進級、進学のシーズンになると、先生方との出会い、別れがありますね。
それに伴って、離任式、着任式が行われます。
この着任式で行われる、「児童代表」の挨拶を引き受けたものの、一体何を話していいのか分からない。
確かに、学校の特色や地域も違うので、なかなか王道の例文がない、というのが現実ですよね。
着任式に出席する先生方も同じです。
どんな挨拶をすればよいか、緊張していることと思います。
大人も児童も同じです。
なら、お互いあまり気を使わないような挨拶で打ち解けましょう。
例文、覚え方、あがらない方法、緊急事態の対処法をまとめました。
着任式の挨拶!!児童代表へおすすめの例文をご紹介!!
〇〇先生、ようこそ〇〇小学校へいらっしゃいました。
簡単ですが、〇〇小学校についてお話します。
〇〇小学校は、春の遠足は登山へいきます。
夏休み前には広い畑を利用してみんなで野菜を育てます。
秋の運動会は先生方も参加するパン食い競争が恒例です。
冬は雪合戦で濡れるので着替えが必要です。
これから〇〇先生も一緒に楽しみましょう。よろしくお願いします。」
〇〇小学校のある〇〇市は地産地消を推進していて、小学校もそれに沿った給食がでます。僕は給食が1番楽しみです。
特に〇〇は、野菜嫌いだった僕を野菜好きにしてくれました。
先生もぜひ美味しい給食を一緒に楽しみましょうね。よろしくお願いします。」
〇〇小学校のキャラクター、〇〇ちゃんを知っていますか?
〇〇ちゃんは、いつも職員室の前に立っています。
私は〇〇ちゃんが大好きなので、先生に会いに職員室に行ってもいいですか?
これから、よろしくお願いします。」
この前離任式でお別れした先生がいたので、〇〇先生が来てくれてとっても嬉しいです。
私は〇〇科目が苦手です。
〇〇先生は〇〇科目が得意ということなので、沢山教えてくださいね。
よろしくお願いします。」
〇〇小学校は、〇〇クラブがとっても強いです。
〇〇先生は、〇〇クラブの顧問をしてくれるということなので、みんなで楽しみにしていました。
僕は、〇〇クラブのキャプテンなので、もっともっと強くなるように一緒に頑張りましょう。」
小学校の挨拶は特徴を入れると、着任の先生にも分かりやすいですね。
ちなみに、3つ目のキャラクターネタは、私の娘が通う小学校のものです。
所々出没するので、ぜひ着任の先生が来たら、覚えてもらいたいですね。
着任式の挨拶の覚え方!児童代表へポイントを伝授!!
挨拶の覚え方、暗記方法
挨拶を作成するときに、覚えやすい内容を作成しましょう。
例えば、春夏秋冬、朝昼晩、自分が学校で好きなことなどを文章にしてしまうのです。
すると、もし途中で忘れてしまっても思い出すことができますよ。
挨拶での重要ポイント、注意点
はじめに、〇〇先生と語りかけると親近感が湧きますね。
可能であれば、今いる先生から、着任の先生の得意な科目、出身地、顧問になるかなどを聞いておくのがよいでしょう。
自分の好きなことを話す場合は、みんなが分かる内容になるように注意してくださいね。
話すときには、ゆっくり、はっきり、大きな声で、を意識してください。
着任式の挨拶!児童代表が上がらない方法を紹介!
「本来の目的」を明らかにする
周りの人の目があると、緊張してしまいますよね。
でも、人の前に立つことが本来の目的ではありません。
周りを意識せず、着任の先生と2人で話している気持ちで、挨拶しましょう。
深呼吸をする
深呼吸を2回しましょう。
1度目でリラックスをします。
2度目で話し始めるようにしましょう。
こうすることで、リラックスは勿論、声が出やすい環境も整いますよ。
緊張を受け入れる
人前で緊張しない人はいません。
なので、そのままで大丈夫です。
「緊張して当然」と思うと案外何でもなくなってくるものです。
いつもよりよく見せようとはせず、そのままで大丈夫ですよ。
緊急事態!着任式の欠席、児童代表が体調不良…こんな時どうする!?
緊急連絡を受けた時点で、事前に予備の児童が準備できれば1番いいのですが、もとの児童代表が欠席することは想定できないので、なかなか難しいことでしょう。
その際は、みんなで挨拶してみてはどうでしょうか。
数名、あるいは全員で一言ずつまわすのです。
一言なら当日でも覚えられるでしょうし、先生方が事前に準備することも可能になります。
学校のピンチです。
状況を児童に丁寧に説明して、協力をあおぎましょう。
まとめ
- 着任式の挨拶は、それぞれの学校の特徴を入れるとうまくまとまりますよ。
- 挨拶文を作る段階で、春夏秋冬、朝昼晩のような忘れにくい内容で作ると覚えやすいでしょう。着任の先生を〇〇先生と語りかけることで、親近感が湧きますよ。
- 挨拶で緊張するのは当たり前です。人前に立つことではなく、着任の先生に挨拶する目的を忘れずに臨みましょう。
- 代表児童の欠席のピンチには、みんなの協力で乗り越えましょう。1人一言ずつまわせば、文章になりますよ。
児童代表挨拶をうまく乗り越えて、思い出に残る「出逢い」になりますように。
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