そろそろクリスマス会の時期になってきましたね。
そんな中、「今年のクリスマス会、どんな出し物をすれば盛り上がるかな」と悩んでいませんか?
私は、介護の仕事を6年程しているのですが、この時期になると憂鬱になってしまいます。
今回は、そんなクリスマス会の出し物のアイデアを探している方のために、クリスマス会の高齢者向けの盛り上がる出し物をご紹介したと思います。
私の施設のことなのですが、3年前はとても忙しく、クリスマス会の準備どころではない状態でした。
そして、行き当たりばったりのクリスマス会をしたところ、何ともグダグダで、後味の悪いものになってしまいました。
しかし、その次の年からは、ちょっとの工夫でクリスマス会の準備をしたり、出し物を盛り上がるように吟味してクリスマス会をやってみたら、めちゃくちゃ大盛り上がりをして終わることができました。
それでは、クリスマス会の高齢者向けの盛り上がる出し物を5つ選んでみたので、一緒に見ていきましょう。
これで、クリスマス会の出し物に悩むことがなくなりますね。
クリスマス会の出し物高齢者向けアイデア5選! その1:ダンス
見ていて楽しく、利用者の方も盛り上がる出し物はないだろうかと思っていませんか?
そんなときは、「ダンス」が盛り上がりますよ。
この出し物を選んだ理由は、利用者の方にとって分かりやすいものだからです。
私の施設では、毎年クリスマス会での鉄板の出し物で、とても盛り上がっていますよ。
また、ダンスを見ている利用者の方は、思わず一緒に踊ってしまうので体を動かすよい機会になります。
ダンスを見ていると、ノリノリになって自然と踊ってしまいますよね。
クリスマス会に向けて「ダンス」を出し物に選んだら、まず練習をしなければいけません。
練習を楽にするために、簡単なパターンのダンスを選んだほうが良いですよ。
簡単なパターンのダンスを披露して、利用者さんたちも踊り出すような出し物にしましょう。
みんなで踊って、忘れられないクリスマス会にしましょうね。
恋するフォーチュンクッキー / 風和璃クリスマス会ver
クリスマス会の出し物高齢者向けアイデア5選! その2:ハンドベル
せっかくのクリスマス会なので、クリスマスの雰囲気を味わえる出し物をやりたいですよね。
そんなときは、「ハンドベル」で、クリスマスの雰囲気をかもしだしましょう。
この出し物を選んだ理由は、目の不自由な方でも楽しめるからです。
私の施設にも、目の不自由な方がいらっしゃいますが、この「ハンドベル」は、とても楽しんでくれましたよ。
また、ベルの音色は利用者の方にとって、とても心地の良いものなので、ゆったりと過ごすことができます。
こちらの出し物をするための準備として、やはり練習が必要です。
勤務が終わった後などに、無理なく計画的に練習しましょう。
また、クリスマスソングなどを選ぶと、もっとクリスマスらしい雰囲気を演出できますよ。
クリスマス会に、ハンドベル演奏をすると、なんだかロマンチックな感じがしてきますね。
利用者の方も、大喜びしている姿が目に浮かびます。
エンゼルキッズ クリスマス会
クリスマス会の出し物高齢者向けアイデア5選! その3:手品(マジック)
クリスマス会で、あっと驚くような出し物を探していませんか?
そんなときは、「手品(マジック)」がおすすめです。
この出し物を選んだ理由は、高齢者の方にも見て楽しむことができ、あっと驚くものを提供できるからです。
また、利用者の方が集中して見たり、驚くという感情を出すことによって、脳に刺激を与え認知症予防にもなります。
こちらの出し物をする準備として、やはり練習が必要です。
せっかく、手品を披露しても失敗ばかりしてしまうと、大変グダグダな出し物になってしまいますよね。
また、カードマジックのような見えにくいものは避けたほうが良いですよ。
簡単なマジックの種明かしが知りたい場合は、こちらのサイトを参考にしてみてくださいね。
【高齢者と楽しむマジックネタ20選】簡単!!介護レクに最適な手品集を紹介!
クリスマス会で手品をして、「お~」「どうなってるの?」と利用者の方が驚いている様子が想像できますよね。
クリスマスに簡単手品で盛り上がろう♪増えるお星さま
クリスマス会の出し物高齢者向けアイデア5選! その4:演奏会(ボランティア)
クリスマス会で、素人の自分たちより、上手な人に出し物をして欲しいなと思ったことはないですか?
そんなときは、地域のボランティアの方を招待して、「演奏会」を開いてもらうといいですよ。
こちらの出し物を選んだ理由は、地域の方とつながりができ、利用者の方も喜ぶからです。
私の施設でも、演奏会をお願いする地域のボランティアさんがいらっしゃいます。
クリスマス会の準備なども手伝ってもらっていますよ。
また、利用者の方にとって、生演奏を聴くことは、脳に刺激を与え認知症の予防にもなります。
生演奏のドラムやギターなどの音は、すごく耳に刺激的ですよね。
こちらの出し物をするための準備として、地域のボランティアの方にお願いをすることが大切です。
なお、施設で用意できるものはすべて用意することを伝えると、地域のボランティアの方も、引き受けやすくなると思いますよ。
クリスマス演奏会2016@特別養護老人ホーム和光苑
クリスマス会の出し物高齢者向けアイデア5選! その5:サンタさんからのプレゼント
クリスマス会で、利用者の方に喜んでもらう良い出し物がないか探していませんか?
そんなときは、「サンタさんからのプレゼント」が良いですよ。
この出し物を選んだ理由は、利用者の方の笑顔を見ることができるからです。
やはり、クリスマス会なので、利用者の方には笑顔で過ごしてもらいたいですよね。
また、プレゼントをもらうことにより「ありがたい」や「嬉しい」という感情を引き出すことができるので、利用者の方にとって、よい心のリハビリになります。
私の施設でも、プレゼントをするイベントがあるのですが、ふだん無表情の利用者の方が笑顔で過ごされていましたよ。
この出し物をするための準備として、まずサンタさん変身セットが必要です。
クリスマスの時期になると雑貨屋さんで手に入れられるので、早めに準備しておきましょう。
また、プレゼントは、手作りの折り鶴など気持ちが伝わるものが良いとおもいます。
高齢者招きクリスマス会
高齢者向けのクリスマス会の進行スケジュールは?準備はどのように行う?
クリスマス会の進行スケジュールは、計画的にやっていく必要があります。
例えば、「利用者の方の移動」「出し物のセッティング」など各パートに分け、計画をしていくと簡単に調整ができますよ。
私の施設では、レクリエーションの時間を使って、利用者の方と一緒にクリスマスの飾りつけなどをして、クリスマス会の準備をしていますよ。
当日の流れとしては、だんだんと盛り上がるような出し物の順番にしたほうが良いでしょう。
例えば、静かな演奏の「ハンドベル」から始めればよいとおもいます。
また、最後に「サンタさんのプレゼント」で締めれば、余韻を残しつつクリスマス会を終えることができますよ。
クリスマス会を円滑に進めるための注意点
司会進行役の方は、当日の流れをしっかり把握しておきましょう。
そして、トラブルが発生することも想定した流れになるように計画を立てることを強くおすすめします。
クリスマス会を成功させるために、トラブルが発生することも想定しつつ、しっかりと計画を立てて準備していってくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
それでは、まとめてみましょう。
クリスマス会の出し物高齢者向けアイデア
- 分かりやすい出し物「ダンス」
- 目の不自由な方も楽しめる出し物「ハンドベル」
- 驚き、楽しむことができる出し物「手品(マジック)」
- 地域とつながり、利用者の方も喜ぶ「演奏会(ボランティア)」
- 利用者の方の笑顔が見られる「サンタさんのプレゼント」
クリスマス会の進行スケジュールと準備はどうする?
- パートに分けて、しっかりと計画をする
- だんだん盛り上がるような出し物の順番にする
- 司会進行役は、クリスマス会の流れをしっかりと把握する
- トラブルが発生することも想定した計画をする。
私の施設の数年前は、クリスマスの時期になると職員のやる気がなくなり、憂鬱な気分で仕事をしていました。
しかし、一度クリスマス会の成功を味わうと、その気持ちが忘れられず、クリスマスの時期になると職員に活気がでてきます。
みんなやる気満々で、その気持ちが伝わるのか、利用者の方もこの時期になると、活気が出てくるようになりました。
クリスマス会が成功するか失敗するかは、職員の出し物の選び方と盛り上げ方にかかっています。
是非とも、盛り上がる出し物を用意し、クリスマス会を大成功に導いてくださいね。
利用者の方がクリスマス会を楽しみ満足する姿は、何事にもかえることができない大きな喜びとなるでしょう。
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