近年は日本人の2人に1人が癌にかかるといわれています。
ですが医療がかなり進歩したとはいえ生死にかかわる病気ですので、癌にならないにこしたことはありません。
もしも、大切な人が癌になってしまったらどうしたらいいでしょうか?
神社やお寺にお参りしてご利益をいただけるのであれば、ぜひともお願いしたいものですよね。
ここでは、愛知県で癌封じにご利益があることで有名な神社・お寺をご紹介していきます。
癌封じ神社愛知県でご利益があると噂の寺社3選!その1
熱田神宮
熱田神宮(あつたじんぐう)は、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が祀ってある御社として有名です。
草薙神剣は新天皇の即位式で三種の神器のひとつとして話題になりましたよね。
都会の中に位置しながら緑豊かな静寂に包まれ、その敷地は6万坪(約19万平方メートル)と広く、伊勢神宮に次ぐとても社格の高い御社です。
その広大な境内には熱田大神(あつたのおおかみ)が祀られている「本宮」(ほんぐう)を始め28もの「社」(やしろ)があります。
また織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝祈願しており、各時代の様々な史書にその名を残していることからご利益のある御社であることは言うまでもなく、愛知県で癌封じをはじめとする病気平癒を祈願しに行くなら真っ先に思い浮かぶ神社でしょう。
本宮の拝殿近くの授与所にてお守り(1,000円)授与や御朱印の受付、めずらしいカード型のお守り「身体守」も授与しておられます。
財布など身近に持っておくことができますね。
ご祈祷は6,000円から可能で、授与所にて当日受付ができます。
そして広い境内のほぼ中央には「内天神社」(うちてんじんじゃ)と呼ばれる御社があり、医薬の神様として知られています。
垣に囲まれた中に社殿はないのですが楠の木が御神木として祀られているので、ぜひお参りしてご利益をいただきたいですね。
連絡先
〒456-8585
愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1
TEL 052-671-4151(8時30分~16時30分)
最寄駅
名鉄「神宮前駅」徒歩3分
地下鉄「伝馬町駅・神宮西駅」徒歩7分
JR「熱田駅」徒歩10分
駐車場約400台
癌封じ神社愛知県でご利益があると噂の寺社3選!その2
真言宗智山派 日出山 西福院 せんき薬師
西福院 せんき薬師(さいふくいん せんきやくし)は薬師如来(通称・お薬師さま)を本尊とする真言密教のお寺です。
江戸時代初期に「せんき(せん痛)」という病がこの地域で流行り、村人は長年苦しみました。
そのとき全国を行脚していたとある修行僧がもたらした念持仏(携帯用の仏像)と村人の祈祷により病気が回復したことから、現在は病気平癒や癌封じのお薬師さま、「おせんきさん」として有名となったようです。
お守りは500円から、祈祷は3,000円から授与しており、インターネットやFAXで受付、郵送も可能のようです。
また祈祷の際は癌になられたかたの持ち物(パジャマやタオル)や写真を持参すると、お加持(ご加護をいただくこと)していただけます。
持ち物にじかに祈っていただけるのなら、ご利益が期待できそうですね。
連絡先
〒492-8214
愛知県稲沢市大塚南3-28
TEL 0587-32-2531(9時~18時)
FAX 0587-32-2537
メール senkiyakushi@gmail.com
最寄駅
JR東海道本線「稲沢駅」タクシー約10分
名鉄本線「国府宮」タクシー約5分
癌封じ神社愛知県でご利益があると噂の寺社3選!その3
西浦不動 無量寺
無量寺(むりょうじ)は、こちらも真言密教のお寺ですがその歴史は天歴5年(西暦951年)の創建と言われ平安時代にまでさかのぼり、癌封じのご利益で知られます。
ご本尊である西浦不動明王像は秘仏であり拝観することはできませんが、ご利益のため全国から参拝者が訪れるとのこと。
そのしるしに境内の参道には癌封じ祈願の絵馬が隙間なく奉納されており、多くの人の信仰を集めていることが伺えます。
まず参拝すると本堂に座り、住職よりお寺の由来と癌予防の法話を10分間ほど聞きます。
ユーモアある説法が人気のようです。
また本堂地下にある「千仏洞めぐり」がご利益とされ、ここでは地下の壁面に配置されている千体ほどのガンダーラの石仏、その洞窟奥には大日如来像が安置されています。
珍しい石仏が多くあるので、一度は拝んでおきたいですね。
癌封じの絵馬は500円、治したい場所または予防の場合は「全身」を明記し、願い事を裏に書きます。
ご祈祷は毎日行っており(3,000円)、御朱印や癌封じのお守りもいただくことができます。
連絡先
〒443-0105
愛知県蒲郡市西浦町日中30
TEL 0533-57-3865(8時~17時)
FAX 0533-57-1112
最寄駅
名鉄蒲郡線「西浦駅」徒歩約5分
駐車場 あり
癌封じならではの正しいお参り・祈り方は?
全国的にあまり知られていませんが、実のところ愛知県は京都、奈良を抜いてお寺の多い地域です。
愛知県民のかたでしたら作法については知っているという人も多いかと思いますが、今一度おさらいしておきましょう。
お寺での参拝方法
- 山門をくぐる(帽子を取り、衣服を整え一礼してから入りましょう)
- 水屋で身を清める(左手→右手の順に洗い、左手で水を口に含みすすぐ)
- 鐘をつく(一般参拝者は禁止の寺院もあるので確認してくださいね)
- 献香(お香やろうそくを供えます)
- 本堂に参拝(御賽銭、鰐口(鈴)のあと合掌し最後に一礼 手は打たない)
こちらは40秒ほどで参拝方法を簡潔に紹介されている動画です。
事前に視聴しておくとイメージしやすいですね。
お寺での参拝のお作法
神社での参詣方法
基本はお寺での参拝方法と似ていますが、異なる点を挙げます。
- 参道では端を歩く(中央は神様が通る)
- 二礼二拍一礼(二拍とは、2回手を打つこと)
こちらは愛知県のお隣、伊勢神宮の公式の動画です。
参考にしましょう。
【伊勢神宮】手水と参拝の作法ISE-JINGU
癌封じと一言でいっても、立場はそれぞれと思います。
家族が癌の手術を控えている、検診で癌が見つかった、再発しないようにしたい…
「病は気から」とのことわざにもあるようにお参りの際は、必ず治る!絶対に手術が成功する!という強い気持ちで臨み、癌の克服をお祈りしましょう。
そして忘れがちなのが、服装に関することです。
観光目的や初詣で行くなら普段着で十分だと思います。
ですが特にご祈祷のときなどは神仏の御前で失礼にならないよう、ある程度きちんとした服装でお参りします。
デニムやショートパンツ、サンダルのようなラフな装いは避けたほうが賢明です。
最後になりますが、手術の成功や癌の回復などご利益があったときは、もう一度その寺社を訪ねましょう。
お礼参りをしてしっかりとご報告し、お礼と今後の健康も祈念することで気持ちも改まりますね。
まとめ
今回の記事のポイントをまとめてみます。
- 愛知 癌封じで有名な寺社は「熱田神宮」「せんき薬師」「無量寺」
- 「絶対に癌を克服する!」という気持ちでお参りする
- 作法の予習を!神社とお寺では作法が異なる
- ご利益があったときはお礼参りをする
癌になってしまうことがめずらしくない時代です。
ならないことが一番ですが、身近な人や自分がもし癌になってしまったら、誰でも気持ちが沈んでしまいますよね。
治療などのことは病院に任せて癌封じのご利益をいただけるようお参りし、大切な人のため、また自分の癌を防ぐためしっかりお祈りしましょう。
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