づいてきたら「がんばれ!」という応援だけでも盛り上がっていくので、黙ってしまうのではなく状況を見ながら保護者競技を盛り上げていきましょう。
「負けている」などマイナス印象のアナウンスは実際に頑張っているものの負けている保護者達のやる気を削いでしまいまねないので避け、あくまで「応援」を心がけるのがポイントです。
マイナスのイメージ、やる気を削いでしまうような言葉は控え、「バトンを落としたもののすぐに拾い追い上げています!」など、よりやる気がわくようなアナウンスを考えていきましょう!
【運動会保護者競技のアナウンス原稿例!退場時のアナウンス例!】
大きく盛り上がった保護者競技もいよいよ終わり、退場時となった際のアナウンスについても原稿例をチェックしていきましょう。
例
「保護者の方々の退場です。素晴らしい接戦を繰り広げたみんなのお父さん、お母さんに大きな拍手を送ってあげてください!」
「赤組も白組も頑張りました。健闘した保護者の方々にみなさん、大きな拍手を送ってあげてください!」
退場時のアナウンスの場合も競技中と同じで、勝った組の健闘は讃えつつ、一方「負けた」「残念」という言葉を主張する必要はありません。
「双方頑張りました」「保護者の皆さんに拍手を送りましょう」など、参加してくれた保護者の方々全ての健闘をたたえ、ねぎらうアナウンスを考えていきましょう。
【まとめ】
運動会での保護者競技の際にそのまま使えるアナウンス原稿例! アドリブのタイミングや注意しておくポイントなどまとめ!
1:保護者競技とはそのまま保護者が行う競技のことで、リレーや綱引き、玉入れ、二人三脚などが採用されやすい、幼稚園や学校ならではの競技がある場合も
2:入場時は場を盛り上げるよりもきちんと話しておくべき「プログラムのどれか、誰が参加するのか」をしっかり伝えていくことが大切
3:最もアドリブをいれることになるのが競技中のタイミングで、競技をしっかり眺めつつアクシデントにアドリブを入れていくと盛り上がる!
4:保護者競技の退場時には参加してくださった保護者全員の健闘をたたえ、拍手してもらえるようアナウンスしよう
運動会での保護者競技は日頃運動していないような保護者の方も頑張って参加してもらえていることが多く、アナウンスで盛り上げられると「もっと頑張ろう」という気持ちになれます。
「負けている」などやる気を削いでしまうようなアナウンスよりも「追い上げている!」「頑張れ!」というアナウンスのほうが参加者も見ている側も盛り上がりやすく、どんどん取り入れていきましょう!
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