サービス業のスローガンづくりのポイントは相手の立場に立って考えることです。
今回は、スローガンをつくるメリットやサービス業にふさわしいスローガンを英語や四字熟語など様々な表現をご紹介します。
接客業におけるスローガンを探している経営者の方、スタッフの方、そして接客の仕事に悩み自分自身に目標を立てて行動をしていきたいと考えている方はぜひ読んでみてください。
接客目標スローガンをつくろう!スローガンをつくるコツは?
サービス業飲食店やホテル業界など、お客様と接する機会が多く、おもてなしをダイレクトに届けることができる素敵な業界です。
そのため、「相手の立場に立って考えられる接客」こそがお客様から頂く信用となり、リピートして利用して頂く決め手となるでしょう。
スローガン作りのポイントはお客様を迎えるための「念入りな準備」や「心地よいサービス」など、おもてなしの行動を軸に考えることです。
また、クレームや反省することなど様々な環境の中でも「明るさ」を忘れずに、人前で接客としての女優・男優のプロ意識を持ち続けて演じ続けることが成長する糧となります。
逆境に立たされたときにも使えるスローガンもご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
接客目標スローガンアイデア! 四字熟語編
サービス業にふさわしい四字熟語をご紹介します。
「用意周到」
「虚心坦懐」
「明鏡止水」
「用意周到」は丁寧に準備尽くされた状態と心遣いが隅々まで行き届く有様を表す言葉です。
お客様や共に働く仲間のために、思いやりを持って働く姿や、お客様がお店で過ごす貴重な時間のために十分な用意を行う、接客の基本姿勢を表しています。
「虚心担壊」「明鏡止水」は邪念のない澄み切った心を表しています。
謙虚な態度は必ず相手に伝わります。また、心に偏見や先入観を持ちながら接客していることがあれば表情や言葉に表さずとも見抜かれます。仲間やお客様への感謝の気持ちを忘れずに、謙虚な行動を目標にしたいときにおすすめの四字熟語です。
接客目標スローガンアイデア! 英語編
お次は英語で掲げる接客目標のスローガンです。英語のスローガンは、長すぎずコンパクトなフレーズで、リズミカルなものを選ぶと覚えやすくておすすめです。
例えば、「Keep smile !」。
クレームや昨日の残業で疲れている日もあるでしょう。しかし、お客様には関係のない事であり、私たちはサービスを楽しみに来店されている貴重な時間を精一杯おもてなしする義務があります。
つらい時でも笑顔でもてなす、おまじないのように使ってもよいでしょう。Keep Smileは接客業で大事な心構えを表しています。
お次は大手企業のスローガンです。「Make the most of now.」
こちらはVodafoneのスローガンです。「now」を「お客様が来店され、過ごしている貴重な時間」と置き換えることで、「今を大切にしよう」という訳もサービス業に置き換えることができます。
接客目標スローガンアイデア! おもしろい・ユニークな言葉編
最後はユニークでおもしろいアイデアをご紹介します。
「準備は念入りに!1秒の接客にかけて。」
おもてなしにかける準備をどれだけ念入りに行ったかによって、サービスを受ける相への印象は大きく変わります。もし、代わり映えの無い適当な接客をしていれば、相手は「また同じ話だ」「誰にでも言えそうな事」「私のこと考えてくれてない」と不信感を抱くでしょう。
ですので、相手の趣味や興味、拘っているものをよく考える接客は質の良い時間を提供することができます。接客によってより良い時間を築くことができるよう、準備を念入りに行いたい時にはぜひ使ってみてください。
「リラックス!心地よい空間づくりを」
「明るいムードをつくろう!お客様は自分の鏡。」
居心地の良い場所には再び来たくなるものです。社員の中でいがみ合いが起こっていたり、どんよりとしたムードはお客様にも伝わります。
居心地の良い空間づくりには、ムードが明るいということも大事ですし、相手にもリラックスしてもらえる環境を作ることも心がけたいです。
自分自身がリラックスした状態で会話をすると相手もリラックスをするように、気持ちは鏡のように伝わります。
ムードや雰囲気づくりに重視したフレーズが欲しい時にはおすすめの言葉です。
最後に
接客業におけるフレーズづくりのポイントは、下記3つのキーワードから派生して考えることです。
2、念入りなおもてなしの準備
3、心地よいムードづくり
社員のメンバーやお客様の立場に立って物事を考えると、テーマにすべきことが見つかります。
「用意周到」は念入りな準備を行う重要性を表すことができ、「Keep Smile」は社内の雰囲気がお客様に伝わりやすい接客業ならではの環境にふさわしいスローガンです。
「おもてなし」ひとつでも様々な角度からみることでアイデアが生まれてきますので、現状を変えたいと悩んでいる問題点や、自社の強みにしている事などをテーマに含めてみるのもおすすめです。
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