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お歳暮をやめる時のマナーと挨拶状の書き方【コピペOKの文例アリ】

お歳暮

「お世話になった方に、長い間お歳暮を贈っていたが、今ではお付き合いもほとんど無く、できればお歳暮をやめたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

上司や先輩や仲人などお世話になった方々に、送るのをやめると失礼になるのではないかと心配になりますよね。

そこで、今回はお歳暮をやめるときのマナーと挨拶状の書き方をみなさんにご紹介します。

 

お歳暮を送るのをやめるタイミング

風呂敷包み

お歳暮をやめるタイミングはなかなか頭を悩ませますよね。

ここではやめるときの時期をいくつかまとめてみました。

当てはまるものがあれば参考にしてみてください。

では見ていきましょう。

お歳暮をやめるタイミングは?

①環境が変わるとき・人生の節目

転職や退職するとき、転勤・引越し、出産・子供の進学など。

相手との付き合いが無くなってしまうようなときや大きな転機があったときに関係を整理するのが良いでしょう。

②付き合いが薄れて3年後

付き合いがないのに送り続けるのは、お互いに負担となります。

日頃からお付き合いがなく、3年経過しているのであれば、やめても問題無いでしょう。

③相手から連絡が来たとき

たまたま連絡が来たときに、「今後はお気遣いなく」のような言葉があればやめてもよいと思います。

またお礼が来たときに、お断りの文面が書かれていたときも同様です。

不安な方は、お中元まで続けてまたお断りされたら、やめれば良いかと思います。

 

いつ連絡をする?

お歳暮をやめる場合は、相手に通知する必要はありません。

わざわざ「今年からは贈りません」などと伝える必要はありませんし、

言われた相手は、気分を悪くしてしまう場合もあるので。

親類や仲の良い友人の場合は、電話やメールで相談するのは良いでしょう。

 

お歳暮をやめるときの挨拶状の書き方

手紙とペン

お歳暮を送るのをやめることに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

ここでは「お歳暮を送るのをやめるときの挨拶状の書き方文例」をご紹介します。

拝啓

師走の候、〇〇様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
常々、過分なるご高配を賜り、ありがとうございました。
つきましては、感謝の気持ちを込め、お歳暮の品をお送りしましたので、ご笑納頂きましたら、幸いです。
このように、毎年ささやかながら、ご挨拶をさせていただいておりましたが、その度に、〇〇様から結構なお品をお送りくださることとなり、かえってご面倒をおかけする状況に、大変恐縮しております。
誠に申し訳ないのですが、例年のご挨拶を来年から失礼させて頂きたいと存じます。
これから寒さが厳しくなりますが、くれぐれもご自愛ください。良い新年をお迎えになりますよう、心から申し上げます。

敬具

 

相手のお歳暮が先に届いてしまったときの挨拶文例

頭を下げるスーツの男性

「お歳暮を送るつもりはなかったのに、届いてしまった。」なんてこともありますね。

ここでは、そんなときに挨拶状だけで済ませたい場合の文例をご紹介します。

文例1

拝啓

年の瀬も押し迫ってまいりました。
さて、この度はご丁寧にお歳暮をお送りいただき、誠にありがとうございます。早速、家族で旬の味覚を美味しくいただきました。
しかしながら、当方の勝手で大変心苦しくありますが、今後はお気持ちのみ有り難く頂戴したいと思っております。
これから寒さが厳しくなりますが、くれぐれもご自愛ください。
良い新年をお迎えになりますよう、心から申し上げます。

敬具

文例2

拝啓

師走の頃、益々ご清祥のこと心よりお喜び申し上げます。
この度は、お心尽しのお歳暮の品をお贈りいただき、ありがとうございます。
ご厚意を頂きながら大変心苦しいのですが、ご贈答は辞退させていただいております。
何卒、ご理解のほど宜しくお願い致します。
頂きましたお品はお気持ちだけを頂戴いたしまして、失礼とは存じますが、ご返送させて頂きました。
今後はどうかこのような心遣いをいただかぬようお願い申し上げます。
誠に勝手ながら、お礼かたがたお詫び申し上げます。

敬具

ビジネス お歳暮を断る挨拶

文例1

謹啓

いつもお世話になっております。
株式会社〇〇、〇〇部の〇〇です。
弊社ではこのたび、お取引様からのご贈答はすべて辞退させて頂くことに致しました。
今後は貴社におかれましても心遣いを下さいませんようお願い申し上げます。
尚、お贈りいただきましても拝辞させて頂きますことをお許し下さいませ。
また、当社からはお歳暮を控えさせて頂きます。
弊社の都合ばかりで大変心苦しいのではございますが、何卒ご理解、ご了承下さいますようお願い申し上げます。

謹白

文例2

謹啓

盛夏の頃、貴社益々ご清栄のことお喜び申し上げます。
この度は、ご丁寧にもお歳暮の品をお贈り下さいまして、誠にありがとうございます。
ご厚意を頂きながら大変心苦しいのですが、弊社ではお取引様からのご贈答は辞退させて頂いております。
何卒、ご理解頂きますよう宜しくお願い致します。
お贈り頂きましたお品はお気持ちだけ頂戴いたしまして、大変心苦しく存じますが、別便にて返送させて頂きました。
弊社の都合ばかりで誠に勝手ではございますが、ご了解くださいますようお願い申し上げます。

謹白

 

お歳暮をやめるメリット・デメリット

黒板に書かれたメリットとデメリット

お歳暮を続けるかやめるか、まだ悩んでいる方もいると思います。

そこでお歳暮をやめたときのメリット、デメリットをまとめてみました。

意思決定の参考にしてみてください。

 

お歳暮を続けるメリット・デメリット

メリット

  • 出費が減る
  • 「誰に贈って、送らないかの選択」から解放される
  • 商品を選ぶ時間が省ける
  • もらっても困る品が届かなくなる
  • お歳暮のやめどきに悩まなくて済む

デメリット

  • 相手に喜んでもらえない
  • 自分ももらえなくなってしまい残念
  • お世話になった方への感謝を伝える機会が無くなる
  • 普段会えない方への挨拶する機会が無くなる

お歳暮を辞めた時のメリットは、時間とお金が大きいでしょうか。

デメリットは、機会と交流が減るという面でしょうか。

相手のことをよく考えて、決めたいところです。

お歳暮やお中元は昔からある日本の文化ですが、義務感に駆られて贈ると、あまり楽しくないし貰っても嬉しくないのかなと思います。

無理せず、親交を深めるものだと思って、この機会を楽しみたいですね。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

①お歳暮を送るのをやめるタイミング

  • 環境を変えるとき、人生の節目
  • 付き合いが薄れて3年後
  • 相手から連絡が来たとき

②お歳暮をやめるメリット・デメリットは?

  • メリットは、時間とお金が浮く
  • デメリットは、感謝と挨拶・交流する機会が減ってしまう

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