- 「上司に褒められたけど、なんて返信していいのかわからない。」
- 「お褒めの言葉に対するメールやLINEの返信の仕方は?」
- 「お褒めの言葉への返信メールの例文が知りたい!」
上司や取引先、先輩にメールやLINEで褒められた際、どう返信していいのかわからないですよね。
私自身、「『ありがとうございます』だけだと素っ気ないし、『私なんてまだまだです』と謙遜しすぎるのもどうなんだろう?」と考えた経験があります。
そこで、この記事では以下の3つのポイントを具体例とともに解説していきます。
- お褒めの言葉への返信ポイント3つ
- 宛先別、お褒めの言葉に対する返信例文
- 失礼にあたる返信とは?注意点3つ!
3分くらいで読める記事ですが、読み終わるとお褒めの言葉への返信メールやLINEの書き方がわかっていますよ。
では、さっそくいってみましょう!
お褒めの言葉への返信ポイント3つ!
お褒めの言葉への返信ポイントは3つです。
- 素直にお礼を言う
- 謙遜を感じさせる1文を入れる
- 今後の頑張りを伝える
素直に「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝されると誰でも嬉しいものです。相手を不快な気持ちにさせないためにも、最初に書きましょう。そして、「ありがとうございます」だけでは冷たい印象を与えかねないので、謙遜する文章を入れます。
謙遜しないと「褒められて当然と思っている」と受け取られる可能性があります。相手に誤解をさせないように、謙遜している態度を見せましょう。ただし、謙遜しすぎると嫌味たらしくなってしまうので、1文程度にとどめておきましょう。
最後に、今後さらに頑張っていくことを伝える文章を書きます。仕事へのやる気を見せると、相手からの信頼や印象アップにつながりますよ。
メールやLINEではどんな気持ちも文章にしなければ伝わりません。自分の思いを文章にすることが、何よりも大事です。
お褒めの言葉に対する返信例文【上司宛】
上司宛の返信例文は以下の通りです。
的確なアドバイスをくださる○○さんのおかげです。
まだまだ未熟者ですが、○○さんの言葉を励みに精進してまいります。
○○さんにいつも的確なアドバイスをいただいていたおかげです。
これからも精進しますので、よろしくお願いいたします。
全体を通して、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。さらに、上司を立てるフレーズを入れると好印象ですよ!
お褒めの言葉に対する返信例文【先輩宛】
先輩宛の返信例文は以下の通りです。
いつも○○先輩を見習って仕事をしてきた甲斐がありました。
これからももっと頑張るので、ご指導をよろしくお願いします。
○○さんにいつも相談に乗っていただいたおかげです!
これからも頼りにしています!
先輩との関係にもよりますが、親しい先輩であれば、多少くだけた文章でもOKです。ただし、「です・ます調」など最低限のマナーは守りましょう。
お褒めの言葉に対する返信例文【取引先宛】
取引先宛の返信例文は以下の通りです。
社員一同、喜んでおります。ありがとうございます。
これもひとえに、○○様をはじめ、お客様皆様にご愛顧いただいているおかげです。
これからも良い商品をお届けできるよう精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
お褒めいただき、社員一同今後の励みになります。
これもひとえに○○さまにいつもご愛用いただいているおかげです。
これからも精進いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
取引先は身内ではなく、失礼があってはいけません。そのため、丁寧な言葉遣いを意識して返信文を作りましょう。
失礼にあたる返信とは?注意点3つ!
自分では問題ないと思っていても、失礼にあたる返信をしている可能性があります。
以下の3つに注意して文章を考えましょう。
- 感謝の言葉を言わない
- 嬉しくなさそうな文章
- 謙遜しすぎる
対面では表情や仕草から、感謝の気持ちを読み取ってもらえるかもしれません。しかし、メールやLINEは文章だけのやりとりなので、文章からでしか気持ちを想像できません。
そのため、「ありがとう」など感謝の言葉を書かない限り、相手に感謝の気持ちは伝わりません。同時に、自分が褒められてどれだけ嬉しいのかも伝えるようにしましょう。送る相手によっては冷たい印象や傲慢な印象を与えかねません。
今後も続く関係を考えるのであれば、「ありがとうございます」だけでなく、「お褒めいただき光栄です」などの1文を加えましょう。
また、「そんなことありません」「私なんてまだまだ未熟です」などと謙遜しすぎるのはNGです。なぜなら、相手の言葉を否定することになるためです。
せっかく褒めてもらったのですから、素直に受け取っておきましょう。そのほうが好印象ですよ。
どうしても謙遜したい場合には、「仲間のおかげです」と周りを立てる言葉にしておきましょう。
まとめ
お褒めの言葉への返信は以下の3つを意識して作ると好印象です。
- 素直にお礼を言う
- 謙遜を感じさせる1文を入れる
- 今後の頑張りを伝える
返信する相手によっては多少くだけてもOKですが、あくまでも「仕事のメール」ということを忘れずにしましょう。
また、自分では問題ないと思っていても、失礼にあたる返信をしている可能性があります。
- 感謝の言葉を言わない
- 嬉しくなさそうな文章
- 謙遜しすぎる
上記の3つをしてしまうと、自分の印象が悪くなるかもしれません。注意してくださいね。
文章だけのやりとりになるので、相手に伝えたい気持ちがあるのであれば、必ず書きましょう。対面や電話で感じられる表情や仕草、声のトーンなどは一切読み取れません。
文章でしか思いを伝えられないので、例文を参考に感謝や嬉しい気持ちを届けましょう。