年が明けたら、新年会シーズンが到来します。
そうなると、施設の中の新年会で、高齢者の方が楽しめる余興を披露したいですよね。
しかし、どのような余興を披露すればよいのか迷っていませんか?
そこで、新年会の余興を探している方のために、高齢者の方が喜ぶ出し物をしらべてみました。
せっかく施設の中で、新年会を開催しても、余興が面白くないとグダグダになってしまい、後味の悪いものになってしまいますよね。
でも、ちょっとの工夫で、高齢者の方にうける余興を披露すれば、めちゃくちゃ盛り上がる新年会になり、施設の中の雰囲気がいつも以上に明るくなります。
それでは、新年会に盛り上がる余興のアイデアを5つご紹介したいと思います。
とても参考になると思うので、是非とも最後まで読み進めてくださいね。
新年会の余興高齢者向けアイデア5選! その1:二人羽織
誰が見ても楽しく、盛り上がる出し物がないか探していませんか?
そんなときは、二人羽織が盛り上がりますよ。
この出し物を選んだ理由は、新年にふさわしいからです。
また、高齢者の方にとって、見やすく分かりやすい出し物なので、おすすめしますよ。
二人羽織とは、羽織の前に座っている人が、羽織に隠れて腕だけ出している人にされるがままになっている様子が楽しい出し物です。
私の施設では、二人羽織でそばを食べるという出し物をしました。
すると、利用者の方はもちろん、職員も大笑いで、とても盛り上がりましたよ。
準備するものは、羽織と食べ物(そばなど)なので、簡単に用意できます。
大変盛り上がると思うので、是非ともチャレンジしてみてくださいね。
佐世保の介護施設「のなか」の敬老会⑩二人羽織
新年会の余興高齢者向けアイデア5選! その2:ダンス
新年会なので、参加者全員と一緒に盛り上がりたいですよね。
そんなときは、ダンスが盛り上がりますよ。
この出し物を選んだ理由は、遠い場所でも見やすいからです。
また、高齢者の方にとって、体を動かす良い機会なので、ちょっとしたリハビリにもなります。
新年会の余興でダンスをする場合は、ノリノリのダンスを披露すると喜ばれます。
私の施設では、「お祭りマンボ」の曲に合わせてダンスをしました。
利用者の方が知っている曲だったので、皆さんノリノリで踊っていましたよ。
めちゃくちゃ盛り上がりました。
準備するものは、衣装と練習ですね。
仕事が終わった後、一時間ほどダンスの練習をしました。
練習は大変だと思いますが、利用者の方の笑顔を思い浮かべながら、頑張ってくださいね。
2015_川迎敬老会_お祭りマンボ
新年会の余興高齢者向けアイデア5選! その3:手品(マジック)
新年会では、あっと驚くような出し物をしたいですよね。
そんなときは、手品(マジック)をおすすめします。
この出し物を選んだ理由は、見ていて分かりやすいからです。
また、高齢者の方にとって、驚くという感情は、脳に適度な刺激を与えるので認知症予防にもなります。
手品(マジック)は、手の込んだものよりも、簡単なものを選んだほうが、分かりやすく失敗するリスクも低いですよ。
準備は、手品のネタですが、雑貨店にいくと100円ほどで売っているので、簡単に手品を披露することができます。
新年会で、手品を披露して、利用者の方が「わ~、すごい!」「どうなってるの?」と驚き歓声をあげている姿が想像できますね。
子どもと楽しむ10秒マジック
新年会の余興高齢者向けアイデア5選! その4:傘まわし
新年会では、高齢者の方が喜ぶ伝統的な物を出し物として披露したいですよね。
そんなときは、傘まわしがおすすめです。
この出し物を選んだ理由は、何をしているのか分かりやすいからです。
また、伝統的な出し物なので、高齢者の方にとって、なじみのあるものだとおもいます。
傘まわしは、難しいように見えますが、意外と慣れれば簡単にできちゃいます。
私の施設でも、傘まわしの出し物をしましたが、たったの3時間の練習でできてしまいました。
準備するものは、大きな傘と大きめのボールです。
傘やボールは、大きいほどやりやすいので、是非ともチャレンジしてみてくださいね。
野点傘まわし乱回し
新年会の余興高齢者向けアイデア5選! その5:餅つき
新年会で、新年の雰囲気を味わうことができる出し物がないか探していませんか?
そんなときは、餅つきがおすすめですよ。
この出し物を選んだ理由は、見るだけで興奮できるからです。
また、見ている高齢者の方も、餅をつく動作に合わせて「よいしょ~!」と大きな声をあげながら楽しめます。
準備するものとしては、杵とうす、それとお餅です。
施設で事情があり用意できない場合は、餅つきをしているビデオでもよいとおもいます。
ビデオの餅つきでも、意外と盛り上がりますよ。
餅つきをしている様子を見ながら、利用者の方が「よいしょ~!」と声をあげ興奮している様子が目に浮かぶようです。
高齢者と園児、もちつき大会で交流 常陸太田・西山苑
高齢者向けの新年会の進行スケジュールは?準備はどのように行う?
新年会の進行スケジュールは、だんだんと盛り上がるようにしたほうが良いです。
また、準備は計画的におこない、道具などは、早めに準備しておいたほうが良いでしょう。
進行スケジュールは、まずは新年のあいさつから始めるほうが良いでしょう。
そのあとは、二人羽織などのおちついたものから始まり、だんだんと盛り上がるような順番で出し物をしていったほうが良いと思います。
進行スケジュールをだんだんと盛り上がるようにする理由は、気持ちにゆとりができ、ゆったりとした気分で過ごすことができるからです。
新年会の準備は、開催する日を基準に、逆算して準備をおこなうほうが良いでしょう。
新年会の準備を計画的におこなわないと、開催日に準備が間に合わず、せっかくの新年会がグダグダしたものになってしまうからです。
また、新年会で使う道具などは、早めに用意しておいた方がよいです。
なぜなら、道具がなければ練習できないからです。
私の施設では、新年会の一か月前から、計画的に準備を進めています。
もちろん、出し物に使う道具などは、すぐに用意していますよ。
なので、新年会で失敗したことはありませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか?それでは、まとめてみましょう。
新年会の余興高齢者向けアイデア5選
- 新年らしく、分かりやすい出し物の「二人羽織」
- 一緒に盛り上がることができる出し物の「ダンス」
- わかりやすくて、驚くことができる出し物の「手品(マジック)
- 新年らしく、伝統的な出し物の「傘まわし」
- 新年の雰囲気を味わうことができる出し物の「餅つき」
新年会の進行スケジュールと準備
- 進行スケジュールは、だんだんと盛り上がるように出し物の順番を考える
- 新年会の準備は、計画的に進めなければいけない
私の施設でも、毎年、新年会を開催しています。
新年会がグダグダになってしまうときもありますが、その原因は準備不足がほとんどです。
新年会を成功させるためには、しっかりとした準備が必要です。
利用者の方が満足して笑顔になるような新年会を開催してくださいね。
新年会を成功させ、利用者の方の笑顔を見ることができると、日ごろの疲れが軽くなり、充実感を味わうことができますよ。
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