しまった!車をぶつけてしまった!ちゃんと見ていたはずなのに!!!
こんなことってありませんか?
普段生活している中で、うっかり他人の物を破損してしまうことは、珍しいことではありません。
「あれ?こんなところに傷あったっけ?やられた!(怒)」という経験があるかもしれません。
こういう当て逃げ行為をされると、後々まで怒りが収まらないものです。
その傷を見るたびに、ムカっときたりもします。
残念ながら、その場に相手がいなければ逃げてしまう人が多いですが、自分が気持ちよくない行為は、できれば他人にはしたくありませんよね。
今回は、そんなうっかりした物損事故を起こしてしまった時に、まず何をしたら良いのかと、相手にどうやってお詫びをすれば良いのかを紹介していきます。
- 物損事故を起こしたら、何からやればいいの?
- 物損事故に適応する保険は、個人賠償責任保険だけ?
- 謝罪をするタイミングは?
- 電話で謝罪する?手紙で謝罪する?
- お詫びの挨拶訪問には菓子折りを準備しよう!
- 万が一、お詫び訪問を拒否されたらどうする?
物損事故を起こしたら、何からやればいいの?
まずはじめに行うこと
- ケガ人がいないか確認する
- 物損事故の現場を写真に撮る
- 相手へ謝罪し、連絡先を伺う(相手を探し、連絡を取る)
- 個人賠償責任保険の確認をする
ケガ人がいないか確認する
事故を起こしたら、「お怪我はございませんか?」と、まずケガ人がいないかを必ず確認します。
物損事故は、ケガ人が無く、物損だけに被害がある場合のみです。
ケガ人が出る場合は、人身事故になる場合がありますので、注意深く確認しましょう。
物損事故の現場を写真に撮る
次に、事故の状態を写真に撮ります。
状況によって、その場を移動しなければならない場合があるので、できるだけ現場の様子がわかるように沢山の写真で現場を記録しましょう。
相手へ謝罪し、連絡先を伺う
相手がその場にいる場合は、すぐに謝罪をし、今後の連絡手段を確認します。
後日改めてお詫びの挨拶訪問することを考慮して、連絡先や住所などを聞いておくと良いでしょう。
個人賠償責任保険の確認をする
自分の保険に個人賠償責任保険が付与されているかを確認します。
もし加入しているのであれば、保険会社に連絡を取りましょう。
個人賠償責任保険については、この後説明をしていきますね。
物損事故に適応する保険は、個人賠償責任保険だけ?
個人賠償責任保険とは?
個人賠償責任保険は、家族の誰かが他人にケガをさせてしまったり、他人の所有物を破損してしまったりした時に使用できる保険です。
賠償金に使ったり、弁護士を雇った時にかかる費用にも使用することができます。
家族の誰かが、というところがキーポイントです。
この保険は、同一世帯の家族をカバーすることができる保険です。
では、誰がカバーされるのでしょうか?
個人賠償責任保険の対象となる家族の一例です。
- 被保険者本人(自分)
- 被保険者の配偶者(妻)
- 被保険者と配偶者と生計を共にする同居親族(父、母、長女、次女)
- 被保険者と配偶者と生計を共にする別居中の未婚の子(長男)
被保険者を誰にするかで、カバーできる家族が変わってきます。
一番適切である被保険者は、世帯主です。
世帯主を筆頭に、世帯主の両親、子までがカバーできるからです。
世帯主の親が被保険者になる場合は、4.の別居中の未婚の子はカバー対象外となるため注意が必要です。
自転車保険確認。
自動車保険に個人賠償責任保険つけてて良かった〜
ワンコが他人を怪我させた時にも大丈夫と説明されて、更に安心。— tomy (@tomyromy92) March 14, 2020
謝罪をするタイミングは?
謝罪はすぐに行うことが重要
物損事故を起こした際に、まず行わなければならないことは、謝罪です!
中には、謝罪をしてはいけないと書かれているサイトもありますが、この場合の謝罪は、自分が犯した行為に対する、申し訳ないという気持ちの誠意を表すことです。
その気持ちを伝えるには、できる限り早急に謝罪をすることが重要です。
では、自分が被害者になった場合を考えてみましょう。
車をぶつけられたのに、何も謝ってこない。
ただひたすら警察とやりとりをしていたり、保険会社と連絡をとったり…。
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