PR

人権作文の中学生向け例文!4枚・3枚での障害者の人権作文まとめ方!

中学で、人権作文の宿題が出てしまった…。

テーマは何にしよう、中身は?

いったい何から手をつけたらいいのかわかりませんよね。

でも大丈夫です!

今回は、人権作文の中でも身近なテーマである障害者についての人権作文の書き方を、4枚だったり3枚だったり、宿題で出た作文の枚数に合わせて、例文も出しながら説明していきます。

ぜひこれを参考に、大変な宿題を乗り切って下さい。

 

人権作文の中学生向け例文!障害者の人権作文の書き出しの例文は?

作文というのは、まず書き出さないと始まりませんよね。

でもなにもアイデアのない状態で書き出しなんて思いつきません。

そこで、書き出しの例文を書いてみました。

参考にしてみて下さい。

ある日ふと、エレベーターで気づきました。
点字ブロックの存在に。
私にはまったく何が書いてあるのかわからないけど、たぶん1階とか書いてあるんだろうななどと考えていました。
目が見えなくなったら、この点字ブロックを頼りに生活しないといけない。
そう考えた途端、私はとても怖くなりました。
目が見えないってどんな生活なんだろう。
エレベーターに乗るなんて怖くてできないと思うし、そもそも家から出られる気もしない。
ある日、私が電車を待っていると、真横に駅員さんがきました。
何かあったのかなと思いよく見ると、隣には車いすのお兄さんと板のようなものを持った駅員さん。
それと、多分お兄さんの知り合いの人。
電車が来ると、駅員さんは板を電車に橋渡しにして、車いすの人を電車に乗せていました。

このように、自分の身の回りで起きた、また起きそうなことから書き始めると、それをきっかけに障害者の人権について興味を持った、と続けやすいです。

また、書き出しの後について、参考になるサイトをご紹介します。

ただ、上記の文章もそうですが、ご紹介するサイトの文章も、パクリは絶対にしないで下さいね。

調べたらすぐにばれてしまいます。

うまく言葉や表現を変え、自分の本当の感想をいれたりして下さい。

 

【優秀賞】 障害者と人権について

 

「私たちが、できること」(人権作文コンテスト入賞作品)

 

人権作文の中学生向け例文!4枚のまとめ方・構成は?

人権作文を4枚も書かなくてはならなくなった。

そんな時、どんな構成で書いて、どうまとめたらいいのか、ご紹介していきます。

まず、おすすめの構成としては

  1. 体験(障害者について考えることになったきっかけ)
  2. その体験で気づいた、調べたこと(自分の感想と、インターネットなどで調べた、人権の意味など)
  3. 今の世の中のありかた(今、その人権は障害者の人にとってうまく機能しているのか。機能していない例としては、障害者の人が困っているところを見た、など)
  4. 世の中はこうなったらいい(障害者の人が差別されないためにはどうしたらいいか)
  5. まとめ(自分の主張。自分は障害者の人についてこれからこうしていきたい、変わらずこうする)

これらを書いていけば、作文はしっかり埋まります

最後に自分の主張を書いて、世の中の人みんなが同じ意識を持ってくれたらいい、とまとめましょう。

 

人権作文の中学生向け例文!3枚のまとめ方・構成は?

では3枚書かないといけない場合はどうするか。

構成としては、

  1. 体験(障害者について考えることになったきっかけ)
  2. その体験で気づいたこと(自分の感想)
  3. 世の中はこうなったらいい(障害者の人が差別されないためにはどうしたらいいか)
  4. まとめ(自分の主張。自分は障害者の人についてこれからこうしていきたい、変わらずこうする)

4枚のときより構成が少し減りました。

また、4枚の時の2.の部分には、人権について調べたことを書きますが、3枚の場合は、文字数がかなり足りない時以外は書かなくて大丈夫です。

まとめは4枚の時と同じで、これからどう障害者の人に接したいとか、障害者の人が困っていたら助けたいなど、自分の主張でまとめて下さい。

 

人権作文をスラスラ書くには?作文をスラスラ書くコツとは?

人権作文、ひいては作文をうまく書くコツがあったら便利ですよね。

コツとしては、起承転結を意識して下さい。

起承転結とは、

  • : 事実や出来事を述べる。
  • : 『起』で述べたことに関することを述べる。解説したり、それによって起こる問題点を述べたり、感想、意見を述べたりする。
  • : 『起承』とは関係のない別のことがらを持ち出す。
  • : 全体を関連づけてしめくくる。

 

脚本の構成から引用

という、物語を書くときの構成の仕方です。

例えば人権作文の場合、

起:障害者について、考えることになったきっかけ
承:人権とはどういうものか
転:障害者の人権は、どのようにして踏みにじられているか、差別されているか
結:踏みにじられない、差別されないために、自分たちはどうしたらいいのか

というように書いていくとわかりやすいです。

上記の、4枚の時の書き方、3枚の時の書き方も、これらをもとに順番を変えたりしてご紹介しました。

では作文を書くときはどうでしょうか?

人権作文を書くときは、何が起きて人権について考えたかを書き、しっかりと最後に自分の考えをまとめたほうがいいのですが、作文のテーマによっては違う書き方もできます。

実は、起承転結に一工夫すると面白いことが起きます。

普通の起承転結の文章が、

起:バナナはどれも同じ味。
承:バナナはこうしてできた。
転:みんなバナナを食べている。
結:バナナは美味しい。

こうだとすると、一工夫した文章は、

結:バナナは美味しい。
起:バナナはどれも同じ味。
承:バナナはこうしてできた。
転:みんなバナナを食べている。
結:バナナは美味しい。

こうなります。

を頭にも持ってくることで、このことについて、私はこう思う!

(結)なぜなら~(起以降)と書き、そしてまた最後にいつも通り、だから私はこう思う!(結)と締めます。

こうすると、自分の主張が更に強く伝わるだけでなく、文字数も稼げてしまいます。

いざとなったらこの方法も使ってみて下さい。

以下に参考になるサイトと書籍を紹介しておきます。

機会があったら是非見てみて下さい。

 

サイト

作文の神様が教える!目からウロコの作文の書き方マジック

 

書籍

中学生からの作文技術

 

13歳からの作文・小論文ノート

 

まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。

  • 書き出しの内容は自分の身の周りから
  • 4枚書くときは内容を5つにわけて考える
  • 3枚書くときは内容を4つにわけて考える
  • 作文を書くときの基本は起承転結

例文や参考サイトの文章を丸パクリは絶対にダメですが、うまく真似したり、自分の体験をいれてみたりして、オリジナルの人権作文を完成させて下さい。

一番大変なのは最初の一歩です。書き出しを参考に、まずはシャーペンを持って作文用紙に向かいましょう

人権作文が無事書き終わるよう、応援しています。

タイトルとURLをコピーしました