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夏休みにうつ(鬱)になる母親が急増の理由と解決策!かける言葉は?

子どもたちが楽しみにしている夏休み!家族で思い出を作る絶好のシーズンですよね。でもその一方で、夏休みにうつ(鬱)を発症する母親が急増しているのです。

母親がうつ(鬱)になったら大変!家族の危機と思うかもしれないですが、適切に対応すれば家族の絆を深めることやより良い家族になることも可能なのです。

夏休みに妻がうつ(鬱)になってしまったと悩んでいる旦那さんに向けて、夏休みにうつ(鬱)になる原因とその解決策について注意点を交えながら解説していきます。

 

夏休みにうつ(鬱)になる母親が急増!その理由とは?

多くの子どもたちが楽しみにしている夏休み中に、何故うつ(鬱)を発症してしまう母親が多いのかご存知でしょうか。

フルタイムか専業主婦かによっても原因が異なる可能性が高く、特に専業主婦の母親の方がストレスを抱えてしまいうつ(鬱)を発症するケースが多いと言われています。
うつ(鬱)を発症する要因の一例として、以下のような理由が挙げられます。

<フルタイムで働いている母親の場合>

・仕事で子どもと一緒にいてあげられないことへのストレス
→フルタイムの場合、子どもが夏休みかは関係なく通常通り業務があります。しかし、子どもは夏休み中は学校がないため「預ける」状態となり申し訳ないという思いからストレスを感じてしまうことがあります。

<専業主婦の母親の場合>

・家事のリズムや自分一人の時間のペースが乱されることへのストレス
・子どもといる時間が長すぎるがゆえのストレス
→子どもが常時家にいることで、思うように家事が捗らないということも生じます。
普段であれば家事の合間の一休みの時間が確保できるのですが、始終子どものことを考えるため緊張状態が続きます。
・遊びに連れて行く等でお金がかかることへのストレス
・子どもの宿題を手伝うことへのストレス

一般的に「うつ(鬱)」は、真面目な人や完璧主義な人が罹りやすい病と言われています。上記で挙げた理由をみて分かる通り、「いいお母さんにならなくては」「完璧なお母さんにならなくては」と考える人ほど、頑張りすぎてストレスを抱えてしまう傾向にあるのです。

 

夏休みうつ(鬱)かも!こんな症状がでたら要注意!

うつ(鬱)の症状が出始めていても、最初はなかなか信じがたいですよね。うつ(鬱)病患者の9割近くが「私がうつ(鬱)になるわけがない!」と思っている傾向にあるため、いきなり「お医者さんに行こう」と言いづらいのではないでしょうか。

そこで、うつ(鬱)の可能性を知るためにチェックシートをご用意しました。まずは以下の項目を見て、どのくらい当てはまるかをチェックしてみましょう。

参考材料として使うものなので、チェックが全て入ったからといって「うつ(鬱)」と断定されるわけではありません。この結果を鵜呑みにしないようご注意ください。

□原因不明の体調不良が続く(腹痛、頭痛など)
□何をするにも気が重い
□体がだるい、疲れやすい
□騒音が気になる
□ちょっとしたことでイライラする
□なかなか寝付けない
□ご飯が美味しくない、味がしない
□「自分はなんてダメな人間なんだ」と感じることが最近多い
□人生がつまらないと感じる

当てはまる項目が多いほど、うつ(鬱)の可能性は高まります。また、項目数が少なくとも少しでも怪しいと思ったら早めに受診を促してください。

特に『「自分はなんてダメな人間なんだ」と感じることが最近多い』や『人生がつまらないと感じる』にチェックが入った場合は、想像以上に重症化している可能性があります。

 

夏休みうつ(鬱)になってしまった場合の解決策は?

うつ(鬱)は本人も自覚症状を持ちづらく気付きにくい病です。そのため、周りの人が気付いてあげる必要があります。

最近、笑顔が減ったように感じませんか?
今まで好きだった物に対して興味を失っていませんか?(例えば、今まで好きだったテレビ番組に急に興味を示さなくなった、好きだった食べ物を喜んで食べなくなった等の兆しがあれば少し注意が必要です。)

会話の中や行動の中で「あれ?」と思うサインがあれば見逃さないでください。うつ(鬱)は重症化すればする程治るのに時間がかかるのです。

うつ(鬱)になってしまったと気付いた場合には、まず根本原因を探っていきましょう。

例えば「家事が思うように片付かないことがストレスになっている」ことが根本だと分かった場合には、「スムーズに家事ができるように父親が子どもを外に連れていく」ことでストレスの負荷を緩和します。

明確な原因が分からない場合には、子どもが寝た後などに夫婦で一度ゆっくり話しをしてみましょう。その際に「子どもはちゃんとやっている?」等といった、聞かれた方が「ちゃんとできてない私が悪い」と自分を責めてしまうような言い方はしないでください。

「夏休みはずっと子どもがいるから大変だね。ありがとう。無理はしてない?」等といった労いの言葉をかけてください。「頑張っている」と認めてもらい、気遣う言葉をかけてもらうことで本音を話しやすくなります。

根本的な原因が分からないことには解決することができないため、「多分これが原因だろう」とは思わず向き合ってゆっくり話をしてください。

なかなか原因が見当たらない場合は、まず「子どもの面倒や家事を全て母親がやっていないか」ということを振り返ってみてください。育児や家事は24時間365日休業なしの仕事です。もし母親が1人でやっている状況であれば、相当なストレスがかかっているはずです。どんな仕事でも、休みなしで1人だけでやるのは辛いですよね。

母親が1人で抱えてしまい休養が取れてない状態であれば、ベビーシッターや託児所等を活用して「お母さんお休みの日」を作ってみてはいかがでしょうか。

 

▼キッズライン(ベビーシッター、家事代行)
https://kidsline.me

▼mamacoco(ベビーシッター)
https://mama-coco.jp/lp/ps001/user/register.html?gclid=CjwKCAjwqqrmBRAAEiwAdpDXtCDRELW9z81ewcyt6kNBLhQto2n47pUmW9vDUFXM5lVTZKpmeenuzRoCVRwQAvD_BwE

そして、うつ(鬱)になってしまったと気付いたら、早めに専門家に相談しましょう。オンライン窓口もありますので、活用してみてください。

▼JustAnswer:精神科医にオンライン相談
https://www.justanswer.jp/mental-health/

 

夏休うつ(鬱)になってしまった母親に父親がかける言葉やサポート方法は?

うつ(鬱)になってしまった後は、身近な人の支えが不可欠です。特に父親のサポートが重要です。

前章でもお伝えしたように、うつ(鬱)の治療には根本原因を知ることが不可欠です。根本原因が分かった後は、「どう行動したら原因を取り除けるか」を考えていきましょう。

例えば家事が負担になっているようであれば、「家族で外食をする曜日」を作ったり「家族で夕飯を作る日」を作ってもいいでしょう。他にも『家事分担表』を作って「お皿洗いは父親がやる」等で家事を分担することも一つです。

このときに一点注意いただきたいのは、外食や家事の分担を「お母さんができないから」や「お母さんが大変だから」といったお母さんが原因のような言い方は絶対にしないでください。

うつ(鬱)になる人は基本的に真面目で責任感の強い人です。そのため、うつ(鬱)になった時点で「私がしっかりしてないから家族に負担をかけてしまった」と自分を相当責めているのです。更に追い打ちをかけるような「お母さんのせいで」「お母さんのために」等といった言葉は使わないでください。

また、うつ(鬱)を治すためには父親だけでなく子どもの協力も不可欠です。そのため、母親が病気になったことを伝え協力を仰ぎましょう。ただし、子どもには「子どもの面倒を見るのが大変で病気になった」等といった子どもが原因であるような伝え方はしないでください。今度は子どもが自分のことを責めてしまいます。

「お母さんは頑張り屋さんだから、一生懸命働いて疲れちゃったんだ。お母さん一人で仕事をしすぎだから、皆で一緒に協力していこうね」のように、母親が頑張ってくれた結果であることを伝えましょう。

私の家族は、うつ(鬱)ではないのですが、母親の家事の負担が重くなってしまい両親の喧嘩が絶えなくなってしまったことがありました。

家族で相談した結果、「毎週土曜日の夕飯は”お鍋(冬)”か”水炊き(夏)”にする」というルールができました。そして、私は「自分のお弁当は自分で作る」ようになったのです。「夕飯の献立を考える」のも家事をする上で意外と負担になります。そのため、献立を予め決めておくことで負担が緩和されたようでした。

状況により、解決方法は家族それぞれです。何が一番効果的なのか原因を見極めて解決方法を探っていってください。

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

1.うつ(鬱)になる理由は様々。子どもが終日家にいることで負担が増える人が多いことに注意。
2.うつ(鬱)かも!?と思ったらチェックシートで確認。怪しいと思ったら専門家に相談。
3.うつ(鬱)になったと思ったら根本的原因を探るのが解決の近道。夫婦でゆっくり話す。
4.うつ(鬱)になったら身近の人の支えが重要。母親のせいにはせず新しい家族の形を考える。

症状により期間は異なりますが、うつ(鬱)は治る病気です。決して心の弱さや怠慢が原因ではなく、真面目で責任感の強い人ほど罹りやすい病です。普段頑張っていることを労い、負担をかけすぎないように気をつけながら家族が笑顔で過ごせるように取り組んでいってください。

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