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保育園の夏祭りでする挨拶、具体的な内容と大切なポイントとは?

夏の夕方には、浴衣や甚平を着た小さな子どもと保護者の方を見ることがあります。自分に子どもが生まれて分かったのですが、保育園や幼稚園の夏祭りなのですね。

保育園のPTAや保護者会の会長になったあなたは、夏祭りの挨拶を頼まれて困ってこのページを開いたのだと思います。

いったい何を話せばいいのか、そのことで頭がいっぱいでしょう。この記事では保育園の夏祭りに適した挨拶の具体例をご紹介します。

しかし、挨拶で本当に大切なのは、文言ではありません。この記事の最後に挨拶で最も大切なことも書いていきます。

この記事が困っているあなたのお役に立てれば嬉しいです。

挨拶の組み立て

保育園の夏祭りの挨拶では、言うことの順番が大切です。まずは子どもに向けた話から。そして大人に向けた挨拶をしていきます。なぜこの順番なのか。子どもは集中力が短く、飽きると話を聞くことができなくなるからです。

以前我が子の幼稚園の参観日で、参加した保護者全員が、終わりに一言感想を言う機会がありました。私の順番は1番目、子どもたちはとても静かに聞いてくれました。

しかし、参加した保護者は40人ほど、半分の保護者が話すころには、子どもたちは隣の子とおしゃべりしたり、手をいじったり。ほとんど話が耳に入っていないようでした。

このように子どもは大人より集中力がありません。先に子どもへ向けたメッセージを話してしまいましょう。

子どもに向けた、始まりの挨拶具体例

「PTA会長(保護者会会長)の(名前)です。○○保育園のみなさん、こんにちは(こんばんは)。」で話を始めます。

「今日はみんなが待ちに待った夏祭りです(とうとうみんなが楽しみにしていた夏祭りが始まります)。」

「みんなは夏祭りのために○○を作ったり、○○の練習をがんばってきたと思います。」

「先生やお母さん、お父さんたちもみんなが楽しめる物を準備してきました。」

「夏祭りをみんなで楽しみましょう!」

大人に向けた、始まりの挨拶具体例

【主催がPTAの場合】

「先生方、職員の皆様には夏祭りのためにたくさんのご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。」

「PTA役員だけでなく、多くの保護者の方々にもご協力いただいて、夏祭りの日を迎えることができました。」

「大人も子どもも楽しんで、夏祭りを盛り上げていきましょう。」

【主催が保育園の場合】

「本日は子どもたちのために、このような楽しい場を準備してくださり、ありがとうございます。○○(子供の名前)は毎日「○○を作ったよ!○○を踊ったよ!」など報告してくれ、楽しみにしていました。」「PTAでは○○を用意しました。(PTAの出し物があれば)」「今日は大人も子どももみんなで夏祭りを楽しみましょう。」

子どもに向けた、終わりの挨拶具体例

「○○保育園のみんな、今日の夏祭りは楽しめましたか?おいしい物、食べましたか?」

「みんなが作った○○は、○○が工夫されていてとてもすてきでした。みんなの出し物は○○がすばらしくて感動しました。」

「今日の夏祭りのことを、お話ししたり、絵を描いたりしておうちでも楽しみましょう。」

大人に向けた、終わりの挨拶具体例

【主催がPTAの場合】

「ご参加くださった皆さまも楽しめましたでしょうか。スムーズな運営のために、ご協力くださりありがとうございました。」「また先生方、職員の皆さまのご協力のおかげで、無事に夏祭りが終わりました。先生方の○○、大人も子どもも楽しめました。」「スタッフとして参加くださった皆さま、皆さまのパワーがこの夏祭りを成功に導きました。皆さまと作り上げた夏祭りは、私にとって大切な経験になりました。ありがとうございました。」

【主催が保育園の場合】

「先生方、楽しい夏祭りをありがとうございました。参加した皆さまも楽しめたことと思います。子どもたちの○○の出し物は、我が子の成長を感じることができ、大変嬉しかったです。本当にありがとうございました。」

挨拶で最も大切なこと

夏祭りの挨拶で大切なのは長くだらだらと話さないことです。特に主催したり、準備に時間をかけた場合は、いろいろな思いを語りたくなってしまいます。

ですが、これから楽しむときに、楽しみ疲れてこれから帰ろうというときに、長い話は耳に入りません。夏祭りについての思い出は、打ち上げの場で語り合いましょう。

また、挨拶を聞いて最も長く記憶に残るのは、言った内容ではありません。態度や話し方から受けた印象です。内容は感謝さえ伝えられれば大丈夫です、それよりも与える印象に気を使いましょう。

夏祭りの挨拶ですから、楽しげで活気のある印象を持ってもらえるよう、語尾が小さくならないようにして、できれば声のトーンを少し上げましょう。言葉は一音一音はっきりと。

目線が下がらないように注意します。緊張するときは、子どもの顔を見ると和らぐと思います。自然と笑顔にもなれます。

まとめ

● 夏祭りの挨拶は内容より印象、楽しげで活気のある雰囲気を心がける
● 夏祭りの挨拶はとにかく短時間で
● 挨拶の順番はまず子どもから、その後大人へ向けて話す

夏祭りでPTAの代表がすべき挨拶は、感謝を伝えること、楽しい雰囲気を壊さないことだけといってもいいでしょう。文言を一言一句覚えるよりも、印象に気を使いましょう。具体的な注意点も書きましたので、あなたの参考になれば嬉しいです。

以上、保育園の夏祭りでする挨拶、具体的な内容と大切なポイントとは?でした。

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