高校生時代は、どんなものでしたか?
友人や先生、親と激しくぶつかり合い、数々の失敗や後悔を経験したでしょう。
しかし、今となってはすべてが良い思い出となり、深く心に刻まれていることでしょう。
高校生は、大人になるための階段を上り始める頃です。
人と比べたり、反抗心が芽生えたり、子供と大人の狭間をさまよい、複雑な思いを抱えています。
異性に対しても、心だけではなく、体を求め始めます。
心身ともに関わる関係であるが故に、さまざまな問題が起きやすく、親同士の問題にも発展します。
そこで今回は、高校生の息子の恋愛に、親はどう関わり、どこまで干渉するべきなのか?という疑問を解決します!
高校生の恋愛に親の関わり方は?息子の恋愛にどこまで干渉をする?
高校生になった息子が、彼女ができたことを親に直接報告することは少ないでしょう。
からかわれるんじゃないか。
干渉されるんじゃないか。
という思いから、彼女の存在を隠してしまいます。
ふとしたきっかけで彼女の存在を知ったとき、親はどう関わり、どこまで干渉するべきなのでしょうか?
どのように親は関わる?
正しい関わり方
1.しばらく何も言わずに様子を見る
彼女ができると、勉強がおろそかになったり、お金の遣い方が荒くなったりする場合があります。
しばらくは何も言わずに様子を見て、何も問題はないということを確認しましょう。
2.伝えておくべきことを伝える
恋愛においての責任やマナーなどの重要性をきちんと伝えておきましょう。
何か問題が起きてからでは遅いです。
問題が起きる前にきちんと理解させておくことが大切です。
3.嘘を見抜く
友人の家に泊まると言い、実は彼女の家に泊まっていたなんてこともあります。
嘘に気づいても頭ごなしに怒るのではなく、嘘をついた理由をしっかり聞くことが大切です。
嘘を見抜く力をつけ、健全な親子関係を築きましょう。
間違った関わり方
1.彼女について問い詰める
彼女について、むやみやたらに問い詰めることはやめましょう。
うっとうしいと思われ、心を閉ざされてしまいます。
2.理不尽に怒る
息子は何もしていないのに、理不尽に怒ることはやめましょう。
反抗心を芽生えさせ、喧嘩に繋がります。
3.からかう
彼女がいることをからかうのはやめましょう。
楽しいのはからかっている人だけで、息子は不快な思いをするだけです。
高校生の息子の恋愛にどこまで干渉をする?
彼女の名前、出身地など、基本的なことについては聞いても大丈夫ですが、メールや電話の内容、デートの行き先など、交際してからの行動について干渉することはやめましょう。
親子とはいえ、息子にもプライバシーはあります。
息子のプライバシーを尊重し、良い距離感を保ちながら気にかけてあげましょう。
高校生の息子が嫌う恋愛に関する親の言葉・行動は?
大切な息子とは、いつでも良い親子関係を築いていたいですよね。
大切だからこそ、腹が立って、つい怒ってしまったり、厳しい言葉を投げかけてしまったりすることもあるでしょう。
息子を大切にしたいのに嫌われてしまっては、元も子もありません。
息子が嫌がる言葉・行動は何なのでしょうか?
高校生の息子が嫌う恋愛に関する親の言葉・行動は?
言葉
1.「遊びなら別れなさい」
高校生はピュアで繊細です。
「彼女を大切にしよう」と、不器用ながら真面目に交際している人が多いです。
しかし、何かをきっかけに「あれ…なんか違うかも…」と思い葛藤することもあります。
そんな中こんな言葉を発するのは、息子の傷をえぐるのと同じです。
温かく見守ってあげましょう。
2.「勉強しないんだったら別れなさい」
高校生は学生ですから、もちろん勉強もしなければなりません。
しかし、高校時代の恋愛は、一生ものです。
一生に一度しかありません。
あなたも、高校時代の忘れられない恋はあるでしょう。
「別れなさい」と言う前に、恋愛と勉強を両立する方法を、親子で協力して考えていきましょう。
行動
1.メールを勝手に見る。電話を盗み聞きする。
さきほど述べたように、親子とはいえ、息子にもプライバシーはあります。
メールを勝手に見られたり、電話を盗み聞きされたら、親に対する信用を無くしてしまいます。
気になっても、それだけはやめましょう。
2.デートについていく
彼女とのデート。
息子はとても楽しみにしているでしょう。
二人だけの貴重な時間を楽しみたいはず。
親がついていってしまっては、親の目が気になり楽しめません。
デートが台無しです。
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