6月6日午前5時20分ごろ、横浜市営地下鉄「ブルーライン」の始発列車が、同市泉区の下飯田駅を出発した直後に脱線するという事故がありました。
乗客約130人にけがはなかった、ということですが最近は車両の事故も多いので交通手段も選ぶのに慎重になりますね。
では、どういった状況なのか詳しくみていきましょう。
横取り装置が横浜市営地下鉄ブルーライン脱線の原因?
横浜ブルーライン脱線 線路に工事用の装置放置 乗客歩いて避難 https://t.co/JjuYtjXh3a
— 毎日新聞ニュース速報 (@mainichijpnews) June 6, 2019
6日午前5時20分ごろ、横浜市営地下鉄ブルーライン湘南台駅発あざみ野駅行きの始発列車(6両編成)が、同市泉区の下飯田駅を発車して約150メートルの地点で脱線し、さらに約40メートル走行して停止した。神奈川県警泉署によると、乗客約130人にけがはなかった。国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官3人を現場に派遣し、原因を調べる。
横浜市交通局によると、6日未明に行った保守点検後、工事用車両を他の軌道上に移動させるための「可動横取り装置」(長さ約3・5メートル)を線路にそのまま放置したという。始発列車は時速約35キロで走行中、装置に乗りあげたとみられる。6両のうち先頭車両から5両目まで脱線した。運転士が衝撃を感知して停車し、乗客は下飯田駅まで線路上を歩いて避難した。
事故の影響で一時全線で運転を見合わせたが、午前6時40分ごろから泉区の踊場駅と青葉区のあざみ野駅間で折り返し運転を行っている。
交通局の城博俊局長は「シーサイドラインの事故とともに、公共交通に対する信頼を損なった。再発防止策をつくり、安全第一を徹底する」と述べた。
引用:毎日新聞
今回の事故は、保守点検時の人為的ミスによるもののようで、もし車両が横転していたら・・・と考えると、とても恐ろしいことです。
とにかく、今回はけが人などがなかったことが救いですね。
横取り装置の仕組みは?
横取り装置とは、工事用車両を他の軌道上に移動させるための装置で、本線レールに乗越し形式のレールを取り付けるようになっており、線路閉鎖などの手続きを手配してから取り付けられるものです。
この装置を置き忘れたため、それに乗り上げてしまい、今回の事故がおきたということです。
横浜市営地下鉄ブルーライン脱線
6日朝、横浜市で市営地下鉄のブルーラインの始発電車が脱線し、市営地下鉄によりますとブルーラインは今も、一部の区間で運転ができなくなっています。https://t.co/k4IpSHxd8M#nhk_news#nhk_video pic.twitter.com/3htebsh0ZJ— NHKニュース (@nhk_news) June 6, 2019
しかし、点検をした際にこんなものを置き忘れてしまうなんてことがあるのでしょうか?
点検に関しても一人で行っていたとは考えにくいので、点検を行ったすべての人で確認はしなかったのか、という疑問を抱いてしまうのはわたしだけではないと思います。
臨時列車やバスの運行情報は?
【ブルーライン】運行情報が変更されました。(12:00)12時00分現在【ブルーライン】下飯田駅で発生した脱線の影響により、湘南台駅〜踊場駅間で運転を見合わせております。詳細はhttps://t.co/JFlmvfZ7xm
— 横浜市交通局 (@yokohama_koutuu) June 6, 2019
6日朝、横浜市で、市営地下鉄のブルーラインの始発電車が脱線し、今も湘南台駅と踊場駅の間で運転ができなくなっているため、踊場駅とあざみ野駅の間で折り返し運転を行っている。今のところ、運転再開の見通しは立っていないという。https://t.co/xZBKFhtZiU
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) June 6, 2019
現在はこの脱線事故に伴い、横浜市交通局ではバス代行輸送を行っております。
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