小学校の運動会は学年も1~6学年まで幅広く、小さい1年生から、もうすぐ中学校へ上がる6年生まで、成長もひとしおに感じられるものではないでしょうか。
そんな運動会で児童により行われるのが開会と、閉会の言葉ですよね。
開会の言葉は今から運動会をがんばるぞ!と言ったモチベーションを上げるためのものでもありますが、閉会の言葉も、同じように行事を締めくくる大切なものです。
その児童代表に選ばれたとなれば、とても光栄なことですよね。
ですが同時に何を言えばいいのだろうと迷ってしまうのではないでしょうか?
全校生徒を代表して行うことですし、運動会という大行事、最後はキリッと締めたいですよね!
そこで今回は小学校の運動会の閉会式でどんな言葉を述べればいいのか、またその練習についてなどをご紹介したいと思います!
ぜひ参考にしてもらって、かっこよく運動会を締めくくってくださいね!
小学校の運動会で児童代表で閉会の言葉をやることになった!そもそも閉会の言葉とは?
運動会では開会の言葉をしたら、必ずと言っていいほど閉会の言葉も述べます。
どちらもなぜ必要かは、やはりきちんと宣言することによって、子供たちの気持ちを運動会にしっかり向けるため、気持ちを切り替えるためではないでしょうか。
閉会の言葉は、運動会が終わることを宣言します。
運動会は一種のお祭りのような気分にもなりませんか?
私も昔は運動会など行事の時には浮かれてしまっていました。
普段より開放的な気分になったりも。
閉会の宣言をすることで、運動会は終わりましたよ!という表明をします。
明日からはまた勉強など授業を頑張りましょうね、という切り替えにもなるのではないでしょうか。
ですから意識付けのためと、自主的に行うという意味でも、子供たち自身に言わせることが重要です。
そしてプログラムでは最後の方で行うのが一般的です。
すべてのプログラムが終わってから行いましょう。
学校にもよりますが校長先生の挨拶は、閉会の言葉の後に行うことが多いのではないでしょうか。
閉会の言葉までを聞いたうえで感想や保護者の方々への挨拶を述べてもらうと良いのでしょう。
小学校の運動会閉会式で観衆が感動する児童代表の姿とは?
せっかく閉会の言葉を述べるのですから、観衆を感動させる言葉も述べたいですよね。
開会の言葉と違うところは、その日1日の感想を取り込めるというところではないでしょうか。
その分アドリブも少し必要になってくるかもしれません。
やはり感動させるものとしては保護者の方々への感謝の気持ちです。
また、閉会の言葉を述べるのは6年生であることも多いもの。
小学校最後の運動会の感想を盛り込むことで、6年間の成長に、感動も増すことでしょう。
開会式の言葉と同様にはっきりと、聞いている人たちみんなに届くよう大きな声で行いましょう。
ハキハキとした口調で明るく元気に言うのがポイントです。
大きな声で練習を行うのであれば、放課後の学校のグラウンドや、近所に住宅のない公園が良いでしょう。
あまり自宅で大きな声を出すとご近所さんのご迷惑になってしまうかもしれません。
小学校の運動会閉会式、児童代表の言葉の例文は?
閉会の言葉に盛り込む内容としてよくあるものは次のようなものです。
- 何組が勝ったか
- どちらの組もみんなが頑張ったということ
- 運動会に対する感想
- みんなと力を合わせたこと
- 保護者や先生への感謝
このような内容を盛り込むことができれば良いでしょう。
長さはあまり長すぎると、覚えきれませんよね。
何人で行うかにもよりますが、1分~2分程度で話せる長さが良いでしょう。
1分でも話すとなると結構長い物だったりします。
1分間スピーチというものを学生時代させられたことがありますが、意外と文章にすると長いものが必要で、苦労した覚えがあります。
そこで具体的に基本となりそうな例文をご紹介します!
1年生は初めての運動会。
6年生は最後の運動会。
思い出に残る1日にできたでしょうか?
今日の運動会のために、ご協力くださった、先生の保護者の方々、ありがとうございます。
おかげで無事に運動会を行うことができました。
これで第〇会〇〇小学校の運動会を閉会します!
優勝した赤組のみなさんおめでとうございます。
白組のみなさんも、とても頑張りました。
どちらの組もみんなで力を合わせて戦うことができたと思います。
保護者の方々は今日のために応援に来てくださってありがとうございます。
お父さん、お母さんの応援のお陰で僕たちも力いっぱい頑張ることができました。
今日の経験をこれからの自分たちの力にしていきたいと思います。
これで〇〇年度〇〇小学校の運動会を閉会します!
みなさんは何が一番思い出に残っていますか?
私は、50m走で1位を取れたことがとても心に残りました。
私にとってはこれが小学校最後の運動会でした。
クラスや組のみんなと協力し、とても思い出に残る運動会になったことを嬉しく思います。
また、今日まで練習や準備を手伝ってくださった先生や保護者の方々にはとても感謝しています。
いつも私たちの成長を見守ってくださりありがとうございます。
この言葉を持ちまして〇〇年度〇〇小学校の運動会を閉会します。
このような言葉を盛り込むと聞いている人たちも共感できるのではないでしょうか。
さらに自分なりの思いやオリジナルな言葉を盛り込むとさらに良いですね。
【運動会おわりの言葉】
こちらはしっかり感想や感謝を述べられている閉会の言葉です。
もし当日にセリフが飛んでしまったらどうする?もし当日に休むことになってしまったら?
たくさん練習をしても、本番は観衆がたくさんいて緊張してしまうものです。
もしかしたら覚えていたセリフが飛んでしまうかもしれません。
アドリブで対応できれば素晴らしいですが、なかなか小学生には難しいですよね。
そんなときには今日の感想をメインに述べましょう。
体験したことですからきっと話せるはずです。
運動会で何が楽しかったか、何が思い出に残っているかを話しましょう。
また、一人でなく複数で行っている場合は、お友達が覚えていてくれることもあるので助けてもらいましょう。
それもまた助け合いや友情を学ぶ機会になるのではないでしょうか。
万が一体調を崩して休むようなことになってしまった場合にはどうするのが良いでしょう。
複数で行うことを予定していた場合には、代表の子たちに少しずつ割り振ってお願いしてみるのも一つの手です。
もし一人で行うことを想定していたのであれば、ピンチヒッターが必要になりますよね。
そんなときには物怖じしない、しっかりした子にお願いしてみましょう。
そして数人で行ってもらう様式に変更することで緊張も緩和されるので、そのような方法もおすすめです。
ですがどちらも当日突然行うものですので、トラブルはつきものです。
フォローできる体制は整えておいてあげましょう。
まとめ
- 閉会の言葉は、運動会が終わったという気持ちの切り替えのために行う
- 観衆を感動させるにはその日の感想や保護者の方々への感謝の言葉を盛り込む
- あまり長すぎると覚えられなくなってしまうので注意
- 万が一忘れてしまった時は感想を述べると良い
いかがでしたでしょうか?
運動会の1日を締めくくる重要な役割ですから子供たちは緊張もしてしまうと思います。
ですが保護者の方々にとって運動会は、子供たちの成長を目の当たりにできる嬉しい機会です。
思い出に残り、感動できるものにしたいですよね。
しっかりと締めの言葉を述べて運動会1日を締めくくりましょう!