小さいころ仲が良かった兄弟も大人になってまったく口を利かなくなった、連絡もとらなくなった、なんてこともよくある話です。
特にお金がからんでくると、仲の良さに亀裂が入ることも・・貸したのに返してもらえない!と困っている人もいます。
返済してほしいけど、距離感が近過ぎてどのように返済を迫ればいいのか分からない・・・と悩んでいませんか?
兄弟だからといって、返してもらえないと諦めてはいけません!あきらめる前に試してほしい方法がいくつかるんです!
ここでは、返済を迫る例文や法的手段、最後は縁を切ることまで考えている・・・という人に向けて、参考にしていただければと思います。
お金にルーズな兄弟・・・
同じ家庭環境で育ったのになぜ金銭感覚が違うのか考えたことはありませんか?
いくら同じような生活を送ってきたとはいえ、まったく同じ考え、性格の人間はできません。生まれ持った性格や周りの人間関係(友人や職場環境など)は違いますよね。
兄弟だから同じ考えというのは、なかなかありません。そして、物の考え方も人それぞれ違います。洋服1つとっても、安いものをたくさん持っていたいという人もいれば、高くても良いものを数種類持っていればいい人もいます。
このようにものの考え方も違えば、お金の使い方も違ってくるわけです。自分はきっちり管理できるのになぜ兄弟はあんなにルーズなんだろう?と思ったことはありませんか?
ルーズな兄弟をよく観察したことはありますか?お金のことに限らず、困っているときに必ず助けてくれる人が周りにいるはずです。
お父さんやお母さん、兄弟たちが、“困っているから助けなくちゃ“と、本人に代わって色々助けていたから、党の本人は”自分がやらなくても周りがやってくれる“”自分がやらなくてもなんとかなる“と勘違いし、どんどんルーズになっていってしまった。なんてことも・・・
また、お金にルーズな人は部屋も散らかりがち。自分の持ち物を把握しておらず、同じものを複数個所有していることも。買って満足してしまい、本当に必要な物なのかどうかが判断できていない状況です。
そのとき欲しいから買うという行為を繰り返した結果、無駄遣いも増え、物も増え、部屋が散らかるというわけです。もし、兄弟の部屋が散らかっていたら、要注意です。
兄弟に貸したお金が返ってこない!返済を迫る例文は?
兄弟間なら何でもいいやすい環境であるものの、近しい関係だからこそ、ルーズになっても良いと思われがち!いくら口で伝えてもダメならば、証拠として残るよう、LINEやメールで送るのも一つの手です。
いつ、どのように送ればいいのか、3つご紹介します。
1.いくら言っても返してくれない!思い立ったらすぐに送信!
証拠として残るようにLINEしたからね!○日までに返してくれなかったら親に言うから!絶対返して!
強気に出て絶対返済してほしいことを伝えましょう。
親を巻き込むのは申し訳ないと思うかもしれませんが、借りた兄弟も親に知られたくない、迷惑をかけたくないと思っているはず。親に言われる前に返済してもらえる可能性は高いでしょう。
2.貸してから1か月以上経過している。
もう1か月経つし、お給料も入ってくるはずだと思うのだけど、そろそろ返してもらえないかな?いつなら返せそう?
1か月経っていれば、次の給料が入ってきている、もしくはこれから入ってくるはずです。
お金がありそうなタイミングを狙って連絡しましょう。
ポイントは、責めるのではなく、いつ返せるか、相手に答えさせることです。自分で決めたことなら、約束をやぶることも少ないしょう。
3.会う約束をしている
よろしくね~
会う日が決まっていれば、返済してもらうチャンスです!事前に伝えて準備してもらいましょう。
返済の有無を言わせず当たり前という雰囲気で言い切ってしまいましょう。
そもそも兄弟でお金の貸し借りはあり?
兄弟間のお金の貸し借りは信頼関係が重要です。信頼関係がしっかり築けている兄弟であれば、貸し借りはありでしょう。
今まで助け合ってきた、困ったときには力になってくれた、など、重要な場面で手を差し伸べてくれる兄弟であれば、返済してもらえる確率は高いでしょう。
それでも、10万円を超えるようなお金の貸し借りは慎重に。もし、返済が難しい状況になったとしても、今まで助けてもらったから、という恩義であきらめがつく金額までにしておきましょう。
今まで関係が希薄だったのに突然お金を貸してほしいと言われた場合は、要注意!お金を借りる時だけ近寄ってくるような兄弟ならば、貸してもせいぜい1万円。返済してもらえないつもりで貸すことが前提になってくるでしょう。
そうならないよう、しっかり断ることもときには必要になってきます。
うまくはぐらかされたり、逆ギレされた場合の対処法は?
こちらから催促してもうまく言いくるめられてしまうこともあるでしょう。
兄弟間だと、ルーズになりがちなのもわかりますが、子供の頃と違い、お互い自立した大人です。しっかりと大人としての対応が必要になってきます。
貸したのになかなか返してくれない、催促したら逆ギレされた、なんてことになってしまった場合は、諦める前に第三者を交えて話し合うことが有効です。
だれか1人でも間に入ることで、お互い冷静になれます。1番適任なのは両親です。お互いの性格を一番わかっていると言ってもよいでしょう。もしくは、他の兄妹に力になってもらうのもよいでしょう。お互いのことをよく知っている共通の知り合いである必要があります。
あなたのお友達や兄弟側のお友達では、一方のことしか知らないので、話がよけいややこしくなってしまう可能性もあるので、やめておきましょう。
また、兄弟間ではルーズになりがちなのはよくあること。あげたつもりで貸すくらいの心持ちでいたほうがよいでしょう。1万円以上の要求をされるようならば、親に相談してほしいと伝えた方がよいでしょう。一度でも相手の要求に応えてしまうと、何度も続く恐れがありますので、お金のことに関しては慎重に!
お金を返さない兄弟を訴えることや縁を切ることは可能?
全然お金を返してもらえない場合、他人であれば法的手段も考えますよね?
兄弟だからと甘く見てきたところもあるけれど、まったく返済意思が見られない場合は、兄弟であっても訴えることは可能です。
訴えるとなると、弁護士とのやりとりが大変、お金がかかる、などのイメージがあるかもしれませんが、弁護士に依頼しなくても自分で解決できる方法がいくつかあります。まずは、お金がかからず、比較的手続きが簡単な3つの方法をご紹介します。
1 請求書の作成、内容証明郵便を送る
少し手間ではありますが、経済的負担は少なくてすみます。口頭で請求しても返済をしてもらえない場合は、請求書を作成し、渡しましょう。
書面にすることで証拠としても使えますし、相手にも本気で返済してほしいということを伝えることができます。手渡しや直接自宅の郵便受けに投函するのもよいですが、より本気度を訴えたい場合は、※「内容証明郵便」で送るとよいでしょう。
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