コールセンターは、音声のみで通信機器を用いて接客対応を行う現場であるからこそ、見えない感情や声のトーン、モチベーションなど、お客様に伝わる部分は様々あります。
コールセンターの電話対応にふさわしいスローガンは、対面していないお客様に対して問題を解決し、相手がカウンセリングしやすい環境を提供できるような、具体的なフレーズが良いでしょう。
今回、電話対応にふさわしいスローガンが見つからないと悩んでいる方に、スローガンを作るポイントやコツを分かり易くご紹介します。
キーワードとなる言葉も様々ご紹介していますので、ぜひスローガンを作る際の参考にしてみてください。
電話対応スローガンをつくろう!スローガンをつくるコツは?
まず、コールセンターのスローガンを作る理由について考えます。スローガンを作ることで、会社理念となる目指すべき在り方や、個人における目標のゴールを定めることができます。
スローガンには、「目的」と「対象」を明確にすることで、より現実的で的確なスローガンとなります。
コールセンターにおいては、対面していないお客様に対して音声によって接客を行う現場であるため、悩みを持って電話を掛けてくるお客様の要望や問題を解決する言わばカウンセリングのような役割を担っています。
そのため、「悩みを解決すること」がコールセンターの目的となり、「お客様」を対象とすることができます。
コールセンターのスローガンを作るコツは、この「目的」と「対象」を軸に、キーワードをつくることです。
また、音声で伝わる「声のトーン」や「声の表情」などにも意識をして電話対応をしていくことで、より質の高い接客を行うことができますので、声に現れやすい、モチベーションや表現力などをスローガンのキーワードにしても良いでしょう。
コールセンターの電話対応スローガンアイデア! 四字熟語編
コールセンターの電話対応にふさわしい四字熟語をご紹介します。
「明朗快活」
明るくはきはきとした様を表しているこの四字熟語は、声でサービスを届けるコールセンターの業務において基本的な動作を表しています。
例えば、聞こえにくい小さな声や、暗い声は相手にも悪い印象を与えてしまいがちですが、明るくはきはきとした声は聞き取りやすくて印象良く思われるでしょう。
主に音声対応の場合、表情やしぐさなどは視覚を通して相手に伝えることができませんが、「聴覚=声」を通してお客様に気持ちを伝えることができます。
電話口の印象をさらに良くしたい時や、明るい電話対応を心掛けたい時におすすめの四字熟語です。
「形影相同」
「誠心誠意」
心が正しければ行いも正しいという意味の四字熟語です。
「明朗快活」のように声の印象だけでなく、「形影相同」と「誠心誠意」においては、心の印象や有様も同様に聞き手へと伝達することを表現しています。
コールセンターで必要とされているスキルは、相手のニーズを引き出す聞く力や真摯な受け答えであり、お客様に寄り添う心があればさらに質の高い電話対応となります。
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