一年の始まりは初詣、という方はたくさん神奈川の中でも多くのパワースポットがあるとされている横須賀。
せっかくなら、この新しい年の始まりをパワースポットとして人気の高い神社に初詣して、ご利益をしっかりゲットしちゃいましょう。
ここでは、横須賀市で初詣におすすめな・人気の神社や初詣の作法を分かり易く、ご紹介しています。
ぜひ、参考にしてください!!
横須賀市の初詣でおすすめ・人気のある神社3選!
その1.雷神社
平安時代の承平元年(931年)に創建され、地元では「かみなりじんじゃ」とも呼ばれていますが、祭神は火雷命(ほのいかづちのみこと)で「いかづちじんじゃ」が正式名です。
以前は築島(追浜町3丁目)にありましたが朝倉能登守が天正9年(1581年)に現在の場所に移しました。
鷹取山の峰から突然、稲妻と雷鳴が響き、12人の乙女たちがおこもりする築島に落雷しました。
雷は側の柏槙(ビクシャン)の木に落ちて、木は丸焦げになりましたが、乙女たちは傷一つ負いませんでした。
これが遷座の由来で、築島には御神木として柏槙の木が立っています。
横須賀市追浜本町
雷神社(いかづちじんじゃ)御祭神
火雷命(ほのいかづちのみこと)承平元年の創建。
永禄2年、築島の栢槙の大木に落雷あったが、12名の乙女の命は助かったと伝えられ、雷除け・災難除けの雷神社となったそうです。 pic.twitter.com/2eeFqov6Em— ぷる (@puru_nao) September 11, 2019
雷神社の御神木は樹齢500年を超す銀杏の大木で、垂れ下がる「乳頭」が安産や子育ての信仰となっています。
初詣は、1日午前零時から1時間半、お神酒と菜箸(長寿箸)を配布します。
追浜駅から徒歩5分ですが、神社は急な階段の上なので上り下りには注意が必要です。
- 所在地:横須賀市追浜本町1-9
- ご祭神:火雷命(ほのいかづちのみこと)
- ご利益:落雷、災害除け、水難除け、武運長久、勝運、諸願成就
その2.走水神社
走水神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)とその后、弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)をお祭りした神社で、伝説には東夷征討の命を受けた日本武尊がこの走水から上総へ渡るに際し、村民に「冠」を賜ったので、冠を石櫃に納めてその上に社殿を建て、尊を祭ったことが始まりと伝えられています。
渡海の際、海上が荒れ、今にも舟が沈みそうになったとき、海神の怒りであると考えた弟橘媛命は歌を残して、尊の代わりに海へ身を投じ風波を沈めました。
弟橘媛命はもともと旗山崎に橘神社として祭られていましたが、軍用地に買収されたため、明治四十二年、この神社に祭られることとなりました。
最近は、この弟橘媛命の崇高な行いにあやかり、女子力アップのパワースポットとしても注目されています。
初詣は、1日午前零時から2時間、御神酒を振舞い、一旦、終了後、日の出の時間から再開されます。
豚汁も振舞われます(無くなり次第終了)。
- 所在地:横須賀市走水2-12-5
- ご祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)、弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)
その3.東叶神社
浦賀の港を挟んで東と西の叶神社が向かい合っています。
勝海舟が太平洋横断前に、社務所の裏の井戸で水垢離をした後、明神山山頂で断食をしたと伝えられています。
拝殿前の狛犬は子供を抱いていて、右側の狛犬は乳を飲ませています。
また、狛犬は「阿」と「吽」で一対と言われますが、東叶神社の狛犬は左右とも口を閉じているように見えます。
一方、西叶神社の狛犬がどちらとも口を開いているように見えることから、東西で一対となっている説もあります。
願いが叶うことから、パワースポットとしても人気があり、西叶神社の勾玉を東叶神社のお守り袋に納めて身に付けていることで、縁結びのご利益があると言われています。
渡し舟が出ているので、東西合わせての参拝をぜひお勧めします。
初詣は、1日午前零時から2~3時間、甘酒が振舞われます。
- 所在地:横須賀市東浦賀2-21-25
- ご祭神:応神天皇(第十五代天皇)
そもそも初詣はなぜか行うの?
初詣に行くと、旧年の感謝をしたり、新年のお願い事をしたりするのが主ですが、これはそもそもは地域の神様に行う行事でした。
初詣の由来は、「年籠り」という行事から来ています。
年籠りは村や家の長が、その地域の氏神様を祭る社寺に大晦日の夜から元日の朝まで寝ずに籠る行事です。
これがやがて、大晦日の除夜詣と元日は朝に詣でる元日詣に分けられました。
江戸時代末期までは氏神、もしくは恵方の方角にある社寺に参拝するのが決まりでした。
現在は、鉄道の発達とともに氏神だけではなく有名で大きな神社など自由な参拝が主流です。
また、元日詣としての風習が残り、大正時代から初詣という言葉が使われるようになりました。
最近では、パワースポットなどの出現でさらに各地、自由に参拝するようになってきました。
自分の叶えたいことから、それを得意とする神様の祭られた神社を調べてお参りする、というスタイルもよく聞きます。
私たちは、そのシチュエーションに応じて、選ぶ時代へと変化しているのかもしれませんね。
初詣の作法は?お祈りの方法、お賽銭の相場、おみくじは?
参拝のご作法
- 鳥居やしめ柱をくぐる際は、一度立ち止まって軽い会釈をしてから入ります。
- 参道の真ん中は神様の通り道なので、なるべく真ん中は避けて歩きましょう。
- 手水舎で手や口を清めましょう。
- 神前では小さく一礼します。
- お賽銭を納めます。なるべくなら投げない方が好ましいです。額は願掛けに関係ありませんが、物欲を捨てる意味もあるのでお納めした方が良いでしょう。
- 鈴を鳴らす。静かな気持ちで一度だけ鳴らしましょう。
- 「二礼二拍手一礼」で拝殿しましょう。
- 願掛けします。二拍手の後の一礼の時に心の中で念じます。初めての参拝なら、必ず自身の名前と住所を名乗り、願い事は清い心でお願いしましょう。
- 最後に、静かに一礼して、次の参拝者の邪魔にならないように速やかに退去しましょう。
おみくじ
おみくじを引く場合は、自身の念を込めて引きます。
「吉」や「凶」の結果よりも、内容をよく読んで今の自分の悩みや願いのヒントにしましょう。
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