保育園や幼稚園の運動会で進行をスムーズに行ったり、運動会を盛り上げたりするために重要な役割を果たすのがアナウンスです。
そんな大役を任されるのは、園の先生であることが多いのではないでしょうか。
任命されたあなたはどんな言葉を言えばいいのか、緊張して失敗しないかなど不安でいっぱいかもしれません。
大勢の人の前で話すことは誰だって緊張しますし、不安に思うものです。
ですが、いくつかのポイントを押さえておけば、きっと上手にアナウンスという重大な役割を果たすことができますよ!
そこで今回はアドリブも交えて、園の運動会でのアナウンスのコツをご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね!
今年の運動会はあなたの活躍でさらに盛り上がること間違いなしです!
保育園・幼稚園の運動会でコメント・アナウンス係をすることになった!気をつけることは?
アナウンス係になったあなたはきっと今不安でいっぱいかもしれません。
まずはアナウンスの重要性とその役割について考えてみましょう。
なぜアナウンスが行われるのか、まず一つ目に、来賓の方々や園児たち、運動会に関わる全員にこれからのプログラムを案内する目的があります。
それに伴い準備や移動を行いますよね。
運動会の進行をスムーズにするためのものと言えるでしょう。
次に、競技について解説することで、遠くにいて見えない保護者の方への案内や、競技そのものを盛り上げるためのものでもあります。
どちらも重要な役割ですが、共通して言えることは、聞いている人々に対して伝えることが一番大切だということです。
そこで気を付けたいのが次の4点です。
ゆっくり、ハキハキと話す
まず、人に伝えるために一番気を付けたいポイントがこちらですね。
緊張してしまうのはわかりますが、早口になってしまっては聞き取りにくくなってしまいます。
聞いている人に伝えることが最も重要なことですから、ハキハキとゆっくり話しましょう。
万が一あなたの活舌が悪いとしても、この点に気を付ければある程度はカバーできると言えるでしょう。
声の大きさに注意する
アナウンスにはマイクを使いますが、いくらマイクを使っていてもボソボソと話していては何を言っているか伝わらないこともあります。
ですが気を付けたいのは、声が大きすぎるのも問題であるということです。
あまりに大きな声はマイクを伝って騒音になりかねません。
日頃から声が大きいのであれば、適度な大きさになるよう、注意を払う必要があります。
園児にもわかる言葉で伝える
放送を聞いているのは来賓の方々だけではありません。
園児たちもしっかりとあなたの放送を聞いているはず。
園の運動会ですから気を付けたいのが、園児たちにもわかる言葉で話すことです。
台本を準備しておく
緊張して頭が真っ白になってしまった!なんてことにならないように、台本は準備しておきましょう。
実況には使えませんが、プログラムの案内などは事前にセリフを決めておくことができるのではないでしょうか。
万が一に備えて準備をしておけば安心にもつながり、心に余裕も生まれるはずです。
ただし、台本があるからと言って早口でペラペラと話してしまわないように気を付けましょう。
保育園・幼稚園の運動会で盛り上がる玉入れ競技のコメント・アナウンスのコツは?
幼稚園や保育園の運動会でよく行われる競技が玉入れです。
赤と白に別れて、どちらが多く玉をかごに入れられるか競いますよね。
そんな玉入れで、競技を盛り上げるためにはどのようなアナウンスをすれば良いでしょうか。
まずは玉入れの競技開始のアナウンスです。
園児たちが日ごろ玉入れの練習を頑張っていたことを紹介しましょう!
普段の練習風景や、練習に関するエピソードを盛り込んで、競技が始まる前にまずは盛り上げてみましょう!
普段園児たちと接している先生だからこそできるアナウンスです。
きっと保護者の方々も普段見られない様子を聞けることを嬉しく思ってくれるはずですよ。
アドリブをいれて盛り上げたい!アドリブ具体例!
玉入れでアドリブを入れるのであれば、やはり競技の実況中継ではないでしょうか。
具体的な例文をご紹介しましょう。
みんな一生懸命かごに向かって玉を投げ入れています!
どんどんとかごに玉が入っていっています!
赤組が少し優勢でしょうか?!
白組も頑張っています!
残る玉もどんどん減ってきています!
どっちがたくさんかごに入っているのでしょう?!
赤組も白組も最後まで諦めないで頑張ってください!
このような感じで、実況を交えつつ自分なりのアドリブを入れていきましょう!
向洋保育園2018運動会玉入れ
園児たちですからこのように競技中に、注意や指示をしてあげたり、またわかりやすい言葉をかけてあげたりするのも大切ですね。
保育園・幼稚園の運動会でのコメント・アナウンスのトラブル対応はどうする?
緊張しているアナウンスにトラブルはつきもの。
大勢の方が聞いているので、焦って頭が真っ白になってしまうこともあるでしょう。
焦りすぎてかんでしまったり、名前やプログラムの順を間違えてしまうこともあるかもしれません。
ですが、そんなときの対処法を覚えておくことで当日もパニックにならずに済むかもしれません。
まずは間違ってしまったことを素直にお詫びしましょう。
「失礼いたしました。」と言ったあとで正しい情報を伝えれば大丈夫です。
このときもゆっくり話すことを心がけましょう。
焦っているので、余計にパニックに陥りさらなるミスを招くのは避けたいものです。
まずは深呼吸して落ち着いて仕切り直しましょう。
あまりに緊張してしまうのであれば、「みんな自分のことで頭がいっぱいでアナウンスなんてそんなに聞いていない」というくらいの気持ちでいても良いかもしれませんね。
そのほかに考えられるトラブルは当日の声の調子です。
運動会の当日に風邪をひいて声がガラガラになってしまった!なんてことのないように、事前から体調管理はしっかりとしておきましょう。
また、マイクは機械ですから当日に壊れてしまうというハプニングも想定できます。
そんな時に備えて、スピーカーなどの拡声器も準備しておきましょう。
台本もそうですが、「何事も備えあれば患いなし!」です。
準備を万端にしておくことで、落ち着ける要素が増えるのであれば、準備しておくにこしたことはありませんよね。
まとめ
- アナウンスとは聞いている人に伝えることが一番の目的!ハキハキとゆっくり放送しましょう
- 運動会を盛り上げるには実況中継も大切!時にはアドリブをはさんで運動会を盛り上げましょう!
- アナウンス係に緊張はつきもの!間違ってしまっても焦らず落ち着いて訂正しましょう
- 台本やスピーカー等、万が一にの備えた準備をしておくことで心に余裕をもったアナウンスを!
運動会でのアナウンスは重要な役割を担っていますよね。
そう思えば思うほど緊張感は増してしまうかもしれません。
ですが重要なポイントを押さえてさえいれば、それほど焦ることはありません。
一番の目的は、運動会がスムーズに楽しく行えればそれで良いのです。
あなたの活躍で今年の運動会は例年よりさらに盛り上がるかもしれませんよ!
みんなの素敵な思い出作りに一役かってみても良いのではないでしょうか!
素敵な運動会になることを願っています!