海水浴のシーズンは7月から8月下旬ですが、残暑がまだまだ厳しい9月に海水浴ができるところはないかな?と思っている人もいると思います。
でも9月の海にはクラゲなどの危険な生物が出やすくなるなど、海水浴をするためにはたくさんのポイントを押さえておく必要があるのをご存知ですか?
知らない方も大丈夫!今回は関東で9月に海水浴ができる場所の紹介や、初秋の海に行くときの注意ポイント、クラゲ対策など、これを読めば、しっかり海に行く準備ができますよ!ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その1:伊豆白浜海岸】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その2:逗子海岸】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その3:由比ヶ浜海岸】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その4:三浦海岸海水浴場】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その5:九十九里浜 片貝海水浴場】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その6:江の島海水浴場片瀬東浜】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その7:千葉県大網白里市 白里中央海岸海水浴場】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その8:千葉県南房総市 岩井海岸】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その9:静岡県賀茂郡南伊豆 弓ケ浜海水浴場】
- 【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その10:静岡県賀茂郡南伊豆町 谷川浜】
- 【9月の海水浴で気をつけるポイントは?日差しや水温は?】
- 【クラゲに刺されたらどうする?9月の海水浴トラブル時の対応は?】
- 【9月の海は準備をしっかりして行きましょう】
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その1:伊豆白浜海岸】
♦特徴:海の透明度が素晴らしく、砂浜も白く眩いばかりの海
♦海の家:海の家はない。近場に食事が出来るお店が揃っている
♦混雑度:混雑する可能性がある。
♦きれいさ:白く美しい砂浜で透明度の高い海。静岡県の海水浴場水質調査で環境省評価AAに該当する、極めて良好な水質。
♦子どもの安全:サーフィンをする人が多いので大人の監視が必要
伊豆白浜海岸は9月に入っても潮の流れの関係でクラゲを見ることがほとんどないと言われている場所で、9月に入って海水浴をしたい方にも知られています。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その2:逗子海岸】
♦特徴:遠浅で波が静か
♦海の家:約40軒の「海の家」(9月1日まで)
♦混雑度:大きな混雑はない
♦きれいさ:良質ではないが泳げる水準を満たしている
♦子どもの安全:「日本一規制が厳しい」と言われ子どもには安心
逗子海岸は6月の終わりから9月の始まりまでがシーズンとしている「開いている時期が長い海水浴場」ということで有名です。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その3:由比ヶ浜海岸】
♦特徴:比較的、常に穏やかな海
♦海の家:オフシーズンの9月は海の家が終了している可能性有
♦混雑度:混雑している可能性あり
♦きれいさ:2018年は水質:B
♦子どもの安全:ブルーフラッグ認証(1.綺麗な海 2.人に優しい海 3.安心して楽しめる海 4.いろんなことが学べる海の基準を満たした砂浜)を取得した海水浴場で安心
由比ヶ浜も8月いっぱいまでオープンしている場所で、9月に入っても水でパシャパシャ遊べる場所として知られています。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その4:三浦海岸海水浴場】
♦特徴:三浦半島を代表する海水浴場
♦海の家:オフシーズンの9月は海の家が終了している可能性有
♦混雑度:ビーチの面積が広いため、人が多いと感じない。
♦きれいさ:都心から近いのに十分すぎるぐらい綺麗な海
♦子どもの安全:波も比較的穏やかなので、家族連れにもおすすめ
神奈川県にあるきれいな海として知られている、とても人気のあるビーチです。シーズン中は海の家も数が多く設備が充実しているため、子どもがいても安心できる場所です。
都心からも近く、家族連れから50~60代ぐらいの夫婦、若いカップルまで色んな層の人が遊びに来ています。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その5:九十九里浜 片貝海水浴場】
♦特徴:九十九里浜の中央に位置し、地域内で一番の長さを誇るロングビーチ
♦海の家:有り
♦混雑度:多くの海水浴客が訪れるが混雑はそれほど気にならない。
♦きれいさ:水がきれいで透き通っている。
♦子どもの安全:大人の監視が必要
静岡県伊豆諸島にある、9月の中旬まで泳ぐことができる、一番有名な海岸で、最も人が集まるスポット。日本で唯一の青いポストがあることでも有名です。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その6:江の島海水浴場片瀬東浜】
♦特徴:湾になっており遠浅で波が穏やか三浦半島まで見える眺望
♦海の家:オフシーズンの9月は海の家が終了している可能性有
飲食店30軒、売店2軒あり
♦混雑度:混雑の可能性あり
♦きれいさ:2018年は水質:AA
♦子どもの安全:遠浅のため、小さな子どもも安心して遊べる
江ノ島の目と鼻の先にある海水浴場で、「東洋のマイアミビーチ」とも呼ばれています。この江の島海水浴場片瀬東浜は湾になっており遠浅で波が穏やかです。砂浜も広く子供にも安全な為、家族連れも多く訪れる浜です。
日本の海水浴場の中でも歴史が古く、「日本の海水浴場55選」にも選ばれております。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その7:千葉県大網白里市 白里中央海岸海水浴場】
♦特徴:白くてきめの細かい砂浜と、遠浅で真っ直ぐな海岸線
♦海の家:オフシーズンの9月は海の家が終了している可能性有
♦混雑度:都心から最も近いビーチで人気があり混雑する可能性有
♦きれいさ:水質がきれいで、砂浜の砂はきめ細かく美しい
♦子どもの安全:遠浅なので子供も安心
白里海水浴場は、雄大な九十九里浜のほぼ中央に位置します。都心から近い有数の海水浴場として知られています。海水浴シーズンには、首都圏から多くの海水浴客が訪れ賑わいます。
シーズン中の海の家では名物の焼きハマグリが味わえます。まれにアカウミガメの上陸や産卵も確認されるという貴重なスポットです。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その8:千葉県南房総市 岩井海岸】
♦特徴:汀線(浜の長さ)2000mという超ロングビーチ。
♦海の家:オフシーズンの9月は海の家が終了している可能性有
♦混雑度:広大なビーチなので、混んでいる感じがしない。
♦きれいさ:最高品質の評価を得ている水質:AA
♦子どもの安全:遠浅で子どもにも安心
浦賀水道に面して約2kmの弓状の砂浜が続きます。遠浅で波も静かな小さなお子さんにも安心して遊べる子供の海岸として知られています。夏になると臨海学校も開港され首都圏はじめ近県や近隣から多くの海水浴客や釣り客などで賑わいます。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その9:静岡県賀茂郡南伊豆 弓ケ浜海水浴場】
♦特徴:弓ヶ浜の名前は弓のように海岸線が1.2キロに渡り婉曲していることが由来
♦海の家:弓ヶ浜から徒歩4分の場所に、休暇村がある。
♦混雑度:大きな混雑はない
♦きれいさ:水質の良さや浜辺のきれいさが抜群
♦子どもの安全:波が穏やかなため、ご家族での海水浴にぴったり。
弓ヶ浜は伊豆を代表する海水浴場。伊豆の中では今井浜、白浜と並び伊豆3大美浜と言われています。
「日本快水浴場100選」や「日本渚100選」や「日本の白砂青松100選」に選ばれていることで、水質のきれいさ、浜辺の環境、多様な海の生物などが保証されています。初夏にかけては、ウミガメが産卵しにくるほどの美しい景観です。
【9月でも海水浴が関東で行える場所10選! その10:静岡県賀茂郡南伊豆町 谷川浜】
♦特徴:船でしか行けない秘境のビーチ
柱状節理の断崖絶壁や海蝕洞などの絶景は圧巻
♦海の家:売店や海の家はなし。飲み物や食べ物は持参。
♦混雑度:大きな混雑はなし
♦きれいさ:美しい自然がそのまま残され透明度も抜群
♦子どもの安全:妻良港の対岸にある子浦にも美しい海水浴場があり、透明度が高く遠浅で小さなお子様でも安全に遊べる。
谷川浜へは静岡県の妻良港から船で渡ります。美しい自然がそのままで、魚の種類は豊富で透明度も抜群!シュノーケリングや海水浴で、大人から子どもまで楽しめます。
<渡船 市丸の基本情報>
電話番号:0558-67-0813
運行期間:2019年7月1日~9月23日(※変更になる場合あり)
運行時間:8:30~15:00(随時運行)
料金:中学生以上 1500円・小学生 500円・小学生未満 無料
※乗船場は、妻良新港駐車場に隣接しています。
【9月の海水浴で気をつけるポイントは?日差しや水温は?】
♦気をつける5つのポイント
9月の海水浴で気をつけなくてはいけないポイントを押さえておきましょう。
①日射し
9月だからといって海の日射しを侮らず日焼け対策をしましょう。
②防寒対策
海から上がった後は体が冷えるので羽織ものがあると便利です
③着替え用のバスタオル
海の家が営業していない場合、着替える場所がありません。
④クラゲ対策
長袖ラッシュガード等で肌の露出をなるべく控えましょう。
くらげ避けローションをマメに塗りましょう。
クラゲの触手を抜くピンセットとゴム手袋を持参しましょう。
消毒液とムヒアルファEXなどの塗り薬があると役に立ちます。
病院を受診できるよう健康保険証を持参しましょう。
⑤ライフジャケット
お盆を過ぎると台風の影響で突然高い波が起きることがあります。
監視員がいない9月の海水浴では、溺れても助けてくれません。
【クラゲに刺されたらどうする?9月の海水浴トラブル時の対応は?】
♦クラゲにさされたら
①刺されたときの症状(軽い症状)
・ピリピリという痛みやしびれを感じる
・刺されたところがかゆい
これらの症状であれば毒性の強くないクラゲだと考えられます。
応急処置をしておけばほぼ大丈夫です。
(応急処置)
・刺されたと思ったらすぐに海から出る
・クラゲの触手が刺さっていたら、軍手やタオルなどを手に巻き素手で触らないようにピンセットなどで触手を取る。
・傷口を海水で洗う。
※真水は絶対に使わない(クラゲの毒が体内に回ってしまう)
・傷口を消毒して薬を塗って冷やしておく
応急処置の後には病院で診てもらうと安心です。
②刺された時の症状(重傷)
下記のような症状が現れたらすぐに病院を受診しましょう。
すぐに救急車を呼んでください。
・感電したような衝撃と強い痛み
・頭痛や吐き気、体のだるさ
・痙攣や呼吸困難のショック症状
アナフィラキシーショックで命を落としてしまう危険があります!
♦溺れてしまったら
①自分が溺れたら
・慌てず落ち着いて、浮くもの(木、ペットボトル、発泡スチロールなど)や、つかめる場所が近くにないか探す。
・大声を出すと口から空気がぬけて体がしずむので、むやみに声を出さない
・服やくつの中には少し空気が入っていて、水に浮く手伝いをしてくれるから動きにくくても脱がない。
・浮いていると探す人も見つけやすいので無理に泳がず助けを待つ
②おぼれている人を見つけたら?
・あわてずに、近くの大人に助けを求める
・海なら海上保安庁の「118番」
川や池なら消防署「119番」か警察署「110番」へ電話する
・安全な場所から、浮くもの(ペットボトルや発泡スチロール)やロープを投げる
・おぼれている人を助けようと、水の中に入ることは絶対NG!
♦緊急時の連絡先
海のもしもは118番(海上保安庁)へ救助を要請すること!
【9月の海は準備をしっかりして行きましょう】
関東で9月に海水浴ができる場所についてご紹介してきました。
簡単にポイントをまとめますと、下記の通りになります。
②9月の海水浴で気をつけなくてはいけないポイントは「日射し」
「防寒対策」「着替え用のバスタオル持参」「クラゲ対策」「ライフジャケットの準備」
③クラゲにさされたら症状を確認して応急処置をする。重症の場合は救急車を呼ぶ
④海のもしもは118番(海上保安庁)へ救助を要請!
⑤溺れている人を助けようと入水しない!
海水浴シーズンが終わり、混雑は少なくなりますが、クラゲなどの問題も発生してしまうので、しっかり対策をしていきましょう。海の家や、ライフセーバーさんがいない可能性も高く、自分の身の安全は守れるようにしておくのが一番です。
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