早いもので、2022年も1ヶ月が経ち少しずつ春が近づいてきました。
新年度のはじまりにワクワクしている方もいれば、新しい環境に不安な気持ちを抱えている方もいることでしょう。
- そろそろ入園式での挨拶を考えなければいけない・・・。
- 新入園児向けの挨拶と保護者向けの挨拶はそれぞれどのように話せばよいの?
- 新卒で初めての担任をするけれどどのような挨拶をすればよいのだろうか?
春から新入園児の担任となるあなたならこのような悩みをお持ちではありませんか?
特に初めて担任をもつ先生の場合は、どのようなことを話せばよいのか迷いますよね。しかし、この記事で紹介する挨拶の例文を参考にしていただければ、誰でも簡単に解決することが可能です。
この記事では入園式の挨拶を考えるための5つのポイントを例文も交えて解説します。
- 保育園の入園式とは?
- 入園式の挨拶例文!担任から新入園児に向けて
- 入園式の挨拶例文!はじめての担任から新入園児に向けて
- 入園式の挨拶例文!担任から保護者に向けて
- 入園式の挨拶例文!はじめての担任から保護者に向けて
5分ほどで読める記事ですが、書いてあることを参考にすれば、あなたらしさの詰まった挨拶文ができあがりますよ!
保育園の入園式とは?
保育園の入園式には、つぎの2つの意味が込められています。
- 新入園児を歓迎しお祝いする
- 既に保育園に通っていた園児が進級するお祝いをする
まだまだじっとしていられない新入園児の集中力がもつように30分程度とされていることが多いでしょう。
以下は、入園式の大まかな流れです。このほかにも、在園児の出し物や保護者代表の挨拶などが行われる場合があります。保育園によって異なるので、事前に流れを確認し落ち着いて臨めるようにしましょう。
- 開式のことば
- 園長先生の挨拶
- 新入園児の紹介
- 職員の紹介
- 閉式のことば
さらに、入園式後はクラスごとに教室へ集まり園からのお願い事や決まり事・ルールなどの簡単な説明会が行われることもあります。
入園式の主役であるこどもたちは、きっといつもと違う環境に子どもながらも不安を感じていることでしょう。歓迎や祝福の気持ちに加え、園生活の楽しさや保育園が安心できる場所であるということをきちんと伝えてあげることが大切です。
また、大切な我が子を自分の目が届かないところへ預ける保護者も不安な気持ちは同じです。きちんと保護者に向き合う姿勢を示し、安心して預けてもらえるよう目指しましょう。
新入園児や保護者が不安になるようなマイナスな表現は避けて、前向きな表現をするのがベストです。
入園式の挨拶例文!担任から新入園児に向けて
では、実際にどのような内容の挨拶をすればよいのでしょうか?ここからは、入園式の挨拶例文とそのポイントをご紹介します。
パターン1
パターン2
パターン3
担任から新入園児に向けての挨拶は、下記の3点が伝わるようにしましょう。
- 歓迎の気持ち
- 担任の先生の名前
- 園生活の楽しさ
ポイントは、保育園ではどのようなことをするのかを具体的に伝えることです。
「保育園は楽しい場所です。」だけだと、子どもたちにはあまりきちんと伝わりません。どのようなことをするのかを具体的に伝えることで、保育園が楽しい場所であることがイメージしやすくなります。
パターン3のように、子どもたちに語りかけてみるのもよいでしょう。新入園児は、まだまだじっとしていられず集中力もあまりありません。ちょっとした質問を投げかけて、参加型の挨拶にしてあげると集中して聞いてくれるのではないでしょうか。
その他にも、人形やイラストを使うなど子どもたちの興味を引けるように工夫しましょう。
入園式の挨拶例文!はじめての担任から新入園児に向けて
パターン1
パターン2
パターン3
はじめての担任から新入園児に向けての挨拶は、下記の3点が伝わるようにしましょう。
- 歓迎の気持ち
- 担任の先生の名前
- 先生はどのような遊びがすきか
ポイントは、先生はどのような遊びが好きでみんなとどのように過ごしていきたいかを伝えることです。
どのようなことが好きかやどのようなことが得意かを交えて話すことで、保育園では先生やお友達と楽しく遊ぶことができるということを伝えることができます。
また園児に向けた挨拶を聞いている保護者の方も担任の先生がどのような先生なのかがイメージしやすくなるでしょう。
入園式の挨拶例文!担任から保護者に向けて
パターン1
パターン2
パターン3
担任から保護者に向けての挨拶は、下記の4点が伝わるようにしましょう。
- 歓迎の気持ち
- 担任の先生の名前
- 何を大事に保育していきたいか
- 保護者に寄り添う気持ち
ポイントは、何を大事に保育していきたいかを伝えることです。
そうすることで、担任の先生が子どもたちとどのように向き合ってくれるのかということが保護者の方に伝わりやすくなります。
さらに、保護者に寄り添う気持ちを伝えることで、少しでも安心して子どもたちを預けてもらえるようにしましょう。
入園式の挨拶例文!はじめての担任から保護者に向けて
パターン1
パターン2
パターン3
担任から保護者に向けての挨拶は、下記の4点が伝わるようにしましょう。
- 歓迎の気持ち
- 担任の先生の名前
- 抱負やどのようなクラスにしたいか
- 保護者に寄り添う気持ち
ポイントは、抱負やどのようなクラスにしたいかを伝えることです。
初めて担任をする先生の場合は、これまでの経験がない分保護者の方が不安な気持ちになってしまうことも多いでしょう。この先生なら安心して任せられそうと思ってもらえるようにしっかりと意気込みを伝えます。
さらに、保護者の方がそのような不安な気持ちを忘れてしまうくらいパワフルな印象を持ってもらえるよう落ち着いてハキハキと挨拶しましょう。
まとめ
- 保育園の入園式とは?
- 入園式の挨拶例文!担任から新入園児に向けて
- 入園式の挨拶例文!はじめての担任から新入園児に向けて
- 入園式の挨拶例文!担任から保護者に向けて
- 入園式の挨拶例文!はじめての担任から保護者に向けて
今回ご紹介した挨拶例文とそのポイントを参考にするだけで、あなたらしさの詰まった挨拶文ができあがりますよ。
当たり前ですが、記事を読んだだけでは何も前に進みません。
この記事を見た今がタイミング!挨拶例文とそのポイントを参考にあなたなりの挨拶文を書き出してみましょう。
ここまで、たくさんのポイントを紹介してきましたが、どのような挨拶文になったとしても最後は笑顔で相手の目をみながら大きい声でききとりやすく話すことがいちばんです。
皆さんの成功を祈っています・・・!