クラスメイトや友達からおばあちゃんが亡くなったんだ…と言われたら、あなたならどう答えますか?
「へぇ~…」じゃなんだかそっけない感じがするし。
「そうなんだ」だけだと関心が薄そうだし。
「お気のどくに…」って、なんか違う気がする。
身近な人が亡くなった人にはよく「ご愁傷さまです」と言葉かけをしますが、それだと自分らしくないというか、なんだかしっくりこない!と思う方もいるのではないでしょうか。
ここでは、友達のおばあちゃんが亡くなったときに友達にどんな言葉をかけたらいいのか、どんなことをしてあげられるのかという事をご紹介します。
おばあちゃんが亡くなったと友達から伝えられた。友達の心境は?
より身近で親しい人ほど、亡くなったときには驚きや悲しみがわいてきます。
時間がたつほど、いつもの日常にその人がいないという事が身に染みて感じてくることでしょう。
その友達にとっておばあちゃんという人がどんな立ち位置にいたのか、どんな関係だったのかによっても、友達が感じる感情は変わってきます。
まるで母親のような存在だったなら、その喪失感は言葉では表せないほどかもしれません。
ずっと以前から入院などしていたり、一緒に住んでいない場合は、おばあちゃんが亡くなったと知っても、その友達本人もどう感じたらいいのか分からないでいるかもしれません。
同じ死ということでも、感じ方はその人それぞれです。
そのため、第三者の友達が言葉をかける場合に、適切な言葉というものはその友達の事をよく知っている人でないと、かける言葉は悩ましいものになります。
友達とおばあちゃんとの関係はよく知らないけど、何か言葉をかけたいという方のために、状況別にかける言葉をお伝えします。
おばあちゃんが亡くなったと友達から対面で言われた時に友達にかける言葉は?
友達と実際に会っているときに、「おばあちゃんが死んじゃったんだ…」ということを告げられた場合に、どう答えたらいいのか例文を3つご紹介します。
例文1:かける言葉が見つからない場合
友達「おばあちゃんが亡くなったんだ。」
自分「え……(沈黙)そうなんだ。」
友達「……(無言)」
自分「……何か言いたいけど、なんて声かけていいか分からないや。」
実際に、なんて声をかけたらいいのか分からない場合は、そのままの気持ちを伝えましょう。
例文2:友達が話したそうな場合
友達「おばあちゃんが亡くなったんだ。」
自分「え!」
友達「ずっと老人ホームにいたから実感ないんだけどね。」
自分「そっかぁ…。」
友達「もう1年以上一緒に住んでなかったかな。」
自分「そっか…。死んじゃった理由とか聞いてもいいのかな。」
友達が話し続けていたら、聞き役に徹しましょう。
また、話しやすいように会話を持っていくのも手です。
例文3:友達がとても悲しんでいる場合
自分「なんだか元気ないね、どうしたの?」
友達「うん…おばあちゃんが、死んじゃったんだ。」
自分「え…」
友達「……(無言)」
自分「なんだか、私も悲しくなってきた…。」
この場合は無理に言葉にせず、自分も一緒に黙っていましょう。
友達が泣いていたら、気が済むまで泣かせてあげましょう。
時には、悲しむことも必要です。
あんまり悲しまないでとか、元気出して!と無暗に励ますと無理をしてこちらに気を使ってしまうかもしれません。
友達にこうしたほうがいいよと要求したり、説明するよりも、自分も悲しい気持ちになったとか、なんて言ったらいいか分からないなど、素直な気持ちを表現するようにしましょう。
おばあちゃんが亡くなったと友達からLINEやメールで言われた時に友達にかける言葉は?
直接会っているときに聞くのではなく、顔が見えない状態で文章だけで友達からおばあちゃんが亡くなったと聞いた場合にかける言葉の例文を3つ紹介します。
例文1:スタンプを使う場合
友達「うちのおばあちゃん、昨日亡くなったんだ。」
自分「え…」
友達「(悲しいスタンプ)」
自分「(悲しいスタンプ)」
自分「なんて言葉をかけたらいいか分からないから何も言えないけど…。何か言いたい。」
自分「何も言えない(汗)」
友達「大丈夫、ありがとう。」
スタンプを使う場合は、スタンプだけで終わらずに言葉も入れるようにしましょう。
例文2:何かあったら手伝うよと伝える
友達「おばあちゃんが死んじゃったの。」
自分「え!そうなの?」
友達「うん…」
自分「そっか…」
自分「なんて言ったらいいか分からないけど…、何か助けてほしいことがあったら言ってね。」
友達「うん、ありがとう」
例文3:落ち着いた頃に遊びに誘う
友達「おばあちゃん死んじゃったんだ。」
自分「え…!」
友達「急なことだったから、まだ現実味がない…。」
自分「急だったんだ…」
友達「うん」
自分「何もしてあげられないけど…落ち着いたらご飯でも食べに行こうよ。」
友達「うん」
遊びに行ったときに、おばあちゃんとの思い出話等の話題を振ってみましょう。
LINEでは顔が見えない分、相手の表情も読み取りづらいので、死因や相手の事情を深く掘り下げて聞くのは出来ればやめておきましょう。
相手が嫌がっていても気づかない場合もあるので要注意です。
おばあちゃんを亡くした友達にしてあげられることは?
その友達との関係によって変わりますが、友人関係が深くても浅めでも共通してしてあげられることがあります。
それは、亡くなった人に祈りをささげる黙祷です。
亡くなった友達のおばあちゃんが安心して旅立てるように、おばあちゃんを亡くした友達が元気に笑顔で過ごせるように、他にも、友達やおばあちゃんの幸せを願います。
ぜひ、その人を想って黙祷してあげてください。
まとめ
友達のおばあちゃんが亡くなったと伝えられた時にかける言葉は、状況やその友達との関係によっても違ってきます。
友達とおばあちゃんとの関係はよく知らないけど、何か言葉をかけたいという方のために、状況別にかける言葉のポイントをまとめます。
友達から直接伝えられた場合
- 素直な気持ちをそのまま言葉にする
- 友達が話したそうな場合は聞き役になる
- とても落ち込んでいるときなど、無理に励まそうとしたりしない
LINEで言われた場合
- スタンプだけの使用は避けて、言葉も送る
- 何か手伝うよと伝える
- 落ち着いたら遊びに行こうと誘う
直接言葉をかけなくても、故人や友達の幸せを祈ることが出来る
亡くなった人は、生前親しかった人に思い出してもらったり、思い出話をされると嬉しく思うそうです。
おばあちゃんが亡くなった友達が落ち着いた頃に、おばあちゃんとの思い出話を聞いてあげると、そのおばあちゃんも天国で喜んでくれるかもしれませんね。
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