プールの水を飲んでしまった時、知っていて良かった対処法!

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初めてのプールデビュー、はしゃいでいたら溺れかけてプールの水を飲んでしまった。なんて経験ありませんか?私はスイミングを習い始めた当初、息継ぎがうまくできずによく水を飲んでいました。

プールって塩素の匂いもするし、いろいろな人が入っているし、汚れているのに飲んでも大丈夫なのか不安ですよね。当時は全く気にしていませんでしたが、今思うと、何もなかったことが奇跡だったのかもしれません。

お子さんがプールの水を飲んでしまったとしても安心できる対処法を一緒に身につけましょう。

感染症

小さなお子さんをお持ちの方は特に気になることだと思います。私の子供たちも小さいときは心配でした。しかし、意外と大丈夫なことが多いです。

  • プール熱
  • はやり目
  • 急性出血性結膜炎
  • 手足口病
  • ヘルパンギーナ
  • 腸管出血性大腸菌感染症(O157,O26,O111等)
  • 伝染性膿痂疹(とびひ)
  • 伝染性軟属腫(みずいぼ)

上記のようにプールが原因の可能性がある感染症がいくつかあります。しかし、プールの水では感染しないものもあります。たとえプールの水で感染の可能性があったとしても、塩素によって死滅させることができるため、水を飲んでしまったことによる感染の可能性は極めて少ないのです。

しかし、プールの後に発症することが多いのも事実です。ではなぜ、感染してしまうのでしょうか。

<原因>
1. 肌の露出
2. 粘膜の間接的接触(プール水、タオルやビート板の共用等)
3. 集団行動により感染源が宿主と接触する機会が増える
4. 体力の消耗・体温差により宿主が発症しやすくなる
<対策>
1. 残留塩素濃度の保持
2. 利用者の健康管理(有症状時は利用を避ける)
3. 利用者の清潔保持(利用後のシャワー・うがい・手洗い・タオルや目薬など皮膚や粘膜が触れるものを共用しない)
4. 施設の清潔保持
5. 利用後の健康観察(プールが原因と考えられる感染症にかかってないか)
6. ゴーグル着用(望ましい)
7. 水分補給・休息をしっかりとる
※多摩小平保険所 保健対策課 感染症対策資料参照

早寝・早起き・朝ごはん。日々の健康管理が大切です。免疫力が落ちていると感染症にもかかりやすくなってしまいます。寝不足が続いている。いつもと何か違うなと思ったら、プールに入るのは避けましょう。

塩素濃度

プールに行ったときよく鼻にするのが、塩素のにおいですよね。場所によるにおいの違いを感じたりしませんか。私も思わず「塩素くさっ」と言ってしまったことがありますが、きちんと消毒してくれている証拠だと思っていました。

しかし、そうではありません。実は、塩素は、もともと無臭なのです。プールに入った人の汗や汚れと塩素が化学反応を起こすことによってにおいが発生しているのです。誰も使っていなければ匂わず、逆ににおいが強いほどプールは汚れているということになります。

そんな汚れたプールの水を飲んでしまったら、心配ですね。しかし、よほど大量に飲んでしまわない限り体に害はありません。なぜなら、塩素濃度には決まりがあり、普段使用している水道水とほとんど変わらない値となっているからです。

プール 水道水
遊離残留塩素濃度 0.4㎎/ℓ以上1.0/ℓ㎎以下 0.1㎎/ℓ以上0.4㎎/ℓ以下

もし大量に飲んでしまったら、血液中のナトリウム濃度が非常に低い状態になり、低ナトリウム血症になってしまう可能性があるので救急車を呼ぶ等の対処が必要です。

アレルギー

もし、塩素によるアレルギーをお持ちでしたら、相当不安ですよね。お風呂の水でもかぶれてしまうのに、飲んでしまったら大変です。確かに昔は喘息が良くなるとか言われていたみたいですが、現在では気管支が傷み良くないのではないかと考える方もいるようです。

もともとアレルギーがなくてもプールによって発症する場合もあります。

もしアレルギー症状が出てしまったら、出来るだけ避けて通らなければなりません。アレルギーに関しては、体質を改善するか、原因物質を避けるのが基本だからです。より後者の方が容易に実行できるのではないでしょうか。

なお、軽度の症状の方であればさほど気にならないかもしれません。それは、上の表にもあるようにプールと水道水の残留塩素濃度は高い値で最大10倍程度になっているのでさほど変わらないからです。

まとめ

プールの水って塩素のにおいがするし、大量に消毒しているのではないかと思っていました。しかし、プールの水を飲んでしまっても少量であれば気にすることはなかったのですね。残留塩素濃度には決まっています。

1.感染症の原因菌は塩素によって死滅
2.プールを出た後の清潔管理が大切
3.塩素単体は無臭で人の汗や汚れと反応し塩素臭になる
4.プールの水の残留塩素濃度は1.0㎎/ℓ以下
5.水道水の残留塩素濃度は0.4㎎/ℓ以下
6.重度の塩素アレルギーがある場合プールは避けるべき(海は大丈夫)

大量に飲まない限り健康被害を引き起こすには至りません。ただし、小さなお子様の場合は、様子観察を随時行ってくださいね。

塩素を怖がることなくプールを楽しみましょう。

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