長い長い夏休み、幼稚園から「宿題」を出されることも少なくないかと思います。
そんな宿題に「目標や約束を決めて実行する」というものが出されることがあるそう。
目標や約束を決めると言ってもまだ5歳やそれ以下の子供なので、出来ることは限られてますよね。
どんなことを目標・約束にするべきか、どんな風に決めるとよいか、子供のやる気を出させる方法などを今回は書いていこうかと思います。
どんなふうに目標・約束を決めるか
まずどのように目標、約束を決めてくかですが、大事なのは子供にとって苦痛にならずに続けられることです。
そこでまずは思いついたことを
- 子供が出来るもの
- 将来的に出来るようになるといいもの
に分けます。
ある程度分類したら次はお子さんと話しながら毎日出来そうなものと出来るかわからないものに分けます。
毎日できるものは毎日の約束に、出来るかわからないもの、出来るようになってほしいものは1週間に一回チャレンジしてみるという形にします。
こうすることによって自分で行う力がつき、1週間ごとに行うものは、少しずつ成長することができます。
例えば
- 起きてから顔を洗う
- 「いただきます」、「ごちそうさま」を言うようにする
- 自分で服を着る
この3点を思いついたとし、この中の
3.自分で服を着る
がお子さんが出来ないこととします。
この場合は、毎日の目標として
1.起きてから顔を洗う
2.「いただきます」、「ごちそうさま」を言うようにする
にし、
3.自分で服を着る
というのを1週間の目標として、7日のうち1日だけ挑戦してみるのです。
お子さんはできなくても、1週間に1度のことなので、苦痛にはなりませんし、それでもきちんと吸収していずれ出来るようになるかと思います!
どんなことを目標・約束にするとよいか
目標、約束を決めると言ってもお子さんのためにならなければしても意味がないので、きちんとお子さんのためになるようなことにするべきでしょう。
でも良かれと思って決めてもお子さんにとってはただの苦痛になる可能性がありますよね。
どんなものがいいのか悩むと思います。
年長さんであれば、もう小学校に上がるので、少しは身の回りのことを自分で出来るようになるといいですよね
例えば
- 自分の着た服は自分で洗濯籠に入れる
- お母さんの家事を1回手伝う
などですかね。
逆に年少さんはまだまだ出来ることが少ないでしょうから、出来ることを少しずつ増やしてく方向性の方がいいかと思います。
例えば
- 靴は自分で履く
- おもちゃはきちんと片づける
など小さいことから始めてみましょう。
もちろんお子さんに合わせて、親御さんが独断で決めるのではなく、話し合って決めるのがいいでしょう。
子供のやる気が出ないときは?
いくらお子さんと話し合って決めてもお子さんがやる気をなくす、なんてことも十分にあり得るでしょう。
無理やりやらせてもお子さんの身に着くことはないでしょう。
じゃあどうするべきか、それは出来たときはきちんとほめてあげましょう。
やる気がないときはそういう日もあるよね、明日また頑張ろう、と応援してあげましょう。
怒ってしまうと逆に出来ないと怒られる、となってしまいお子さんにとっては嫌なものになってしまう可能性があります。
出来たときはこれでもか、というくらいほめてあげることによって、お子さんはいいことだと認識し、次も頑張ろうと思えます。
出来なかった日は仕方ない、としてしまいましょう。
もしきちんとした理由があってやりたくないとなっている場合は、目標や約束を変えてしまうのもありだと私は思います。
子供は繊細です。
まだ何も知らないからこそなんでも吸収してしまいます。
なので、いいことだけ、少しずつ吸収させて上げれるといいですよね
続けることが大事
お子さんがやる気を出してくれない、言い聞かせるのが難しいなど様々な苦労があるかと思います。
しかし、小さいころからこのような簡単なものをこつこつと続けることは将来的にお子さんにとってマイナスになることはありません!
毎日じゃなくてもいい。
夏休みの間にこれは達成できた!という達成感があれば子供はもっと成長できます。
諦めず根気よくいきましょう!!
まとめ
お子さんにとって苦痛にならないように
- お子さんにとってプラスになるように
- 続けていくことが大事!!
夏休みという長いようで短い期間で出来ることはそう多くはないかと思います。
もちろん日常的に働いていて、家事もして、その上「宿題」まで出されると大変なんて言葉じゃ済まないかもしれません。
それでも嘆くよりもお子さんが少しだけ成長できる機会として、やれるだけやってみるのもよいかと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました
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