誰もが夏になると気になる、汗の匂いや、汗染み、蒸れ、化粧崩れ。皆さんは、汗に対して気になったり何か対策をしたのはいつ頃ですか?私の場合は中学生になってからです。
小学生の時は私服で登校していましたが、中学生になり毎日制服を着用して汗だくで登校。身だしなみやお洒落に興味がわいてきて、自分に関心が向くとともに他人にも関心が広がって、汗を自然と気にするようになりました。
そしてその頃から、汗をかいたら何かしらの対策をしていました。私は汗かきなタイプではありませんでしたので、夏以外に汗が気になることはありませんが、汗かきな方は季節問わず気にしているかもしれませんね。
皆さんが汗かきな理由は私にはわかりません。それぞれの身体も生活習慣もわからないからです。しかし、汗が出る理由やそれに対する対策はお伝えすることができます。
今回は、汗が気になりだした中学生にも簡単にでき、安全で、金銭的にも負担にならないものを紹介します。
効果に個人差はあると思いますが、取り組みやすいものを集めましたので、ぜひ試してみてください。そして汗かきなことで後ろ向きになることがないように、自分の身体を見つめなおしていただけたらと思います。
汗をかかない方法はあるの?
汗に悩んでいる方からしたら、いっそのこと汗をかかない方法があったらいいのに、そんな風に思われる方がいるかもしれません。しかし皆さんご存知の通り、健康な状態で全く汗をかかない方法はありません。
汗をかくことは身体にとってとても大切で、生きていくために必要な体温調節に、重要な役割を担っているからです。
汗かきで悩む方がいる一方で、汗がかけずに悩む方もいます。要はバランスが大事だということです。適度に汗をかくことができる、ということが健康につながります。
ですのでこの後は適度に汗をかけるようになる、または汗が出ても短時間で止まるような対処法をご紹介します。
汗対策その1:身体を知り働きかける
リンパ節を冷やす
汗が出る理由の一つは身体を冷やすためです。つまり身体を冷やして、汗をかく必要がないことを脳が分かれば、汗を止められます。リンパ節は動脈周りに集中しており、この部分を冷やすことで脳にある体温調節の中枢が刺激され、発汗が止まります。
首の後ろ、左の鎖骨下、両脇、太ももの付け根、ひざ裏が動脈が集中している場所です。
身近にある、冷えたペットボトルや缶、ぬれタオルが使えますので外出先でも気軽に行うことができます。
リラックスして心を落ち着ける
汗をかくのは単に暑いだけでなく、精神的な緊張が理由になっていることもあります。汗をかいている、かきそうなときは自分の好きなことや好きな食べ物を用意してリラックスを促しましょう。
この他にもリラックスする行為として、ゆっくり深呼吸する、好きな音楽をかける、気分の落ち着く香りをかぐなどがあげられます。
私は冷や汗をかくような場面で、気持ちを落ち着けるためにいつもゆっくり深呼吸をするように心がけています。身一つでできますので、ぜひやってみてください。
汗が止まるツボを押す
東洋医学から伝わる方法で、特定の部位のツボを押すことで発汗を妨げるとされています。ツボは血流が集中する場所とされていますから、その部分を刺激することで発汗の妨げになるというわけです。
汗を止めるツボは次の三つが有名です。逆側の親指を使って、少し痛いくらいの力で10回ほど押してみてください。
〇後谿(こけい):手のひらを上に向けてグーを握った時に小指の付け根が飛び出た骨の部分。筋肉の緊張を和らげ、発汗を防ぐ。
〇陰郄(いんげき):手のひらを上にした時、小指側の手首付け根から1.5cm下にある部分。脇汗を集中的に抑制してくれます。
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