無事に大学に合格し、一人暮らしを始めたり、バイトに明け暮れたり、彼氏ができたりと、大学生活をエンジョイしている人はたくさんいるでしょう。
大学って、自分の好きな講義を選ぶことができるし、自由な時間もたくさんあって、趣味や好きなことをするには、すごく恵まれた環境だと思います。
恋愛だって思いきり楽しむこともできますよね。
でも、学生のときの恋愛で注意しなければいけないことが「妊娠」です。
妊娠してしまったら、場合によっては出産、結婚などさまざまな問題がでてくるでしょう。
せっかく大学にはいったのに、いきなり「休学」なんてことになるのも嫌ですよね。
友達はどんどん進んでいってしまって、置いてけぼりのような寂しさも感じるかもしれません。
そこで、現在、大学生だけど、妊娠してしまったという女性にむけて、休学しないで出産は可能なのか、学生出産の実態などを紹介します。
これで、今かかえている不安な気持ちが軽くなるのではないかと思います。
学生出産の実態を知ることで、これからどう進んでいくべきかが見えてくるでしょう。
大学生で妊娠!休学しないで出産は可能?
休学とは、留学や個人の事情、家庭の問題など、さまざまな理由から、大学に在籍したままの状態で休むことができます。
妊娠したという理由で休学制度を利用することも可能です。
一般的な休学手続きは、大学に休学申請をして、大学側の審査を通過すれば、休学の許可がもらえます。休学届に休学の理由を書く必要があります。
病気など、休学理由によっては、それを証明できる書類の提出が必要になる場合もあります。
審査があるといっても、授業料などの未納があるなどの特別なことがなければ、だいたい休学の許可はおりると思います。
休学期間は大学にとって異なりますが、だいたい1年くらいです。
特別な理由がある場合にかぎり連続して2年まで休学ができるという大学もあります。
通っている大学の規定などをよく確認しましょう。
ちなみに、妊娠した場合は、休学をする人がほとんどのようです。
通学するだけでも大変なので、無理して万が一、流産などにでもなったら大変ですよね。
勉強はいつでもできますが、赤ちゃんと過ごす時間はかけがえのないものです。
もしも、休学せずに出産をしたいと考えている場合は、まわりの人のサポートは必須です。
ただし、通学しながらだと母体への負荷を考えると、おすすめしません。
休学して出産した人は、ほかのひとよりも勉強は遅れてしまったけど、休学してよかったと感じている人が多くいます。
やはり赤ちゃんと一緒にいる時間を優先したいという人が多いのでしょう。
大学生で妊娠・出産を決意するときに必要なことは?
親が反対している場合でも、病院によっては、保証人がいなくても出産できるところもなかにはあるでしょう。
しかし、出産するためには入院費などある程度費用がかかります。
自分たちでお金を用意できる場合は、親の許可がなくても出産できると思いますが、学生ということもあり、なかなかお金を準備するのがむずかしい人も多いでしょう。
やはり親の同意を得ていたほうが、いろいろな面で協力してもらえやすいので、心強いものです。
出産するときめたきっかけとは?
- おたがいに学生なので、経済的にも苦労するのがわかっていた。でも、産まなかったら、将来後悔するときが来ると思った。産まないで後悔するより、産んで苦労するほうを選びたいと思った。
- 彼に泣きながら「産んでほしい」といわれたこともあり、産む決意ができた。
- 自分が産みたいと思ったから
大学生で妊娠・出産をする場合に彼氏や相手との結婚は?
結婚はする?婚姻届を出すタイミングとは
出産をし、結婚することを決めた場合は、婚姻届はできるだけ早めに出したほうがいいでしょう。
子供が生まれるとざまざまな手続きが必要になったり、お金がかかったりと、準備で忙しくなります。
ただし、入籍するタイミングは人それぞれです。
特別な日にしたくて、あえてすぐに出さずに、自分たちの決めた日に合わせて入籍する人などもいます。
また、もうすぐ卒業などという状況では、卒業してから入籍したという人もいます。
大学生で妊娠・出産をするときに彼氏が行うべきサポートは?
彼女が出産するまで彼のサポートは不可欠です。
出産まで両親のいる実家にいるという場合は別ですが、彼とふたりでアパート暮らしなどをしている場合は、妊娠中の体に負荷がかからないように、彼氏が家事など身の回りの世話をしてあげることも不可欠になります。
また、産婦人科の定期健診などへ、必要に応じて彼も一緒に付き添ってもらうなどのサポートも必要になるでしょう。
学生結婚の生活の現実とは?
学生結婚のメリットについて
- 体力があるうちに子育てができる
- 守るべき家族ができると働く意欲がでてくる
- 好きな人と長い時間、人生をともに過ごすことができる
学生結婚のデメリットについて
- 経済力がない
- 人生の選択肢がせまくなる
- 独身の自由で楽しい時間を謳歌できなくなる
- 世間からの目が気になる
はじめは両親に猛反対されたけど、お腹が大きくなるにつれて、応援してくれるようになった、出産後にいろいろと手助けしてくれるようになったという意見がたくさんありました。
親は子供のことが心配なので、どうしても反対してしまうのはしかたないと思います。
反対するのも、子供に苦労してもらいたくない、幸せになってもらいたいという気持ちからうまれるものです。
自分の子供の幸せを望んでいない親などいません。
最後に
大学生で妊娠!休学しないで出産は可能?学生結婚や学生出産の実態のポイントまとめ!
- 妊娠で休学することは可能。1年間休学する人が多い。休学制度は大学によって若干異なるのでよく確認を。
- 大学生で出産する場合、親が反対していても産みたい場合は、保証人がいなくても出産できる病院を探そう。入院費など費用もかかるため、自分たちで支払い能力がない場合は、両親の援助は不可欠。
- 出産を決めたきっかけは、「彼氏にどうしても産んでほしいといわれた」「自分が産みたいと思った」「産まなかったら将来後悔すると思ったから」など。
- 結婚を決めた場合は、子供が生まれるとさまざまな手続きが必要になったり準備で忙しくなるので、早めに婚姻届を出すのがおすすめ。入籍のタイミングは特別な日に入籍をしたいという人もいたり、人によってさまざま。
- 出産までの間、彼とふたりで生活する場合は、母体に負担がかからないように家事や身の回りの世話を彼にサポートしてもらうのは必須。
- 学生結婚のメリットは、若いので体力のあるうちに子育てができる、好きな人と長く人生をともに過ごすことができる、デメリットは、経済力がない、人生の選択肢がせまくなる、独身の楽しみを謳歌できなくなる、世間体が気になるなど。
学生のうちに妊娠してしまい、休学などになってしまうと、ほかの友達においていかれるような気持ちにもなったり、休学せずに出産をしたいと考える人もいるでしょう。
でも、学生の間に休学して出産した人のほとんどは、休学してよかったと思っている人が多くいます。
「もし、休学していなかったら、自分には出産を乗り越えるのは無理だった」「出産を甘くみないほうがいい」という意見が多くあります。
安心して出産ができるような環境を作ることがいちばん大切だと思います。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、からだに無理な負担がかからないように、からだを大切にしてあげてくださいね。
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